キャメロン首相ダボス会議スピーチ

堀義人さん@YoshitoHori  と 松田公太さん@matsudakouta のtweetを並べると、欧州とユーロについて大事な事が見えてきます。二人のtweetが相互補完的な点に注目して、まとめてみました。
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堀義人 @YoshitoHori

今、メイン会場に移動した。これから英国のキャメロン首相の登壇だ。昨日のメルケル首相との比較が面白い。キャメロン氏は、何を語るのか。英国が主語なのか、メルケル首相のように欧州が主語となるのか。

2012-01-26 19:39:06
堀義人 @YoshitoHori

キャメロン氏のスピーチが始まった。気合が入っている。「欧州の成長が止まっている。この時期に必要なのは、リーダーシップだ’」と述べて、法人税を23%に下げる等の英国首相としての成果を示して、自らのリーダーシップ力を強調している。

2012-01-26 19:44:01
松田公太 @matsudakouta

キャメロン首相のスピーチ なう イギリスもEUも政策はプロ・ビジネスでなければいけない。自由貿易を増やすことが必要。絶対に保護主義に戻ってはいけない。 http://t.co/XGriZNyC

2012-01-26 19:50:04
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堀義人 @YoshitoHori

英国はやるべきことをやっていると示した あとに、欧州の問題に関して話し始めた。「VCの投資額も1/5しかない。 規制や税制は成長につながるかどうかで考える必要がある」堀注。昨年とはかなり違う強いトーンだ。自らの英国の正統性を強く主張する姿勢が見える。

2012-01-26 19:50:25
堀義人 @YoshitoHori

そして、ユーロに関して言及し始めた。単一通貨に必要な要素を指摘したあとで、「ユーロには、単一通貨に必要な要素が一つもない。そんなことをユーロに入っていない英国に言われたくない、と指摘するかもしれない。であるならば、なぜEUの中にユーロを位置付けるのかと反論したい」。

2012-01-26 19:55:43
堀義人 @YoshitoHori

英国が欧州諸国と一緒に実施した外交政策を列挙したあとに、「英国は、欧州と共同歩調をとっている」と強調し、一緒にやりましょう、とスピーチを締めくくった。

2012-01-26 19:57:41
松田公太 @matsudakouta

ユーロ圏の中に入る国にはセーフガードが必要。それが明確でなかった事がイギリスが参加しなかった唯一の理由。自由経済圏の大切さ、EUの一員である事を否定するものではない。

2012-01-26 19:59:25
堀義人 @YoshitoHori

そして、演台を離れて、前に歩き出し、会場から質問を受け始めた。昨年のほがらかさと打って変わっって、厳しく強い表情での対応だ。だが、このオープンさが、徐々に会場の支持を受け始めている感じがする。

2012-01-26 20:01:32
堀義人 @YoshitoHori

キャメロン首相の明確なポジションは、「EU内のユーロ圏外の欧州主要国」だ。そして、「ユーロの問題は、ユーロ圏の問題で、欧州の問題ではない。ユーロ圏でしっかりと問題解決して欲しい」である。

2012-01-26 20:06:54
松田公太 @matsudakouta

スピーチの後は、壇上の一番前まで出て来て世界中から集まって来たリーダーたちと質問タイム。これが出来る日本の政治家がいるだろうか。頑張ります (`_´)ゞ http://t.co/XGAkODYe

2012-01-26 20:06:50
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