現在のベラルーシ情報、ルカシェンコ大統領について　

森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

①ベラルーシの政治情勢→中日新聞2011年7月6日【ミンスク共同】ベラルーシ西部グロドノの地区裁判所は５日、同国の選挙の不正を 告発する記事を書き、ルカシェンコ大統領に対する名誉毀損の罪などに問われていた ポーランド有力紙「選挙新聞」のアンドレイ・ポチョブト記者に懲役３年

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②　の執行猶予付き判決を言い渡した。同記者は判決後に釈放された。 タス通信などが報じた。ポーランド外務省は同日、「違法で不公平な決定だ」と判決を非難する声明を発表。 同記者をめぐっては、欧州連合（ＥＵ）や米国が言論の自由に対する弾圧として 釈放を要求していた。

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③　ルカシェンコ大統領は強権的支配を続け、欧米諸国から「欧州最後の独裁者」と 批判されている （以上中日新聞）。ベラルーシが現在原発推進をすすめているのは以下の事情があるようです。☞（読売6月29日）ロシアの国営電力企業インターラオは２９日ベラルーシ向けの電力供給を停止した。

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④　１２億ルーブル（約３５億円）の代金未払いが理由で、 ベラルーシの経済危機がさらに深刻化する恐れがある。 ベラルーシ政府は２９日、近く代金を支払う方針を示した（引用終）。さらに5月には通貨を56％切り下げています。5月24日読売　ベラルーシの中央銀行である国家銀行は２４日

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⑤　昨年１２月以降の混乱で資金逃避が続き、外貨準備が底をついた危機に対応したものだ。 急激な通貨切り下げを受けてベラルーシ国内では砂糖や塩などの買い占めや、 現金を冷蔵庫など家財に換える動きが広がった。 一層の通貨下落や物価上昇、輸入品不足を見込んだ パニック買いで、

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⑥　経済危機はさらに深刻化しそうだ。 国際社会は、ルカシェンコ独裁政権への支援に慎重で、 欧米諸国は制裁を実施中だ。 ロシアも緊急融資提供に国営企業売却などの条件を突きつけている。 （引用終）。セシウムの人体への影響を研究したバンダジェフスキーを逮捕投獄したルカシェンコ政府は

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⑦　1986年のチェルノブイリ事故と1989年のソ連崩の混乱の中で、国民の支持を得て大統領に当選した後は独裁体制を敷き、「（チェルノブイリ事故による）人体への影響はほとんどない」を強調して、汚染地域に避難民を戻す施策を進めてきましたが、ここへきて経済悪化に直面しているようです。

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⑧続きです。ルカシェンコのwiki日本版は英語版と内容の解離があるようなので気を付けてください。以下のサイトで、ロシア『セヴォードニャ』紙の1998年7月にルカシェンコの評伝が翻訳されていました。バンダジェフスキーが逮捕される1年前です。http://t.co/mTyKV35A

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⑨　さっきのTwでルカシェンコ大統領のwiki 日本語版と英語版の違いについて、具体的には英語版は海外のメジャー紙を引用しながら客観的な論調に徹しているのに対し、日本語版はルカシェンコの私生活や家族のことなどを含めて、散漫な印象を受けました。どちらが間違っているということではなく

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⑩読み比べてみるとよいと思います。以上、ベラルーシのルカシェンコ大統領についてでした。(＾＾)/

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④の補足です：通貨ベラルーシ・ルーブルの公定レートを 91ドル＝3155ルーブルから4930ルーブルへと 『56％』切り下げた。