孔子「女子と小人とは扱いがたし」←せや！昔の人の今だったら炎上する発言色々紹介したろ

三沢文也 @tm2501

孔子が 「女子と小人とは養い難し」（女性と徳のない人間とは、近づけると図に乗るし、遠ざければ怨むので、扱いにくいものである。） というかなりエグいこと言うてるのを見つけて、 「易占いしてる時も思ったけど、中国の古典に於ける女性の扱いめっちゃ酷い」 と思ったから、少し書かせて欲しい。

三沢文也 @tm2501

易の六十四卦を全部覚えているわけじゃないけど、自分が覚えてるだけでも、女性が出てくるものが３つある。 うち、２つはたいていの女の人が見たら気分悪くなりそうな内容で、 うち、１つは「専業主婦がー」「家内・奥様とか言うな」という人が見つけたら切れそうな内容なのです。 …はい。

三沢文也 @tm2501

１つ目が天風姤で、易では 「陰は女、陽は男を表す」 らしいので、一人の女が逆ハーレムな様子を描いた易…と言われてます。 女性が易占いした時には、実力を発揮できる運勢と言われております。 pic.twitter.com/zcbojUnlWW

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三沢文也 @tm2501

ところが、易占いは解説文が男前提過ぎて 「女は大変勝ち気である。このような女を妻に迎えてはならない」 「天風の女性とは男に命令を下し，従わせるような女性、つまり男を手玉にとるしたたかな女性 を意味 します。」 など、すげーことが書いてあります。 当然、男がこれを引いた時は、不運な易

三沢文也 @tm2501

２つ目が、「雷沢帰妹」という掛。 意味は「年下の押しかけ女房が嫁いでくる」というもので、占い的には 「女のほうが積極的に男のもとに押しかけていくことは正道とはいえず 凶。良いことはない」 とバッサリ。 順序がチグハグなことを言い表したもので、甘い誘惑などに飛びつかないように警告する掛

三沢文也 @tm2501

中国人的には ・うる星やつら ・瀬戸の花嫁 ・ToLOVEる 辺りの押しかけ女房モノはどうなんでしょうね？ 日本のオタクくんみたいに「空から女の子が」感覚で受け取るのか、 押しかけ女房モノの主人公みたいに「なんかヤバいのが来た」って感じになるのか…ちょっと気になる

三沢文也 @tm2501

最後が「風火家人」。 これは上下の３枚が同じ形だから 「男が働いて、女が家を守ってる」 バランスのいい形だそうです。 そのことを 「女性が貞節をもって家を治めるのが良い」 とか書いてしまうから、【言い方よ！】とツッコミたくなる内容で、易とは関係ないところにビビりました。 pic.twitter.com/D2nJqZKofU

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三沢文也 @tm2501

ここまで読んで 「昔の中国ヤベェ」 って思った人も多いと思うけど、正確には「古代やべぇ」です。 ソクラテスもソクラテスで 「とにかく結婚したまえ。良妻なら幸福になれるし、悪妻なら哲学者になれる」 と、フェミニストが読んだら二重の意味で発狂しそうなこと言うてます。 まぁ、これ惚気だけど

三沢文也 @tm2501

ソクラテスが貧乏で、哲学者とかいうよくわかんない仕事してたから、妻からガミガミ言われたり、乱暴されたり色々あったそうです。 それでソクラテスはなんやかんやついてきてくれる妻について弟子に 「悪妻だ（でもついてきてくれる人がいる）と哲学者になれる」 と言ってるところもあるのです

三沢文也 @tm2501

そして、調べてみたら仏教でも 「女人往生」 という【女は成仏できない】という思想があったのね。 浄土宗のページには 「女性蔑視がひどすぎて、浄土には女がいないとか書いてた」 とか紹介してます。…男子校は浄土だった？ jodoshuzensho.jp/daijiten/index…