「ちょっとー」「はい」ドアを開けるとそこにいたのはやっぱり知らない女性でした。「どうもー」混乱している僕を無視して入ってこようとする女性。え? 誰だ? プチパニック。
2012-01-25 16:09:06「ちょ、ちょ」中に入ってこようとする女性を押しとどめる僕。それを無視してわりと強い力でグイグイ入ろうとする女性。この間ほんの2、3秒の出来事だけど、脳内ではすごい勢いで想像が膨らみました。主に悪い方向に。
2012-01-25 16:15:08さらに入ろうとするので「いや、ちょっと待って?」とはっきり声を出すと、そこで初めて女性と目が合いました。女性がポカンとした顔でつぶやきました。「…誰?」それはこっちのセリフじゃーい!
2012-01-25 16:17:46結論としては、皆さん的には何も面白くない話で申し訳ないのですが、単なる部屋の間違いでした。面白いのは、僕がドアを開けて固まってたときも、女性がしばらく部屋を間違えていることに気づかず入ってこようとしたことです。
2012-01-25 16:22:48ドアを開けたとき、女性はたしかに僕を見ていました。それなのにしばらくの間、僕が訪問先の人ではないということに気づいてなかったのです。
2012-01-25 16:26:29なんというか、見ていたといっても顔をまじまじと…ではなく、なんとなくぼんやりと「像」として捉えていただけなのだと思います。目的の部屋に着いて、中の人がドアを開けた。それならその人は訪問先の人でしかありえない。そういう思い込みがあったのだと思います。
2012-01-25 16:29:33僕が彼女が中に入るのを強く押しとどめて、はっきり声を出して、それでやっと現実を脳が認識して混乱したのでしょう。たぶん彼女が最初に思ったのは、自分が部屋を間違えたかも、ではなくて、この人は訪問先の人の何なんだろう? だったんじゃないかと思います。
2012-01-25 16:32:00人間は見たいものを見たいようにしか見ないとは聞きますが、なるほどこういうことかと思いました。目で見たものは、あくまで「目で見たものを脳で処理した像」にすぎないのです。
2012-01-25 16:34:06皆さんも今日、自宅に帰ったら、部屋の中をあらためてじっくり見回してみてください。今まで見えてなかったもの、本当は見えていたはずなのに脳が見ないふりをしていたものが、あるかもしれませんよ。ほら、そのクローゼットの中に……
2012-01-25 16:36:01探し物が見つからない時の大半はこれだな…。 “@cafewriter: 人間は見たいものを見たいようにしか見ないとは聞きますが、なるほどこういうことかと思いました。目で見たものは、あくまで「目で見たものを脳で処理した像」にすぎないのです。”
2012-01-25 16:56:37