はい、今日からももいろシスターズから変わりまして超人ロックを始めていきませう。本作は週刊少年キングなどに連載されていた原作を元に、1984年に上映された作品で、それ以後も3度OVA化されている。実の所劇場版に関しては配信があったので #超人ロック pic.twitter.com/iJPQjNdQUP
2024-06-09 22:54:39昨年視聴していたが、OVA3作が配信がないとしてもネットレンタルがあった為今回せっかくなのでと取り上げる事にした。個人的に劇場版に関しては一球さんの縁で福冨監督作品だった事もあり、猶更興味があったわけで実際グリグリ動かすカメラワークとかはあぁ、確かに福冨監督作品だと #超人ロック pic.twitter.com/NQ00H8etUd
2024-06-09 22:57:42改めて思わされる。ちなみに一球さん同様こちらも日本アニメーション作品だが、1984年となればほぼ世界名作劇場やそれに準じるファミリー、海外文学ものが主体となっていた時期で、当時のアニメ雑誌などでも超人ロックのような作品を映像化した事は大分異例だったように #超人ロック
2024-06-09 22:58:51取り上げられていた。ただ劇場版に関して福冨監督以下あにまる屋、ネオメディア、京都アニメーションなどに外注している布陣だったようで、その意味ではある意味当時の日アニ作品らしいか……。ちなみにOVA3作目のミラーリングのみ他社作品の為 #超人ロック
2024-06-09 23:00:29時期が空いている事もあり別系統の作品っぽいが、そのミラーリングも同レーベルからDVDがリリースされていた為合わせて触れる事にする。いずれにせよOVA3作は視聴した事が無い為、そちらがどうなのか期待したいところだが #超人ロック
2024-06-09 23:02:09一応劇場版の大雑把な粗筋を上げると、原作の「魔女の世紀」を映像化した作品らしい。情報局長官のリュウ・ヤマキがレディ・カーンに率いられるエスパーたちによってミレニアムと称される王国建造を目論んでいる為、彼女の野望を阻止する為に同じエスパーながら孤高の存在超人ロックに #超人ロック pic.twitter.com/zOl3akbH1a
2024-06-09 23:04:20協力を求める所から始まる。最もレディ・カーンが次代を担うエスパーを養成しており、その中でジェシカという相手の超能力を中和、無効化させる能力を持った人物に白羽の矢が立てられる。彼女は幼少期に両親をロックに殺されたらしく恨みを寄せているが #超人ロック pic.twitter.com/JgTI6H55to
2024-06-09 23:06:53ロックを始末する為、上官のコーネリアによって記憶を消される暗示をかけられた上でリュウと接触。記憶喪失のままジェシカにはアメリアとの名を名付けられ、一方でリュウとも想いを寄せ合う仲になるのだが……レディ・カーンのミレニアム建造のために #超人ロック pic.twitter.com/Vvuzg7D6pP
2024-06-09 23:08:37エスパーは個を殺して大義に殉じなければならないのか?ジェシカとして生きるか、アメリアとして生きるか……?そしてまた彼女を闘士としてロックの元に送り込んだコーネリアもまた同じジレンマを抱えていると……いった内容だろうか。正直最初に言わせてもらうと #超人ロック pic.twitter.com/RsxdLN4ZHI
2024-06-09 23:10:51……何というか2時間は長く、過去に1度見た事はあったが最後の方になると結構集中力が途切れてしまう。正直後半の展開がダラダラしてしまった感が否めず20分ぐらい削減できたのではないかとも?この問題点に関しては中盤のジェシカとロックの因縁に決着がつくまでは然程ない。#超人ロック
2024-06-09 23:13:06ただ終盤からレディ・カーンの惑星アステロイド・カーンへとロックが殴り込む所から、ダレてきたのが否めないのだ。少し前にパラパラ原作を読む機会があったが……超人ロックの原作って言う程バトル描写に力を入れていたか?と見ていて違和感とも、単純にバトル描写が面白くないのが #超人ロック
2024-06-09 23:15:27一応福冨演出でカメラアングルとか趣向を凝らしていたりとかの意味の面白さはあるのだが、そもそも超人ロックが様々な超能力を駆使するのをアピールするバトル物だったのか?と後半のバトル主体の展開は疑問もある。正直同時期の幻魔大戦の影響などで #超人ロック
2024-06-09 23:16:36バトル路線へシフトしていたのかもしれないが……また個人的にレディ・カーンの本体にロックとコーネリアが決着を付けた後も彼女の惑星アステロイド・カーンが墜落する為何とか持ち上げながら軌道を変える必要性がある展開に #超人ロック pic.twitter.com/MyQ9esAopc
