「Angel Beats!」の「ヱヴァ破」的な要素
開発日記其の四拾七 (麻枝准Angel Beats!開発日記) http://key.visualarts.gr.jp/angelbeats/blog/2009/07/post_5.html
2010-06-01 04:26:52音無が天使(かなで)と「対話」をするのが5話だったろ。エヴァもシンジが綾波と「対話」するのが5話だったんだよ。で、1話から出番はあるけど主人公が初接触するのが5話。
2010-06-01 04:30:56ヒロイン格の割には序盤やきもきさせるよね。5話という数字は約1ヶ月。最初から出てるけどそれまで殆ど喋らない。主人公も接触しない。それが綾波だった。
2010-06-01 04:32:26ニアに位置付けられるのかもしれないけど、あれは最初から出てた訳ではないからね。中の人込みでキャラを作って行った所もあるみたいだし。
2010-06-01 04:34:10最初から「この娘はヒロイン格ですよ」と作品外で明かした上で、実際の作品では参戦を遅らせる。綾波もアスカもそういった手法ですごく「引き」が強いんだよ。
2010-06-01 04:35:53序のクライマックスがラミエル戦になるのも綾波への配慮だったのかもしれない。あのヤシマ作戦がシンジと綾波が初めて共闘した戦闘だった。信頼関係もあそこから始まった。
2010-06-01 04:41:19こう言うとアレだけど破の方が綾波の成長としては正しいのかもしれないけどね。旧作は・・・ほら、アスカがすぐに出てきてヒロイン格に押し上げられたからw
2010-06-01 04:42:48ABはそういった部分での綾波的な文法が生かされてる作品だと思う。主人公とメインヒロインを対話させるまで5話もかけた。5話かける事でカタルシスを生む。
2010-06-01 04:45:29で、6話で急接近する。直井最大の失敗は音無さんと天使を同じ部屋にぶちこんだ事だと思います(アッー的な意味で
2010-06-01 04:46:56おさらいしておくと「OP・キービジュアルなどの情報からヒロイン格アピールは当初からされてる」「だけどもアニメ本編では後の方にならないと接触しない」という二点だよね。綾波・アスカはその辺の緩急が上手かった。
2010-06-01 04:50:43ナデシコのルリなんかもそうだっけ。あれも最初から居たけどアキトになびくまで時間かかったよね。 そりゃアキトは最初ガイと仲良くしてたし、すぐ死んだけど。
2010-06-01 04:52:33かなではそういう緩急も込みで綾波的なキャラなんだけど、使徒でもある訳だ。「なんかよく分からんけど敵らしい」という意味で。
2010-06-01 04:55:16使徒は倒さなければならない敵だったのか? それは分からんけど、ミサトやゲンドウがそう言ってたかもしれない。その疑問をシンジが得たのが最後のカヲル戦だった。
2010-06-01 04:57:17ゆり「自分の願望とは、あらゆる犠牲を払い、自分の力で叶えるものよ。人から与えられるものではないわ。音無君、大人になりなさい」 音無「俺には大人が何かわからねえよ・・・」
2010-06-01 04:58:41ABの核心は「天使はこちらを成仏させる敵よ。だから抗わなきゃならないの」と主張してるゆりに対して、「いやあいつ悪い奴じゃねえよ。というか成仏も悪い事じゃねえよ」と音無が気づく流れだろう。
2010-06-01 05:00:51だからSSSに対して「こいつらが天使と戦わなきゃならない理由ってなんだ? 本当に天使は悪い奴なのか? 天使ちゃんマジ天使」と突っ込みを入れながら見てた方が、ABは楽しみやすいと思う。
2010-06-01 05:01:34