子供にピアノを弾かせるとき、まずはそのメロディを歌えるようにさせることが先決かもしれない。歌えないメロディを鍵盤で弾くことにどこまで意味があるか?
2012-02-04 22:28:21@nobuyamamasu 歌わない、歌えない、歌いたくない人は教える時に歌わせないだろう。歌わないことが受け継がれていく。ピアノソロだけをしていれば問題に気づきにくい。譜読みが著しく遅い、メロディーが歌えていない(当然!)人はこの伝統を継いでいると思われる。
2012-02-04 23:29:24最近、困ったことに、自分で歌えない音楽を作る人間が増えてる気が… RT @nobuyamamasu: 子供にピアノを弾かせるとき、まずはそのメロディを歌えるようにさせることが先決かもしれない。歌えないメロディを鍵盤で弾くことにどこまで意味があるか?
2012-02-04 23:32:20@nobuyamamasu 楽譜から音を思い浮かべて、その音を実現すべく歌う/弾くことと、音符を指で鍵盤に対応させてその結果を聞いていることは相当に違うことだと思う。
2012-02-04 23:45:342.実は点と点の間をむすぶ心理的な仮想の線が大事なのだと思う。このような線は、場合によってはスタッカートの音どうしの間にも成立しうる。
2012-02-05 08:50:504. これは数時間前にぽつっとツイートしたことと関係する。つまり子供にピアノを弾かせる場合、まずそのメロディを歌わせてみるのも良いのではないか、ということ。
2012-02-05 08:57:285.歌うことで、音符と音符の間にある様々な関係を把握して、その後にその感触をピアノの鍵盤のうえに移植してゆくのが良いのではないか。
2012-02-05 09:01:106. まず歌があって、やがてそれを模倣するような形で楽器が発達してきたのだろうが、その歴史を繰り返すのが 歌う→弾く の移行なのだろう。
2012-02-05 09:05:297. ピアノなどの鍵盤楽器は、明らかに多声部の声楽を模倣するために生まれてきたものだろう。そうなるとピアノによる音楽は多く「多声部の歌」(合唱音楽のようなもの)を内包しているはずだ。
2012-02-05 09:09:368.多声部を弾くことが出来るためには、個々の音は非常に容易に出すことができる機構にせねばならない。だからピアノは押せば簡単に音が出る。
2012-02-05 09:13:3410.そのような機械的、無機的な性質を克服して、本来の「息の通った歌」をこの楽器にもたらすのが、実は非常に難しく、なかなか実現できないことだ。
2012-02-05 09:17:4811. そうなるとこの楽器(ピアノ)を弾くためには、頭のなかに歌と音楽があふれていないといけないのだろう。そうでなければ無機的な点の連続に終始することになる。
2012-02-05 09:20:3112. 実は、プロの歌う歌でも音符のひとつひとつが聞こえるだけで、それを結ぶ流れが聞こえてこない例が驚くほど多い。こういうのは歌っているくせに、本当には「歌っていない」のだ。
2012-02-05 09:23:27@nobuyamamasu ピアノは物凄く多くの人が弾いている楽器。上もみても下をみてもきりがない。素晴らしい 弾かれ方がある一方、これ程理解されずに弾かれる楽器も他にないだろう。
2012-02-05 09:22:41@nobuyamamasu 多くの場合ピアノを弾く人は音のスタートする瞬間にしか関心がない。アタックがありボディーがありリリースがあると考えていない。アタックしかない。多数の音符を捌くのに忙しくてそれどころではないのだろう。
2012-02-05 09:26:51私も、音大出をみてて、その点に驚愕したこと 多々…QT @lydian7: @nobuyamamasu 多くの場合ピアノを弾く人は音のスタートする瞬間にしか関心がない。アタックがありボディーがありリリースがあると考えていない。アタックしかない。多数の音符を捌くのに忙しくて…
2012-02-05 10:04:17