- elizabethoage
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@yukionka20 ラストシーンのちょっと前に避難してくださいみたいな会話があったような気がするので、広瀬がちゃんと日本で生きることと、ただの人としての自分の夢も託したんだと思ってます。泰麒が高里要と決別して、麒麟としての己に戻っていくために必要な儀式だったのだなと。
2024-04-08 19:48:54@yama_kawa_numa 私も広瀬に目的を与えるのと、蓬萊と決別するにあたり人としての高里要を最後に託したんですねという解釈でした。最初に読んだほうがいい派も多いですけどその後を知ってると色々考えながら読めますね🥰
2024-04-08 20:08:48@_yu_yu_yu_ki_ なるほど〜! 私は結構視覚的イメージが強くて、単純に「僕は海へ、貴方は山へ」みたいな分かたれる二人のイメージだったんですよね…🤔 その「山」に「逃げて生き延びる」という意味と「ロライマの夢」という意味が込められてる、みたいな 読解も色々ですね!おもしろい!
2024-04-08 21:06:02@yukionka20 RP有難うございます☺波と、その前に高里が背後を差している事から近くに山があるのかと思い、かつ読者にはロライマを想起させるよう掛けているのかと思ってしまったのですが、その発言の前後で広瀬の気持ちが変わっているので、仰る通りロライマに直接言及し生きる希望を思い出させたのだと思います!
2024-04-08 21:27:32私、波が迫っている一刻を争う状況と直前に高里が背後を指していることから高里が実際に言ったのは山に避難してということで、読者にはロライマが見えるのかと思ってしまったけれど、この発言後に突然広瀬に気力が湧いているのでRPしてくださった方の仰る通りきっと直接ロライマのこと叫んだんですね☺ x.com/mi75408459/sta…
2024-04-08 21:38:25『魔性の子』の最後に高里が広瀬に叫ぶ「─山に……ってください」って、あの状況から考えて、波が来そうで危ないから高い所へ避難してくださいって意味だと思うけれど、ひょっとしたら作品的には、高里が現実の延長線上に唯一見つけた望みであるロライマ山のイメージともうっすら重なってるのかな。
2024-04-07 22:53:03「山に逃げろ」だと思っていた、津波が来る土地育ちです。まだ読み込みが足りないせいもあるだろうけど、初読のときも白銀キッカケで読み直したときもそう読んでました。マンションに逃げろと言っているけど、避難先を複数あげるのは変なことじゃないし……。rt
2024-04-08 23:01:05とにかく生きててほしい、自分というものに巻き込まれて死んでほしくないという泰麒の願いなのだと感じてた。泰麒が麒麟であることを考えると、最初から避難先としていちばん理想的な場所を指示するのが自然だろうし、
2024-04-08 23:01:05人様のツイートで「ふたりでロライマの空想を広げたあのシーンに繋がるのか!」って気づいたとき、心に泉が湧き出てきたような感じがあった(これがエモさというやつか)
2024-04-08 23:01:05自分がまだ広瀬の喪失感とか置いていくのかとかあのラストをどう受け止めればいいのか掴み切れてなくて、全体的に『魔性の子』をきちんと読めてない感じがある。
2024-04-08 23:01:06RT 私も初読時(10代)は「やまにいってください…?ああ、高いとこに避難してってこと…?」と解釈してて、でも最後にかける言葉にしてはちょっと…と微妙な違和感を感じてたんだけど、何年かして再読したときに「は!これロライマ山って言ってるんか!!」
2024-04-08 23:33:17@mi75408459 私も一度読んだだけで今再読中なのですが、他の方の読み方が色々あるのでとても楽しいです🤗なるほど仕草と合わせると実際の避難とロライマ行きを託すのと同時に示したかもかもしれませんね!
2024-04-08 23:41:12@yukionka20 その前にも「高い所へ」と言っていて私はすっかり暗示にかかっていたのですが、生死すらどうでも良かったのにその言葉で急に力が湧いているので、やはり高里がロライマのことを言ったか、少なくとも広瀬にはそれを思い出させたし高里も心の中で生きていつかあの山へと叫んでいたのだと思いました☺
2024-04-08 23:55:14数十年後、広瀬も寿命を使い果たしただろう時が経ってから蓬莱ロライマ山に来てみた泰麒がぼろぼろになって残っていた黄色い傘を見つける妄想なら何度かしている
2024-04-09 00:52:25「――山に…ってください」 って、初めて読んだときから当たり前に「ロライマ山に行ってください」の「ロライマ」が風雨で掻き消された表現の「――」だと思って疑う余地も無かったんだけど、そうか、確かに今の私は「津波が来るから山に行ってください」でもおかしくないと感じる 正直なところこれは
2024-04-09 02:23:19ひがしにほんだいしんさいを経たかどうかの違いなんじゃないだろうか あの頃の私、津波が来ると聞いても頭の中でその後の広瀬先生、十時先生のマンションに帰ってたわ 津波が来るから山に行かなきゃってイメージ無かった 震災後に初めて魔性の子を読んだ人が「津波」に強く引っ張られるのは分かる
2024-04-09 02:28:20でも筆者も読者もその当時(ひがしにほんだいしんさい前まで)、そこまで津波を意識して無かったと思う つなみという曲が大ヒットするくらい、ここまでのものだという意識無かった というわけで当時はロライマ山のことを言っている以外には全く思わなかったし、多分それが正解だと思う
2024-04-09 02:30:58公式では
魔性の子ドラマCDの方では、はっきり「ロライマ山へ行ってください」と台詞になってますね x.com/monmon_kokki/s…
2024-04-09 04:50:21最も重要な言葉を、記述しないことで強烈に閃光させるような原作の形式の方が好きだけど、音声メディアでは難しいだろうし、あれはあれで良かったなあ
2024-04-09 04:53:25