今回は、早稲田が最後の最後に明治に足元をすくわれる結果となっていましたが、そこから読み取れることは危機感が無いことの怖さと無意識であることの怖さがあると思います
2012-01-04 21:21:19今回の早稲田のチームからは、駅伝シーズンになってからは「箱根で勝ちたい」という気の流れというか、チームの方向を感じたのですが、春~夏にかけてはそのようなものを感じなかったのです
2012-01-04 21:24:47夏に大きな故障者がいたこともあって「あれ?」というのはみんな感じていたと思います。それでもどこか「俺らは何とかなるだろう」というような自信のようなものがあって、その時点でのチームに向き合っていなかったんじゃないかな、と。本当は悪いのに大丈夫といったような感じでした。(記事より)
2012-01-04 21:34:45きちんと練習を消化していても、危機感のあるなしでチーム・その人自身の中身の充実度が物凄く違ってきてしまっていた、シーズンに入ってから危機感を感じて集中して更に意識的に練習に取り組んだけれども、半年間の意識の差は追い込みでは埋められなかった、それも敗戦の原因の一つではないのだろうか
2012-01-04 21:46:33それから、自分もそうだったのですが、実際その組織のなかで毎日過ごしていると、次第に客観的な視点を失ってミクロなことに思考の大部分を費やし、マクロな視点で組織を見ることがなくなってしまったのでは?とも感じています。
2012-01-04 21:51:55それから、毎日の忙しさや疲れで、今日の練習の細かい様子以外の「その日の練習がチームの目標にどのような影響をもたらしたのか」ということに意識が向かなくなっていたのでは?とも思います
2012-01-04 21:59:27私も部活で指揮を振っていたとき、細かいこと、例えば音の出だしやちょっとした音程の狂いにはたくさん気が付きました。本番の演奏でも細部のミスにはたくさん気が付きました。
2012-01-04 22:05:25でも、敗戦したコンクールの音源を聞いていると、金賞が取れなかった理由は細部の作りの甘さではなく全体の大きな流れが見えてこなかったからではないかと思ったのです
2012-01-04 22:06:14もちろん細かいことは大切だし、大は小を兼ねるということも分かっています。しかし、細部の積み上げで大きな流れが出来てくる過程で、誰かがその流れをあるべき方向に引っ張っていく必要があると思います。私は、その役割が指揮官ではないかと思うのです。
2012-01-04 22:09:14ソースがどこかは忘れましたが、渡辺監督が「3位でもいいんじゃないかと思っていたら、明大に足元をすくわれた」という発言をしていて、優勝を公言していても、指揮官の心の根底にある少しの甘さと"気"が選手に伝播し、(本人が気づく気づかないに関わらず)影響を与えてしまったのかなと思います。
2012-01-04 22:25:25今回、渡辺監督は完敗だと語っています。選手は本当に頑張ったと思いますが、やはり昨年の箱根駅伝以来の意識の積み上げの差が、負けにつながったのだと思います。
2012-01-04 22:31:37東洋は前回惜敗だと言われましたが、指揮官とチームは完敗だと思っていたのでしょう。選手一人ひとりが課題を認識して、毎日の練習に取り組んだ結果、今回の劇的な勝利があったのだと思います。
2012-01-04 22:33:01早稲田には素晴らしい選手が沢山います。箱根に限らず、トラックや世界の舞台においても、今回の敗戦のように無意識的に起こってしまう、意識の低下で勝利や飛躍の機会がなくなってしまうことは本当にもったいない!!是非、渡辺監督には今回の教訓を生かして選手を育てていって欲しいと願っています。
2012-01-04 22:38:19