2024-06-09 23:18:0310分以上尺を割いていたのは正直くどく、すっ飛ばしたい心境になっていた程退屈だった。後の逆シャアのアクシズみたいな事をやっているかもしれないが、後半のアクション描写自体は何か原作がそういう方向性ではなさそうなのに無理やり尺を引き延ばした感が否めず、個人的にこの部分で #超人ロック pic.twitter.com/NZbIlVSvC1
2024-06-09 23:19:58面白さが損なわれてしまっているなとは感じた。ちなみにそれ以外のバトル描写に関しても特別面白いとかではないのだが、コーネリアの部下・ウドを千葉繁さんが演じられており、コーネリアを出し抜こうと、消耗状態のロックを狙う狡猾さと、ドスが効いた演技もありこのシーンに関しては #超人ロック pic.twitter.com/uRkY7KUxEH
2024-06-09 23:22:18例外的にそこそこ面白かったりしていた。この辺りは千葉繁さんの演技にも助けられているが、結局ロックを見くびっていて敗れた結果コーネリアに価値がないと言わんばかりに粛清されてしまう顛末も何か千葉キャラらしい。#超人ロック pic.twitter.com/P8t6BMAdRE
2024-06-09 23:23:38最もバトル描写に関して今一つと書いたものの、ドラマとしては成程なと思わされるところは多い。超人ロックが大人になる事を拒むかのように永遠に少年の姿のまま様々な戦いに参加していたらしい。そんなロックが普段田舎の牧場で羊の世話をするなど世捨て人のように生きながら #超人ロック pic.twitter.com/ty8QEi3kof
2024-06-09 23:25:46主要人物のヤマキ、ジェシカ、コーネリアの3人が少しでも幸あるようにと背中をそっと押しながら、彼一人は永遠の時を生き続ける孤高の存在で有り続けていた。個人的にこの3人が最後まで生き延びて幸せを手に入れたような結末にホッとしながらも、ロックは彼らの前から人知れず消えていく。#超人ロック pic.twitter.com/7CtpOssQtL
2024-06-09 23:28:21実の所ラスト付近のバトル描写がかったるいとは書いていながらも、結末自体はなかなか胸に来るものがあって最後まで見終えるとやり遂げた感は確かにあるのだ。それと別にEDの「星のストレンジャー」がこれまた凄いイメージピッタリの曲となっており、個人的に大変好きな曲だったり #超人ロック
2024-06-09 23:29:54それと別に主要人物をふれていくと、ヤマキは孤高の超人ロックに対して、普通の人間ながらロックの相棒、戦友のような距離感とも。最も彼は弱冠28歳で情報局長官という凄いエリートっぽいようで(人となりからしてあまりそうは思えないのだが)そのような立ち位置ながら #超人ロック pic.twitter.com/OELi8SYMEz
2024-06-09 23:32:05ロックに対して戦友の様に接する傍ら、同じ情報局で共に戦ってくれないか!?と誘えばロックはその気がないと拒まれる。ヤマキからすれば戦友として近い距離にいると思っているようで、ロックからすれば同じ場に籍を置きたくはないと #超人ロック
2024-06-09 23:33:48ロックに近いようで遠いポジションだろうか?個人的に安原義人さんの快活な演技も相まってかなり好きなキャラクターでもある……最も情報局長官云々関係なく、何故闘魂と描かれたガウンを常に着用しているかが色々謎ではあるのだが。作画に携わられていた木下益治氏など #超人ロック pic.twitter.com/aKcPwaBlTf
2024-06-09 23:35:49実制作を受け持っていたあにまる屋の作画スタッフに熱狂的なプロレスファンが多かったとかで、その影響なのかもしれないが真相は定かではない。ただヤマキは直情型の熱血気質な性格ゆえにアメリアと恋仲になる。そしてアメリアがエスパーだろうと #超人ロック pic.twitter.com/YGNpHHqyYf
2024-06-09 23:38:17そもそもヤマキに接触して好意を抱いたのも、ロックを始末する為彼に接触するようにとコーネリアが暗示をかけただけと知らされても、それでもアメリアが好きなんだよ!と躊躇わずに言ってくれる。だからジェシカがロックへの殺意とヤマキからの好意に板挟みとなり #超人ロック pic.twitter.com/3VUSS8bFIB
2024-06-09 23:39:58その結果自分自身をエスパーから分解してしまい精神崩壊を起こしてしまう。ただジェシカをそのように仕向けた相手がコーネリアだと知れば、相手がエスパーだろと殴り込まなきゃ気が済まないと、ロックと共にレディ・カーンの元へ乗り込んでいく。#超人ロック pic.twitter.com/njatB6MMmq
2024-06-09 23:41:50