昨日発生していたサイトログインできない不具合は修正されております(詳細はこちら)

朝日新聞の捏造疑惑がある記事に対し、福島出身のジャーナリストが質問書を送付。返答は「差し替えました。以上です。」

86
渡辺康平 福島県議会議員(須賀川市、鏡石町、天栄村選挙区) @kohei_w1985

朝日新聞によるフェイクニュース 4月21日のアナザーノート「「総代で卒業の被災者」その注目がつらい 茶番に苦しんだ子どもたち」において、記事の中に誤りがありました。 5年前に高専学生と大熊町住民による復興住宅のイベントの件で↓ 「イベントは町内の復興住宅の花壇に、放射性物質をできるだけ取り除いた除染土を用い、花を植える催しだった。」 と書かれています。 この記事について、福島県と大熊町に確認したところ「花壇に花植えはあったが除染土を用いた事実はない」ということが分かりました。 これは明らかにフェイクニュースです。 ml.asahi.com/p/000004c215/2… #ファクトチェック

2024-04-23 13:43:32
拡大
拡大
リンク 朝日新聞デジタル 「総代で卒業の被災者」その注目がつらい 茶番に苦しんだ子どもたち:朝日新聞デジタル ■アナザーノート 3月末の卒業式が近づくにつれ、筑波大学4年だった斎藤真緒さん(23)は気が重くなった。 もともと式典には参加せず、後日、卒業証書だけ受け取るつもりでいた。 しかし、同月の上旬、大学の… 2

福島出身のジャーナリスト林智裕からの質問書

HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

4月21日付の朝日新聞福島総局長大槻規義記者による記事、アナザーノート「「総代で卒業の被災者」その注目がつらい 茶番に苦しんだ子どもたち」において、捏造を疑われる報道がありました。 @asahi ml.asahi.com/p/000004c215/2…

2024-05-07 06:31:10
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

この報道を巡りSNSでは「炎上」し、避難や風評を経験しいまも苦しむ福島の被災者などからは重大な事実誤認がある、被災地を傷つける報道被害だという旨の声が殺到しています。事実関係を独自に調査した投稿の一つ、福島県議会の渡辺康平県議の投稿だけでも

2024-05-07 06:32:03
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

5月2日時点で53.5万以上のPVとなっており、すでに朝日新聞様の福島県内購読数3.7万部の実に14倍以上も読まれている状況です。 x.com/kohei_w1985/st…

2024-05-07 06:32:19
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

そこで、本件について朝日新聞社としての見解を伺いたく質問書をお送りさせて頂きます。 お忙しいところ恐縮ですが、以下11の質問に対して、ご担当者様の部署とご芳名を明らかにした上で、5月10日(金)17時までにメールでの回答をお願い申し上げます。 @asahi

2024-05-07 06:33:04
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

@asahi また、返答の有無や回答内容も含めた貴紙のご対応は、記事や書籍、SNS、学術論文などに記録・掲載させて頂きますので予めご了承をお願い申し上げます。

2024-05-07 06:33:24
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

@asahi 1.記事には「イベントは町内の復興住宅の花壇に、放射性物質をできるだけ取り除いた除染土を用い、花を植える催しだった」と書かれていますが、渡辺県議が福島県と大熊町、さらに環境省と福島高専などの当事者それぞれに事実を確認したところ、

2024-05-07 06:33:47
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

@asahi その全てから「花壇に花植えはあったが除染土を用いた事実はない」との回答が得られています。 なぜ事実に基づかない捏造報道をしたのでしょうか。その理由をお答えください。

2024-05-07 06:34:09
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

@asahi 先日は読売新聞記者が紅糀サプリを巡る談話を捏造して諭旨退職、幹部も更迭する事件が起こったばかりです。仮にこれが事実誤認であったとするならば、朝日新聞社では、今回の捏造に対しどのように責任を取るかも具体的にお答えください。

2024-05-07 06:34:26
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

@asahi 2.これまでSNSで当該記事に対し無数に寄せられている抗議を無視している理由をお答えください。また、この対応は大月総局長個人の判断であるか、朝日新聞としての判断であるかも合わせてお答えください。

2024-05-07 06:34:41
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

@asahi 3.処理土の最終処分・再生利用の課題解決と合意形成はこれまで当事者である大熊・双葉両町長と議会が繰り返し要望し、これは中間貯蔵施設敷地内にかつて暮らしていた住民2000人を抱える最も深刻な被災経験をした多くの住民たちの悲願でもあります。事実、複数の調査によって、

2024-05-07 06:35:13
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

@asahi 多くの福島県民、双葉郡の住民も県外最終処分や再生利用の推進を望んでいます。 そうした状況を伝えるどころか、地元が反対ばかりであるかのような見解のみを一方的に書いた根拠と理由をそれぞれご教示ください。

2024-05-07 06:35:37
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

@asahi 4.この記事では、あたかも中立的な第三者であるかのような立場から合意形成がなされていないといいつつ、一方では前述のような一部個人の見解のみにスポットを当てることで、また事実誤認の可能性がある記載を含めることで、

2024-05-07 06:36:07
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

@asahi 民意を誤解させ、事実上合意形成を自ら妨害するスタンスの構成となっています。 問題が残っているからダメだといいつつ、問題を深刻化させる側に加担する。これで読者の耳目を引いてメディアとしての収益をあげる。

2024-05-07 06:36:29
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

@asahi これは利益相反ではないでしょうか。利益相反という認識があるか否か、イエスかノーかのどちらかで明確にお答えください。

2024-05-07 06:36:48
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

@asahi 5.この記事には、陰謀論的なナラティブもほのめかされています。新宿・所沢等での再生利用についてネガティブに触れ、「被災者でもある地元の子どもと住民が環境省と組み政策への合意形成を進めようとしている」かのような論調の上、

2024-05-07 06:37:13
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

@asahi 福島高専の先生が「町の人が再利用に合意するように頑張ってほしい」と言ったとまで書かれています。 ところが現実には、前述のように双葉町大熊町では首長や多くの住民が早期の県外処分を繰り返し要望してきた実態があります。

2024-05-07 06:37:33
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

@asahi 中間貯蔵・環境安全事業株式会社法においては、除染等の措置に伴い生じた土壌等について、「中間貯蔵開始後30 年以内に福島県外で最終処分を完了するために必要な措置を講ずる」ことが国の責務としても明記されています。

2024-05-07 06:37:51
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

@asahi そうした状況で、「持ち出される側」の町の人に対して再利用の合意を強く求める行為は極めて不自然と言えます。 前述したように、すでにこの記事では「使われていない土を使っていた」かのような捏造がありました。 福島高専の先生による当該発言も、本当にあったのでしょうか。

2024-05-07 06:38:16
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

@asahi 文章からはこの発言の主体がぼかされています。「住民が合意するように」という旨の不自然な発言は具体的に、いつ、どこで、だれが言った発言で、大月記者はどのような方法で事実の裏付けを取ったのでしょうか。お答えください。

2024-05-07 06:38:33
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

@asahi なお、当然ですが、「取材源の秘匿」という理屈は成立しえません。あたかも被災地の誰かが不正なことをしているかのような陰謀論じみた仄めかしをすること自体が、被災地に、貴紙がしばしば懸念を表明してきた「分断」を招く故です。

2024-05-07 06:38:51