「機能と因果性」における逆機能的副次問題に関する@takemitaさんの呟き

三谷武司 @takemita

「逆機能的副次問題」についての大河原さんの質問「ここでは逆機能とは言っておらず，逆機能的「副次」，と言っている。副次問題であると言っているわけで，逆機能を問題にしてはいない。こうした迂遠な言い回しに，メッセージの存在を感じ取って」（74頁）がさっぱりわからないのですが・・・

三谷武司 @takemita

まず「機能と因果性」、土方訳をチェックしたってルーマンの書いてることは書いてないでしょうに・・・　

三谷武司 @takemita

ルーマンの「機能と因果性」論文を参照していることについて、「ですからこれはたぶん，価値表明ではありません，という価値表明のためのものだろうと思いました。」というのもわからない。

三谷武司 @takemita

「機能と因果性」では逆機能的副次問題、つまりある機能を達成するLeistungが、別の（最初の観点からすれば副次的な）機能的観点からすれば逆機能的な帰結をもたらしうる可能性と、その分析のしかたについてちゃんと論じられているわけで。

三谷武司 @takemita

「機能と因果性」の主眼といってもいいが、機能と逆機能の相殺可能性を想定するマートンの無理を、機能的観点の選択の恣意性（抽象性）＝副次的観点の存在可能性＝機能的観点の複数性によって、ある対象が機能的でありかつ逆機能的であるということを矛盾なく捉えようとするのがルーマンなので。