福井の原発　―成り立ち・これまで―

@numa_wo

「交付金の使途は０３年度の制度改正までハード事業に限られ」たおかげでハコモノが増えて、財政を圧迫し・・・外からは無駄だ、プロパガンダ施設だと罵られ・・・。

@numa_wo

「交付金の使途は０３年度の制度改正までハード事業に限られた」ってのは原発以外の自立した産業を育てるためには邪魔だったんじゃないか。“増設したい側”からするとむしろ都合がいいんだとは思うけど・・・。

@numa_wo

武田徹さんが本の中で言ってた「永遠に過疎の運命を強いる」ってのは、事故があった際に人口が少ない方がいいってのもあるけど、原発以外の産業を育てずに増設を強いるためにも必要だったのかな。

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【pdf】 『原発銀座からの問い』 ―原発関連施設をめぐる地域変動と新たな課題に焦点をあてて― http://t.co/qXpGdeUA

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“内外海地区は小浜市の中でも特に僻地ではあったが、1965 年に既に市の中心部から内外海地区へと抜けるトンネルが開通していたため、新たな道路は必要がなく、原発誘致によるメリットが大島と比べて随分と小さかったのである。”

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“電源三法交付金の額は、昭和48年から平成12年までに小浜市には総額44億9千6百万円が、同じく大飯町には159億1千8百万円。同時期の小浜市の人口は3万3千人弱（うち生産年齢人口は65パーセント前後）、大飯町では6千5百人（うち生産年齢人口は67パーセント前後）”

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“平成10年当時の財政力指数に関しては、小浜市が0.46（昭和49年当時は0.36）・大飯町が1.96（昭和４９年当時は0.20）、”

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“経常収支比率に関しては、70～80パーセントが標準水準であるのに対し、小浜市では93.1パーセント（昭和49年当時は77.8パーセント）・大飯町では56.5パーセント（昭和４９年当時は85.3パーセント）”

@numa_wo

立地市町村である大飯町と隣接市町村である小浜市との格差はすごい。

@numa_wo

んで、小浜市と大飯町との合併の話が出てきたんだが、合併財政的に豊かな大飯町側は合併に対してかなり消極的だったと。

@numa_wo

“そこには、長らく原発問題をタブー視してきた一方で原発隣接自治体としての利益を享受してきた小浜市の行政の姿勢に対する、原発立地自治体としての大飯町からの表立った批判も含まれている。”

@numa_wo

大飯町としては立地自治体として、原発誘致を中止した隣接自治体である小浜市が合併を持ちかけたことがおもしろくなかったんだわな。

@numa_wo

んで、合併のためだけではないとは思うけど、小浜市は中間貯蔵施設の誘致を考え始めた。 “小浜商工会が1999年6月、中間貯蔵施設誘致検討の方針を表明した際、結論は先送りになったものの、2000年に入って再び勉強会開催を決定した。”

@numa_wo

“一方、西川・県知事は、県以外での建設を求める県の方針に変わりないと明言した。” けど、このレポートが書かれた2003、4年当時、小浜市は中間貯蔵施設の誘致に傾いていた。

@numa_wo

敦賀の歴史でググったけど、これはちとおもしろい。 -- ただしのひとこと集 歴史の中にある敦賀の転機 http://t.co/9hcyGii2

@numa_wo

ホント“歴史に「たら、れば」は禁物”だけど敦賀はすごく歴史に翻弄されてたんだな。敦賀市だけではどうしようもできないようなでかい流れに・・・。

@numa_wo

開沼さんの『「フクシマ」論』に「2000年代の財政力指数上位30」って表が載ってて、もちろん原子力を始め火力などの発電所の立地市町村が上位に入ってるんだけど、千葉県浦安市もずっと入ってるんだな。

@numa_wo

去年から「原発」と「ディズニー」ってずっと考えてた。別に立地地域は原発じゃなくてディズニーでも良かったんじゃないかと。

@numa_wo

開沼さんの『「フクシマ」論』読めばわかるけど、福島県の原発立地地域って地理的に微妙な位置なんだよな。んで、浦安市は良い、とても絶妙な位置にあるわけで。

@numa_wo

やっぱ微妙な位置ゆえに微妙な原発が立地されたけど、逆に浦安は良い、絶妙な位置ゆえに良いディズニーが来たと。それに東京へ働いてる方々など人口も増えただろうし。

@numa_wo

福井も大阪から見ると微妙な位置・・・。

@numa_wo

こっから酷い妄想に入るけど、もしも京都がいまだに都だったら福井のいわゆる原発銀座なんて良い、絶妙な、まさに浦安的位置なんじゃないかと。