女性写真家、ファッションフォトの先駆者のひとり、「マダム・ドーラ」ことドーラ・カルムスの肖像写真

加藤郁美 @katoikumi

Amazonプライムで「クリムト エゴン・シーレ」。28歳のエゴン・シーレとその妊娠中の妻が亡くなったのはスペイン風邪だったと。評伝を何冊も読んだのに、その点は記憶になかったなぁ。クリムトやシーレよりも同時代のフェミニズム的なトピックが多くて、なかなか面白いドキュメンタリーでした。 pic.twitter.com/ugbvndBDet

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女性美術評論家の指摘、「私は奇妙なことに気付きました。シーレはそのエロティックなデッサンにおいて、多くの場合、女性の身体が縦になるよう、サインを残している。しかし男性のキュレーターはみな横たわるように展示する。指摘してもなお、横たわるように展示するのです」😌 pic.twitter.com/L70rCC1n2L

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興味深かったのがヘルミーネ・フーク=ヘルムート。オーストリアで大学に入学した最初の女性の1人で、フロイトの側近のひとり。子どもの精神分析をした最初の人で、遊具を使った遊戯療法をおこなった最初の人物だけど、甥に絞殺されたという最期が衝撃的。子どもの時に精神分析されたことで憎んでいたと pic.twitter.com/aV43CRUAls

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そしてウィーン社交界の人気写真館「アトリエ・ドーラ」を開いた写真家ドーラ・カルムス。フィルターやネガへのレタッチによって、個性や美しさを引き出すと評判だった由。有名な肖像写真がいくつも彼女の作品であることを知る。これは1929のセルフポートレート。キュートなひとだね！ pic.twitter.com/p0PIs0IGSM

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ドーラ・カルムスが撮影したエミーリエ・フレーゲ。クリムトの恋人でありウィーン・ファッション界を牽引したビジネス・ウーマン。じぶんはずっとクリムトの肖像画のエミーリエの顔は魅力が無いなあって思ってたんだけど、マダム・ドーラの写真にはすごい納得。知性と包容力を感じます。 pic.twitter.com/Ku0zg4YXIb

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おっと、このタマラ・ド・レンピッカのポートレイトもドーラ・カルムス撮影だった。 pic.twitter.com/NYrwn3IXlL

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ドーラ・カルムス撮影タマラ・ド・レンピッカ。…やばい。 pic.twitter.com/ajnzBMIAUq

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このネコ藤田嗣治もドーラ・カルムス撮影でした。ジョセフィン・ベイカーも何点か。 pic.twitter.com/1fDFoLa1cP

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女性写真家、ファッションフォトの先駆者のひとり、「マダム・ドーラ」ことドーラ・カルムスは2018年にウィーンのレオポルト美術館で回顧展が開かれていたのですね。gekkanwien.fc2.net/blog-entry-176…　ゲッティ・イメージHPで、彼女の卓抜した才能とセンスが堪能できます。gettyimages.co.jp/%E5%86%99%E7%9… pic.twitter.com/3TJQTQ3ZKy

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