[感想(ネタバレあり)]ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵
鼻詰まりが気になって全然寝付けない。開き直って「ベルセルク」を朝一番で観に行くことにした。まあAM10:00からの上映だけど・・・
2012-02-06 05:08:37映画ベルセルク観てきた。正直、期待を下回る出来だった。2章では修正されていることを願う。以下(できるだけ簡潔にしたつもりの)理由。(続く)
2012-02-06 14:11:05全編通して、邦画や日本製アニメが陥りがちな「何でも台詞で言っちゃう」がせっかく頑張っているシーンをことごとく台無しにしていく。それも、超マヌケな形で。(続く)
2012-02-06 14:15:14[例(ネタバレ注意and曖昧な記憶を含む)]ゾッドと初遭遇する場面。人間離れした力でガッツを圧倒するゾッド。そんなゾッドに対してガッツが一言、「こいつ・・・つえぇ」。・・・いや、観れば分かります。数カット遅れの確認とか萎えるだけです。こういうのがめちゃくちゃ多い。(続く)
2012-02-06 14:22:53[例(ネタバ・・・以下略)]本編の終盤。「ガッツがアドニスを手に掛けてしまい、精神的なショックを受ける」というシーン。原作ではガッツが、ユリウスとアドニスにガンビーノと自分をどうしても重ね合わせてしまうという描写があるから成立している。(続く)
2012-02-07 09:57:59しかし映画では、そもそもガッツのガンビーノとの関係やレイプシーンが回想としてわずかに描かれているだけで、しかも「俺に触るんじゃねぇ」の描写が存在しない為、何でこの殺しだけそんなに特別扱いしてるのか意味不明になってしまっている。(続く)
2012-02-07 10:12:05[補足]ガッツがユリウスとアドニスの剣術稽古を目撃するシーンもないので、ガッツはアドニスが誰だか分かっていない可能性すらある。
[例(ネタバ・・・以下略)]ガッツがバズーソを倒す、最初の攻城戦。原作では鷹の団とガッツの所属している傭兵団は敵方。だから戦闘後にコルカスがガッツにちょっかいを出す。さっきまで敵だったから。(続く)
2012-02-06 14:34:20でも今回の映画では、何故か鷹の団とガッツのいる傭兵団が味方側の設定に。結果、コルカスは「さっきまでの戦いで大活躍した味方側の兵士の報奨金を横取りに来た、文字通りの”ただの盗賊”」ってことになっちゃってる。えっ何?じゃあグリフィスって、そんなセコい盗賊の頭ってこと?(続く)
2012-02-06 14:39:18以上のように「いらない台詞を残し/加え、必要な描写をカット/無視しているので、全体のチグハグ感やテンポの悪さがすごいことになっている」ということです。勘弁してくれってことです。
2012-02-06 14:44:49