リコーダーを使ってパイプオルガンっぽい楽器を作る猛者が登場、細かい製作過程解説も「自作できるものなんやなぁ」
- admiral_rinrin
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1.塩ビとリコーダーで構成します。テナーは大きくなりすぎるので、アルトとソプラノで作ることにしました 2.塩ビカッターでじょきじょき切りながら仮組み 3.クロマチックで作ろうとすると、感覚的には4段作るイメージになります。 細かい設計図とかは無く、現物合わせ 4.裏から見るとこんな感じ pic.twitter.com/7IZ0ztnzH1
2024-06-15 11:52:095.バネが硬すぎるので交換。杉浦発条さんのバネを使わせていただいています 6.塩ビの中を空気が通り、レバーとチューブを通して笛に空気を送ります 7.リコーダーを載せる部分を作ります。塩ビ3本で支えを作って 8.板を載せます。軽量化のため、桐で pic.twitter.com/cR2oYRfFri
2024-06-15 11:58:149.レバーを付けます。一度接着すると分解は不可能なので、まだ仮組み 10.笛に送る風量の調整が今回のキモです。熱帯魚用のバルブを使いましたがこれはうまくいきませんでした 11.リコーダー台の裏側 12.リコーダー台にホールソーで穴をあけていきます pic.twitter.com/58WjFNwuEI
2024-06-15 12:01:3713.穴のまわりをトリマーで面取り 14.リコーダー台は上と下と2段必要ですね 15.やっと全体が見えてきました 16.上の台にはほぼ重さがかからないため、柱は最低限の塩ビで(高さが調整しやすく、分解しやすいので) pic.twitter.com/kncfodiDuW
2024-06-15 12:05:1917.いよいよリコーダーの細工にとりかかります 余談ですがAmazonやサウンドハウスでは、意外とまとめて買えません 18.使うのはアルト15本、ソプラノ8本 音域としてはG4~F6 19.レバーからの接続を試しています 20.チューブは徐々に太くしていき、最終的には熱収縮チューブで吹口に吸い付けるイメージ
2024-06-15 12:08:3321.全部の笛のチューブを作っていきます 22.90度に曲がるところはストローを使います チューブを曲げると潰れてしまうので… 23.レバーに繋いでいきます 24.アルトには太い熱収縮チューブで pic.twitter.com/4OlwNsjlvV
2024-06-15 12:11:1925.この時点で楽器に合うダンボールが無いことがわかっていたので、ケースも自分で作る必要が出てきました 26.チューブを繋いでいきます 27.本数が多い… 28.笛の指穴を塞ぐのは透明シールに変更 pic.twitter.com/N9ygpvWabI
2024-06-15 12:15:1729.やっと接続と指穴シールが終わりました。ここから地獄のチューニング 30.空気の流量調整はかなり原始的な方法でやります。6mm丸棒を削ったものを内径6mmチューブに差し込んで、削り具合で調整します 31.笛ごとに全て削り具合が違う…しかも0.1mmの違いではっきり流量、音が変わってくる… 32.なんとか調整も終了…音が少し高めになるぶんには、リコーダーの頭部管を伸ばして帳尻を合わせられます
2024-06-15 12:20:5333-35.プラダンを2枚使ってケース作り 36.ドには赤、ソには青シールを貼って完成! pic.twitter.com/9fQsxxmt9M
2024-06-15 12:24:00実験も色々同時並行だったので、結局70時間くらいかかってしまいました。 材料費は8~9万円かな。。。 あとこれは海外からのオーダー品だったので、すでに手元には無いです。終わり! pic.twitter.com/dbSIJxBU03
2024-06-15 12:27:47オルガンめちゃくちゃ人気あるみたいで良かった! 自分の備忘録的に、詳細解説の動画を撮っていました。 youtu.be/cG3VHvKCDzQ (20分以上ある上に、制作料金のこととか思いっきり口が滑ってますが) 作りたい方はよかったら参考にしてくださいねー x.com/kajiisou/statu…
2024-06-15 13:39:55謎の楽器をいろいろ作っています。名前の読み方は「そう」です / 💡オリジナル楽器150種類以上作りました / ●日用品演奏ユニットkajii / ●廃品楽器「みらい楽器ラボ」 / ●オリジナル曲「あの空によせて」 / 名古屋
宣伝 「狼」というすごくいい曲を作ったのでぜひ聴いてください!!!! YouTube youtu.be/izFgSZBl1pg サブスク linkco.re/1p58f4YS
2024-06-15 11:48:17仕組みはパイプオルガンと同じ
@kajiisou @mizunoman1214 パイプオルガンの中身はこれなんじゃないかと思うような素晴らしい作りですね。
2024-06-15 11:56:34@16chatora @mizunoman1214 ありがとうございます~ 基本的には同じ仕組みですが、あらゆる意味で本物は次元が違うのでやっぱりオルガンビルダーは大尊敬ですね。
2024-06-15 13:51:21@kajiisou @namakemodesu 一つ一つの鍵盤が弁になって、打鍵する度に空気がリコーダーに抜けて音が鳴り、その間にまたポンプで空気注入して風船に蓄える すごい構造や
2024-06-15 13:26:08すごいっ👏👏👏 これを見てふと、大きいパイプオルガンに空気を送るのはどうしてるのか?と素人な疑問。水車?まさか人力? 今は電気なのはわかるけど、昔は...ふいご職人がいたんだって!! @YamahaMusic_Jp pic.twitter.com/rjJjbqD4eb x.com/kajiisou/statu…
2024-06-15 18:06:46これはすごい。とってもすごい。 まさにパイプオルガン。リコーダーをパイプとして利用してあるのだけど、よく自作なさったなぁ。自作できるものなんやなぁ。リコーダーの音色が改めていいものなんだとも思ったです。 そして、選曲もよき。 x.com/kajiisou/statu…
2024-06-16 10:48:55[本日の演奏動画] こちらのツイートを見かけ、逆にリコーダーの曲「ピタゴラスイッチ」をパイプオルガンで再現してみました! 東大駒場キャンパスのオルガンにはリコーダーそっくりの音色Rohrflöte 4’ があり,予想以上にそっくり! (演奏は部員の @MrRenOkumura ) pic.twitter.com/hDS7rw66AS x.com/kajiisou/statu…
2024-06-15 15:48:15