動画『国境の危機をどうやって止めるか』を訳してみた。

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動画『国境の危機をどうやって止めるか』を訳してみた。過去20年間にわたって移民の問題に取り組んできたトッド・ベンズマンは、それに関するあらゆる側面を見てきたはずだった。2021年の政策の変化によって米国の国境に前代未聞の危機が発生するまでは。(翻訳はスレッドで↓) youtube.com/watch?v=8b8j-L… pic.twitter.com/LCfaUcbIHy

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私は過去20年間にわたって移民問題に取り組んできた。最初はテキサスの記者として、次にテキサス州政府のインテリジェンス担当者として、そして現在は移民研究センターのフェローを務めている。 pic.twitter.com/ssKzjtFhfu

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私はさまざまな場所を見てきた。テキサス、メキシコ、中央アメリカ。裏も表も知り尽くしたといってもよいだろう。しかし、2021年1月以降の状況は、それまで私が見たことのなかったもの、いや誰も見たことがなかったものだった。 pic.twitter.com/HEYviynonS

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米国政府のデータによれば、2021年から2024年の間で約800万人が不法に米国に入国した。これは把握された不法移民の数である。しかし、これがすべてだとは思わないでほしい。さらに200万人を加算する必要がある。 pic.twitter.com/zomSFGYwUm

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これはいわゆる「逃げのびた人々」だ。すなわち、国境警察官に目撃されたがつかまらなかった者、そして星の数ほどあるさまざまな手段の1つを使って入国してきた者たちだ。3年間で合わせて1000万人が不法に国境を越えてきたことになる。バイデンの大統領就任以来、1か月あたり平均30万人である。 pic.twitter.com/IcXnjo0XtP

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米国の歴史において、これほどまでの大量の移動が国境を超えて発生したことはない。おそらく人類の歴史においてもないだろう。そして、現在の政策を採り続ければ移民はこれからも来つづけるだろう。これは予測ではない。決定事項である。 pic.twitter.com/SoIapMw5wk

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なぜそんなことが言えるのか? 私は彼らが来る理由を知っているからだ。彼らから度も何度も繰り返し話を聞いたからだ。彼らは本国の政治的迫害を恐れているのではない。麻薬カルテルを恐れているのでもない。暴力をふるう夫を恐れているのでもない。 pic.twitter.com/yUJSLfV4kI

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確かにそういった移民もいくらかはいるだろう。だが、大多数の移民はもっとわかりやすい理由で来るのである。つまり、世界でもっとも裕福な国で働き、金を稼ぐこと。単純な話である。これは経済的な計算だ。リスクとリワードの比較である。 pic.twitter.com/62PKu5Zph9

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アメリカに入ることで得られるリワードが強制退去のリスクよりも高ければ、移民はやってくる。 pic.twitter.com/BLa5QQbhug

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メキシコや中央アメリカからだけではない。世界のほぼすべての国からやってくる。過去3年間で、中国、イラン、イラク、シリア、アフガニスタン、ソマリア、モーリタニア、ハイチ、キューバ、ベネズエラなど150か国から移民はやってきているのだ。 pic.twitter.com/tgJfveJ1Z5

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彼らをアメリカに引き寄せているのは、スペイン語を話す移民が「ラ・インビタシオン」と呼ぶものだ。政府が提供する気前のよい援助と本国では得られない経済的機会というおもてなしへの招待状だ。 pic.twitter.com/WlKWLNWaAb

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不法移民は過去20年間にわたって米国の大きな問題の1つだった。ドナルド・トランプが2016年に選挙に勝った理由の1つでもある。彼は移民をとめると約束した。そして、大きな成果を挙げた。 pic.twitter.com/03WxpU9gFQ

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トランプは国境の壁を拡張した (その取り組みはリベラルな判事と民主党が支配する議会に邪魔されてしまったが)。トランプは「メキシコ残留」政策を導入した。これは難民申請を認めるかどうか判断結果が出るまで移民をメキシコ国内に押しとどめるものだ。 pic.twitter.com/9GcrkI2Rh1

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またトランプは、不法移民を拘束し、本国に送還し、国境の外に押し戻すための十分な権限を移民局係官に与えた。こうした政策によって米国に入国できる可能性が低くなると、移民は旅がコストに見合わないと判断した。 pic.twitter.com/GubuUlj91d

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最低でも1万ドルの密入国仲介手数料。何千マイルもを(ほとんど徒歩で)旅する時間。そして、途中で盗難、レイプ、殺人の被害者となる可能性。 2021年にバイデン政権が誕生したとき、計算式がかわった。旅がコストに見合うようになったのだ。 pic.twitter.com/ekJeVrrFPv

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国境警察官はウォールマートの出迎え係のようになった。国外退去係官はデスクに縛り付けられた。そこに来さえすればほぼすべての人が入国を許された。保護者のいない17歳以下の“子供”、子供づれの親、妊娠女性は優先的に扱われたが、その主張を裏付ける文書は必要とされなかったか、最小限ですんだ。 pic.twitter.com/MC7rxe34Z3

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入国できる確率は跳ね上がった。口コミはすぐに広まった。国境が開いたのだ。 pic.twitter.com/p5dWLlf492

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現実的なシナリオを考えてみよう。グアテマラからの移民が入国を簡単に許された。彼はセルフィーを撮って出身の村の家族や友人に送るだろう。今は誰でも携帯電話を持っている。1日に何千件もこうしたシナリオが展開する。その結果、何が起こるだろうか。 pic.twitter.com/9WxxD2XXa1

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カリフォルニアのゴールド・ラッシュの再来である。大量の人が1つの目標のために移動する。国境を越えるという目標である。この目標が達成されたら次に何が起こるか? 彼らに住む場所と食べる物とケアを提供しなければならない。 ほとんど英語を話せない彼らの子供を公立学校で教育しなければならない。 pic.twitter.com/KUAa1pbs1o

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病気になったら彼らはどこにいくだろうか? 最近救急病院に行ったことがある人なら言わなくてもわかるだろう。 pic.twitter.com/UIKVdDv8an

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そして犯罪の問題もある。私たちは入ってきた人々についてほとんど何も知らない。悪い人間が入ってくることは避けられない。何百万人も入ってくれば、それだけ悪い人間も増える。ジョージアの大学生だったレイクン・ライリーのように、命でその代償を支払わされたアメリカ人もいる。 pic.twitter.com/AuQvZLhk8Y

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もちろん、こうした何十億ドルもの費用を負担するのは私たち、すなわちアメリカ人納税者なのである。 これが私たちが直面している状況だ。5年後、10年後、20年後にどのような影響が出るかは誰にもわからない。 pic.twitter.com/Q1pJpfY5UM

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この歴史的な流入をとめることができるだろうか? もちろんできる。リスク/リワードの計算式を逆にすればいいだけだ。2017年から2021年のあいだはそうだったように。問題は私たちがそうしたいかどうかである。それはあなた次第だ。 pic.twitter.com/c4FUWTdngF

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『Overrun』の著者、トッド・ベンズマンでした。 英文スクリプト: ↓ prageru.com/video/how-to-s…