第４回GA文庫大賞（後期）選考に関する編集部のみなさんのつぶやき

みっひー（GA文庫） @GA_mihhy

一作品一作品、心して読ませていただきます☆

みっひー（GA文庫） @GA_mihhy

それでは！

編集Ｔ（ＧＡ文庫編集部） @GA_hensyu_T

西部劇＋ちょっとSF？　ラノベではめずらしい舞台設定で着眼点は面白い。しかしメインのキャラが完全に脇のキャラに食われているのが気になるところ。これだったらむしろこっちサイドを主人公にした方がすっきりしたのでは？　エピソードの配置も若干単調で要改善。頑張りましょう。

編集Ｔ（ＧＡ文庫編集部） @GA_hensyu_T

死にたがり少年のボーイ・ミーツ・ガール。いろいろと詰めの甘い部分はあるものの、キャラは活き活きと動いてるし、会話も楽しいし、これはありなんじゃないかなあ。

編集Ｔ（ＧＡ文庫編集部） @GA_hensyu_T

部活もの。日常系ではなく実践（一部実戦？）系。全体的に手堅くまとまっているものの、キャラが類型的すぎるのがちょっと辛いところ。部長さんのキャラは面白かったですが、それで一点突破するほどの破壊力はなかったですし……。あとエピソードの解決に伴う無理矢理感もちょっとあれかなあ……。

編集Ｔ（ＧＡ文庫編集部） @GA_hensyu_T

傍若無人かつ傲岸不遜なヒロインに巻き込まれる系。それもわりと国家規模な陰謀に……。でもだいたい学園内で処理できてしまうのがラノベのいいところですよね！　ただこのヒロインはアクが強すぎてちょっと辛いかも……。根本の行動原理がアレなので、バランス調整でどうにかなるとは思えない……。

編集Ｔ（ＧＡ文庫編集部） @GA_hensyu_T

「言葉」を偏愛する少年。「言葉」を生かし、「言葉」を操り、そして「言葉」を殺す戦い。同じ能力を持つ少女との邂逅。誰が「彼女」と「言葉」が少年を裏切らないと、言いきることができるのだろう……。まだ荒い部分が目立つものの、中二バトルものとしてはぐっとくるポイントがあってGJな感じ。

編集Ｔ（ＧＡ文庫編集部） @GA_hensyu_T

　学園ＳＦ物。設定もキャラもかっちりしているものの、かっちりし過ぎていて新味がないのが惜しいところ。文章は端正な仕上がりなのですいすい読めるのですが……。キャラをはっちゃけさせることができるのならばいけるかも。

編集Ｔ（ＧＡ文庫編集部） @GA_hensyu_T

いわゆるバディもの。泥臭い捜査過程や、悲哀を感じさせるほろ苦いラストは嫌いじゃないです。いえ、結構好きです。でもメインキャラの平均年齢が30代後半というのはやはり敷居が高いのではないでしょうか……。いえ、結構好きなんですが……。「好き」と「商売」は違うので……。

編集Ｔ（ＧＡ文庫編集部） @GA_hensyu_T

異能が普通に存在する世界。そしてその異能が余すところなく１０代のリビドーを満たす為だけに使いまくられるという清々しい展開。ここまでやってくれれば天晴れという感じです。一番活躍するのが実は異能を持っていない主人公というのもなかなか小気味良い設定。女の子サイドも頑張ってますしＧＪ！

編集Ｔ（ＧＡ文庫編集部） @GA_hensyu_T

妖怪退治withロリババア。書き慣れた感じのどたばたコメディで安心して読めます。若干エロ描写バランスが微妙でありますが、これは調整の範囲内と判断。コメディだけでなく、ちょっとだけシリアス要素を混ぜ込んで、要所要所を締めてくるのも勘どころを押さえていて手慣れた仕上がり。

編集Ｔ（ＧＡ文庫編集部） @GA_hensyu_T

えええええええ、ここから魔法少女ものになるの！？　ぜ、前半の陰惨な殺人事件はなんだったの……！？　えええええええ、温度違いすぎだってばよう！　そしてこの驚愕のラスト……。

