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『魔性の子』で広瀬と高里が語り合う「ロライマ山」
シリーズ累計1280万部突破の大人気シリーズ「十二国記」は、1991年刊行の『魔性の子』から日本のファンタジー界に衝撃を与えた物語。多くの読者に読み継がれてきたシリーズの新作が、2019年10月11月、18年ぶりに刊行されました。 スケジュールなどの最新情報は、公式サイトとTwitterにて随時お知らせします。
『魔性の子』書影をアップ! 21年ぶりに新装版となる『魔性の子』は、初めて挿絵が収められます。主人公・高里の表情や仕草に、そして圧巻のラストに震えます。初めて目の当たりにする衝撃は、新鮮なはずです。shinchosha.co.jp/12kokuki/log/1… pic.twitter.com/ml05IGwA
2012-06-05 23:10:32[こんなに違う、『魔性の子』の新旧バージョン]旧バージョンは1991年の初版本で新潮文庫内レーベルの「ファンタジーノベル・シリーズ」から刊行されました。当初はシリーズとして発表する予定はなく、モダンホラーとしての趣が印象深い作品でした。 pic.twitter.com/4rRJwTP3
2012-06-22 18:52:24高里のセリフについて
『魔性の子』の最後に高里が広瀬に叫ぶ「─山に……ってください」って、あの状況から考えて、波が来そうで危ないから高い所へ避難してくださいって意味だと思うけれど、ひょっとしたら作品的には、高里が現実の延長線上に唯一見つけた望みであるロライマ山のイメージともうっすら重なってるのかな。
2024-04-07 22:53:03何で分かんねぇのって言いたいというより「え?そんなに伝わってない?このラストシーンの広高のエモい絆の再構築、そんなに読者に伝わってないの?」って悲しみというか 魔性の子の読後感が悪いという方は、広瀬と高里くんが最後の最後にちゃんと心通わせてるとこを見逃してるのではと
2024-04-08 00:09:05本物(高里)と偽物(広瀬)って隔絶を突きつけられた絶望では終わってないのです、魔性の子は 高里くんがロライマの夢を広瀬に託したから、広瀬は再び生に向かって走り出すことができた 後藤に描いてもらった広瀬の帰りたい世界の絵は燃えたけど、高里くんのの描いたスケッチブックは残ってる
2024-04-08 00:39:23広瀬はその後の人生大いに狂ったろうけど、現実の中で頑張る拠り所は手に入れた 高里くん側のあの時の心境は、白銀3巻193頁で明かされるけど、高里くんは広瀬が日本で生き抜く強さを持ってると信じてるのよね それだけの欲望があるというか そしてその「強さ」を自分に課して、事に及ぶわけで……
2024-04-08 00:57:43それはそれとして人はいっぱい死ぬから、魔性の子はそれがやりきれない、辛いというのはある でも泰麒が白銀であそこまで無茶をしたのは、できたのは、この犠牲と広瀬の存在があってこそというのがね……私にはすっごい刺さる
2024-04-08 02:46:23東日本大震災を経て津波避難のイメージがついた?
@yukionka20 私もそう読みましたし、文脈からしてそうだと思います。東日本大震災の後の初読では違う発想が出てくるんでしょうか🤔
2024-04-08 09:20:12@mirkwood513 私も最後まで読んだのは白銀発売後なのですが住んでいる地域とかもあるのか……。実際の災害のインパクトによっては捉え方変わっちゃう場合もあるのかもですね……🤔
2024-04-08 09:58:57@_yu_yu_yu_ki_ 私もどちらの意味も含んでるのかなと思ってました……! 「ロライマへの夢を託した=広瀬がこれから現世で生きる原動力になる」と「海から帰っていく高里と山に逃げて現世に留まり続ける広瀬の視覚的対比」なのかなぁ、と……🤔
2024-04-08 14:39:52@_yu_yu_yu_ki_ どちらにしても、高里が広瀬の現世での生存を願って広瀬が頷いたことには変わりないのでどっちもだと思っててもいいような気がします……けど……
2024-04-08 14:45:09@mutsuki__ss こう、水が来るから山へ行かないと、の方がメインだと思っていて…高里が帰る場所を思い出し、ロライマに行く必要が無くなった時点で広瀬にそれほどロライマに対する執着や夢というのはなかったのかなと…思っていました…それでも現実に生きている限り1度は夢見たロライマへ行くことはできるのだから
2024-04-08 18:17:11@mutsuki__ss うまく聞き取れない中で夢を託された、という形を取れば生きる気力にもなる…という捉え方をしていました…追ってくるもの(どこか、なんてなかったという絶望やそれに縋っていた羞恥)から逃げて山へ、という感じです… ありがとうございます確かにそうですよね…!
2024-04-08 18:22:34