(続)「インデックス」VS「ブルーオーシャン」 どっちに進むべき? ――「インデックス全振り」か、「自己投資」にもリソースを割くか?
twitter.com/sirouto/status… 今日も、「インデックス」と「ブルーオーシャン」の違いについて、考察していきます。
2024-04-06 23:17:03togetter.com/li/2344181 「インデックス」VS「ブルーオーシャン」 どっちに進むべき? 多数派はつねに有利? テンプレ、ロボット、観光立国(Togetter まとめ)
2024-04-05 00:10:06金融工学/ファイナンスの分野では、「インデックス」が最強という考え方がある。一方、経営学/マーケティングの分野では、「ブルーオーシャン」という考え方がある。なぜ、両者の違いが生まれてくるのか?
2024-04-06 23:19:40結論から先に言うと、「(完全)自由競争」が成立するかどうかの違い。「(超過)利潤」が生まれるのは、いろいろな条件によって、競争が不完全だから。情報が不完全だとか、市場が非効率的だとか。どういうことか?
2024-04-06 23:22:57「株式市場」においては、どの株も自由に買えるので、儲かる株は買われていき、利潤は平準化していく。もし、売上や利益が大きく、株価の上昇や配当も大きい企業があれば、市場で買われていき、1株あたりの利益は薄まり、割安から割高になっていくから。
2024-04-06 23:29:58分かりやすくイメージで言うと、道に千円や一万円のお札が落ちていれば、誰かが拾うので、そうそう拾えない。バーゲンセールでも格安品は残らない。それと同じで、極端に儲かる株はなく、手数料の安い「インデックス・ファンド」への投資が最善だろう、というのが「インデックス」投資の考え方。
2024-04-06 23:32:56一方、「ブルーオーシャン」戦略の考え方は、まだ競争が起きていない分野を開拓すれば、利益を独占/寡占できるから、大儲けできる可能性があるという考え。それが可能になるのは、普通の商品の市場は、金融市場ほど効率化されていないから。
2024-04-06 23:34:50nikkei.com/article/DGXZQO… 「観光」で言うと、ニセコのバイトの時給が2千円あるらしい。資源の移動が自由だと、この差額は消失する。もしたとえば、「人工雪」の技術が進み、世界中でニセコと同等の雪質が実現できれば、観光需要が減る。また、大型ドローンで通勤できれば、労働供給が増えるから。
2024-04-06 23:39:41sbbit.jp/article/cont1/… 企業のAI投資「急拡大」で72兆円市場へ(ビジネス+IT) 現在、「ブルーオーシャン」として最有力なのが、「AI」市場だろう。兆円単位で、急速に投資が拡大している。個人単位でも、AIを利用した起業や副業が、今後増えてくるかもしれない。
2024-04-06 23:47:54ところで、「インデックス投資につぎ込むのと、自己投資に回すのでは、どちらが有益か」という疑問を、ネットでよく見かける。これも「インデックス」か、「ブルーオーシャン」か、という問題の派生形だと、私は捉えている。
2024-04-06 23:51:33これは「ケースバイケース」と言えばそれまでだが、ひとつの目安としては、「他人がマネできない、スキルやブランドなどの、無形資産を形成できるかどうか」だと思う。できるなら自己投資、できないならインデックス投資、に多めに振り分ければいい。
2024-04-06 23:54:17ただ、それは「結果論」では、という疑問もあるかもしれない。億万長者になった成功者が、事後的に振り返って、「自己投資」しておいて良かったと思うだけで、事前に成功するかどうか、見分けられないのではと。
2024-04-07 00:13:10一理ある。では、「インデックス全振り」が正解なのだろうか? じつは最大公約数的には、そうかもしれない。が、それでは夢がない、と考える人のために、あえて自己投資側に立つとしたら、どうすればいいか?
2024-04-07 00:18:54「趣味と実益を兼ねる」という言い方があるけれど、何かの趣味の範囲内で試行錯誤を繰り返し、お金になりそうなら副業にして、さらに稼げれば本業にする……という、「小さく生んで、大きく育てる」という手はあるかもしれない。
2024-04-07 00:21:27nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/17… 猫好き用BBSに“猫耳”好きが集まってしまい方針転換 「DLsite」の謎すぎる経歴、代表に聞く 年の売上が200~300億円くらいある「DLsite」も、最初は愛猫家の掲示板から出発したらしい。趣味から始めるというのは、ニッチから入ることでもあるので、意外と有効な手段。
2024-04-07 00:27:33さて、内容的にも時間的にも、キリが良いので、終わりにします。前回と今回は、やや地味な話でした。ただ、時事問題の方が反応は多いけど、批判コメントがストレスにもなるので、マイペースで行きたい気もします。それでは、お読みくださった方、ありがとうございました。
2024-04-07 00:34:22