今夜の高橋源一郎さん( @takagengen )の発言は偏っていたと感じる。一つを称揚するのに他を切り捨てるのはレトリックとしてもうまくない。特に自らを「外部」と断るのは、詩壇の「外」と「内」が存在するという構図だろうけれど、同じ文学者としての立ち位置をとらない宣言とも読める。
2010-05-27 01:49:44あとで私性の問題と絡めてみたいRT @takagengen 「外」との繋がりは無数にあって、それ故、その人の数だけ異なって見えるのに、「内」との繋がりは一つしかないからだ。自分では「個性的」と思っているのに、外から見ると、ぜんぶ同じにしか見えないのだ。そして、そのことを当人は気づ
2010-05-27 02:07:05@hinatsu_h 僕は現代詩の今のあり方に全面的に賛成するわけじゃないけど、源一郎さんは、今夜なにか新しいことを言ったのか、という強い疑問が残ります。
2010-05-27 02:12:32@kero_zo うん。かなりざっくりとした文面なので真意を汲み取るにはもう少し考えたいと思うけど、本当にざっくりとしていてちょっと乱暴に見えるよね。ただこの一連から、自分の問題に引き寄せて考える手がかりはゲットした感あり。しばらくフォロー外してたのにまた復活させちゃった(笑)。
2010-05-27 02:17:59@hinatsu_h 源一郎さんはアジテートしてるだけなのかもしれない、とは思うんですけどね。でも、それなら、よいと思う作品を強く押すだけでいいはずなのに。残念に思いました。
2010-05-27 02:20:15@kero_zo どうなんだろう。うん、結果的にアジテートにはなってると思うけど。作品を推すだけよりも刺激的ではあるよね。
2010-05-27 02:23:19さきほどRTした部分を読み返してて気づいた。これはあくまでモチーフの問題であって、そのモチーフをどう見せてゆくかというレトリックについての観点が、ここからは抜け落ちているんじゃないか。あ、わからない。今はまだ思いつきで書いてる。
2010-05-27 02:25:22@hinatsu_h そうね、どうなんだろ。で、刺激的ではあるけれど、レトリックがいたく通俗的に見える。そのほうが通じやすいという判断なのか、肌を接して考えていらっしゃらないのか。
2010-05-27 02:26:15観点が、というよりも、観点についての叙述が抜け落ちている、のかな。ただ「個性的」であることを突き詰めてゆく方法は、モチーフの選定だけでなくレトリックでもあるわけで、でもそれは源一郎さんは当然わかってるはず。だから「夜の水」も推している。そこらへん舌足らずなのかな、と、ふと。
2010-05-27 02:31:12@kero_zo もっとざっくりと勢いで書いてるような感触だと思ったけどね。もう少し突っ込んでゆけば見えてくるかもしれない。
2010-05-27 02:34:16@kero_zo 強く反応したくなる気持ちはわかるよー。かなり大事なことをだいぶ雑にしゃべってるわけだから(笑)。
2010-05-27 02:38:02@hinatsu_h 素朴な言い方をすると、読者は作品を受容するときに好きかそうでないかを思う。で、好きなものを好きだと言うときには素直になれるんだけど、そうでないものには、振りかぶった無理な理屈をつけることがある。これは源一郎さんじゃなくて、たとえば大辻隆弘氏(言っちゃった
2010-05-27 02:42:43以前シンポジウムで穂村さんがインとアウトの話をしたときもそうだったけど、歌壇とか詩壇とかの話になると、内/外の概念に、皆ついつい反応しちゃうみたいだ。むしろそういう概念があることの方が問題だとあたしはずっと思ってきたんだけども。
2010-05-27 02:44:29@hinatsu_h 同感同感。外に出て主張したい、とか言っておきながら取り残されるんじゃないかって不安からぬるま湯に入ったまんまでいる。
2010-05-27 02:48:26@kero_zo わあ、言っちゃった(笑)。でもさ、「これ好きじゃない」って言うだけじゃ批評にならないじゃない。なぜ好きじゃないか自分なりに分析してゆかないと。大辻さんはそのあたり誠実であろうとしてるよね。本当はきっと対象を生理的に許せないだけかもしれないのに(笑)。
2010-05-27 02:48:42@hinatsu_h 同感。そこに足を取られて進めないことがよくある。一方、内側から築く壁と、外側から掘る濠とがあるようにも思うのね。社会集団をもつことが人間の性だとすると、いたしかたない側面もあって、でもそれはつまらないこだわりに起因することが多い。
2010-05-27 02:49:40@kero_zo 生理的に好きかそうじゃないかっていうのが立派な意見としてまかり通ってしまうのは俳句も似たようなものか。こっちは「嫌い」というのにはスルーで終わっちゃうけれども。
2010-05-27 02:50:27@tadayoshi_k ですよね。なんか貼りついたみたいに内とか外とか。まあ過去もあるので仕方ないのかもしれないけれど。
2010-05-27 02:50:53@hinatsu_h 本人は誠実であろうとしているのかもしれないけど、文章にね、透けて見える気がするのよ、自分は責任取らないって態度と他人を見下している姿が(また言っちゃった
2010-05-27 02:52:31@kero_zo 壁と堀とが作用反作用の関係でね(笑)。集団に所属すると人間の自己顕示欲って白日のもとにさらされるよねー。こわいこわい。
2010-05-27 02:54:43