RTP03:女川第一中の阿部一彦先生をお呼びした回

2011年12月10日に開催されたトークイベント(RTP03)のまとめです。希望のえんぴつプロジェクト(http://kibounoenpitsu.jp/)で有名な女川第一中の阿部一彦教諭をお呼びしてお話していただきました。 ※「RELATION relayTalk Project」(リレーションリレートークプロジェクト:略称RTP)では、東日本大震災の「いま」を多様な視点から見つめ、私たちにできることを継続的に考える webに記事を掲載しています。イベントの案内申し込みもこちらから→ http://relationrelaytalk.info/
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次回のRTPトークイベント、12/10(土)にて確定しました。女川中学校の阿部一彦先生をゲストにお迎えして。「希望のえんぴつプロジェクト(http://t.co/Fd8lzTKC)」を立ち上げられた方。詳細など再度ご案内いたします。ジュンバタがダメなので、会場探し中…。

2011-11-20 10:46:39
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リレーションリレートーク(RTP)トークイベント03:12/10 15時〜「被災した子どもたちのいま」。宮城県の女川第一中学校教諭、阿部一彦先生をゲストに。詳細はこちら→ http://t.co/Yv5BxOij 激近日程でのご案内ですみません。きてね。

2011-12-05 19:22:37
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はじまりました! リレーションリレートーク(RTP)トークイベント03:12/10 15時〜「被災した子どもたちのいま」。宮城県の女川第一中学校教諭、阿部一彦先生をゲストに。

2011-12-10 15:02:56
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阿部先生のご実家は牡鹿半島のカキ養殖農家。日本語は苦手とのこと(笑)

2011-12-10 15:10:00
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あなたにとって一番の宝物は?―家族かな?と思っていた。でも震災を受けて、子供が一番大事だと始めて思った。

2011-12-10 15:11:50
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4/8に学校を再開するのは大成功。人口の1割が亡くなって1割がよそにいったけど、場所によっては5割流出しているところもある。子供の力。「山の上から子供たちの声が降ってくる。俺たちの力はこれですよね。」といわれて、泣いた。

2011-12-10 15:15:40
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女川の案内。宮城県では交付金を受けない財政的に豊かな町。

2011-12-10 15:17:56
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防波堤が津波を止めた。女川は大丈夫という話があった。低いところに人口の8割が住んでいた。ところが津波は38メートル。山を越えて向こうの石巻市万の浦まで到達した。

2011-12-10 15:19:33
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11日は卒業式の一日前。準備をしていた。当時雪が降っていた。生徒は校庭にあったビニールシートをかぶっていた。一通り確認を終えた後で、「大きな津波がくるな」と思った。

2011-12-10 15:21:34
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通学する生徒がいるバス停を見に行った。「学校にあがれ」といった。駅にいるはずの友達がいるからと泣く小学生。自分が見にいった。そしたら誰もいない。しばらく探して、「みんな非難したんだ」と思った。それで中学校に戻った。

2011-12-10 15:25:10
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パニックになるから知らせなかった。けど、生徒が気づいた。高速道路を走るように駅にいるはずの列車がぴゅーっと流れていった。

2011-12-10 15:28:52
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目の前にいる人の命を救えなかった。「娘をお願いします」「わかりました」そのあと親を助けに行って津波に飲まれてしまったお母さん。

2011-12-10 15:33:11
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家が無いとわかっているから、学校に来るしか方法がない。駅の建物の4階で水につかりながらかろうじて助かった生徒も。

2011-12-10 15:35:05
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19日、23日、29日。卒業式、終了式、離任式。生徒は泣かない。泣けないんです。30~40分かけて歩いてくる。来ていいよとしてたらみんな来る。みんな話してることは近所の人が亡くなったこととか。それでも学校に来ている。だから泣けない。

2011-12-10 15:39:23
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どうやって4月8日に学校をはじめるの?えんぴつも教材もない。ガソリンがないから買いにもいけない。どうしようか。普段は使わない携帯。マスコミで同じ人が何回も電話をかけてきていた。そこで、その人に鉛筆を送ってくれといった。

2011-12-10 15:45:17
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教員で何をやろうか話し合った。子供がいるなら学校はできる。一方、学用品のほうは三重の知り合いのNPOがきっかけ。7日夜にはじめて宅急便の営業所に支援物資が届いた。

2011-12-10 15:50:21
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twitterってポッキーの仲間ですか?そんなところから支援の呼びかけをはじめた。いろんな関係から支援が。

2011-12-10 15:53:07
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宇宙に上がった絵。絵がうまい生徒に3時間で絵を描いてもらった。瓦礫を眺める5人の子供。次は俳句作ってくれと。最初は断った。5月にまた連絡がきて、国語の先生と考えた末にやった。「この絵は大人のために書いてくれたんだ、そう思う。これを言葉でやってくれ。」

2011-12-10 16:01:39
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みんな俳句を書いた。選ればれたのが「見上げれば、がれきの上に こいのぼり」その後は修学旅行でお世話になったところを回ったり、2年生20人が三重にホームステイしたり。

2011-12-10 16:06:42
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「岩手にはひとりも亡くならなかった学校がある」に泣いた生徒。みんなが逃がしてくれたからこんだけ助かったんだって。亡くなった生徒が出たからって大人がだめだってことにはならない。くやしいと。

2011-12-10 16:12:49
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10月にテレビで紹介されたときの映像。瓦礫をながめる手をつないだ子供の絵葉書。

2011-12-10 16:14:49
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瓦礫ではない。あれを見るとみんな家を思い出す。

2011-12-10 16:15:23
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電通の協賛で、文化祭に向けて、ClipCMを作る授業をやった。

2011-12-10 16:23:09
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津波に強いまちを作るにはという授業で、ここの生徒だから出てきた意見。逃げなかった人がいた。そういう人を助けようとしてなくなった人がいた。

2011-12-10 16:27:55
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100年とかだけではない。1000年後まで伝えるためには、何ができる?

2011-12-10 16:29:43