ダッキー（GA文庫編集部） @GA_Dakio

幼女、パンツ、ローション。いい意味で漂う変態イズムを開き直って描いた、とても清々しい（？）作品。問題は、どこに物語のピークを持ってくるかということ。でも、俺は嫌いじゃいない……。

編集Ｔ（ＧＡ文庫編集部） @GA_hensyu_T

　未来企業の社員旅行珍道中記。……と思ったらとんでもない設定が裏に隠されていました！　特に中盤からの緊迫した展開は良い意味で裏切られた感じですね。うまいな～。でももう少しメインキャラを事前に絡ませておいたほうがラストは映えたかも。そこだけ、ちょっと惜しいですね。

編集Ｔ（ＧＡ文庫編集部） @GA_hensyu_T

　百合百合な雰囲気と会話はテンポ良くすっと読めて好印象。何気ない日常の描写が楽しいので読んでいて飽きないのもGJ。ただ物語の核として終盤に提示される真相が「コレジャナイ」感満載なのが実に惜しい。日常系でいくなら、日常系で突っ切って欲しかったところです。

編集Ｔ（ＧＡ文庫編集部） @GA_hensyu_T

　異世界から来たヒロインが可愛いすぎて、俺の妹が残念な仕上がりになっているwith中二バトル。主人公を中心としたわかりやすい三角関係、あっけらかんとしたエロ描写。小気味良いやりとりとアップテンポな展開。そして突き抜けたセリフ。これは王道だね！　いいね！

サト（編集者） @KISATO2022

はじめての小説とのことで、お疲れ様でした。小説を書きたいと思っても一作を書き上げることができない人がたくさんいます。ここをはじめの一歩として頑張っていきましょう。あと投稿作にあとがきは不要です。

サト（編集者） @KISATO2022

執筆の入門書などを参考に感嘆符や三点リーダの書き方等を学ぶと良いでしょう。また好きなライトノベルを一冊決め、自分の表現と市販のライトノベルがどう違うかを分析するのも参考になるかもしれません。

サト（編集者） @KISATO2022

セリフに無駄なやり取りが多く、また誰と会話しているかが不明瞭です。その一文にどんな意図があり描写するのか、意識的に書きましょう。文章が散文的、ト書きのように感じられます。設定が浅く、展開がご都合に感じられました。

編集Ｔ（ＧＡ文庫編集部） @GA_hensyu_T

@GA_SATO　そうですねー。あとがきもそうですが、主題歌や声優さんのキャスト設定も不要ですね。審査員宛のお手紙も、同封の必要はありません。まずは中身で勝負！

サト（編集者） @KISATO2022

魔法使いもの。設定の作り込みが浅く、描写がちぐはぐに感じる面がありました。ストーリー展開が平板で、派手さに欠けてる印象。この設定、キャラなら読者は何に期待するかを考え、それは作品に意識的に盛り込みましょう。

編集Ｔ（ＧＡ文庫編集部） @GA_hensyu_T

　GANTZテイストが漂う異世界バトル。でも独自の味付けがしてあるので良い感じ。現実世界と異世界でのキャラの行動がよく考えられており、徐々に真相が明らかになる構成は上手いです。ただ、モデルになったであろう事件が露骨に透けて見えるシーンがあるのは賛否両論あると思いますが……。

サト（編集者） @KISATO2022

陰陽師もの。冒頭が派手で、キャラも立ってる。主人公のすがすがしいクズっぷりが楽しい。ヒロインそのいちと物語の関連が薄く、前半後半のギャップが激しいのは人を選びますが、展開の盛り上げと落ちはバランス良くそつない流れ。

サト（編集者） @KISATO2022

クロチャンとかハルヒの後半のような閉鎖空間もの。地の文がびっしりで文章がくどいです。表現を装飾し過ぎて、一文がなにを伝えたいのかを迂遠にしています。描写を減らすことではじまるテンポ、読みやすさを意識した方が良いかと。

サト（編集者） @KISATO2022

魔法使いもの。全体的にイージーな印象。展開が雑で、読者が感情移入しにくいように感じます。コメディとシリアスの折り合いが、上手くいかなかった感じ。人が死ぬ作品なら、より慎重にすべき要素です。