ハイドレートじゃない、ただのメタンの話。 土星の衛星タイタンの地表に液体メタンの湖があるという。 そこの温度はマイナス179℃。 気圧は約1.6気圧だが、地球並の1気圧とほぼ同じと考えて、1気圧でメタンが液体でいられる温度帯はマイナス183℃~マイナス161℃、すごく狭い!
2012-02-17 09:42:29メタンはアルカン系炭化水素、いってみれば油である。1気圧で液体でいられる温度帯、メタン-183~-161℃(狭い!)、エタン-183~-89℃(広い!)、プロパン-190~-42℃(もっと広い)、ブタン-138~-0.5℃。水でなく、油の中で生きられる宇宙生物がいてもいいかもね。
2012-02-17 09:48:18液体メタンや液体エタンなど「油」の中の生命って、水っぽい生命しか知らない我々には考えるのが難しい。でも、地球生命は基本的に water-in-water だから細胞膜(油の膜)で仕切ってある。もし、water-in-oil の生命なら仕切り膜、すなわち、細胞膜が不要かも。
2012-02-17 09:59:38とりあえずあるとして、何が考えられるか。とりあえずそこは事実上酸素のない環境じゃないかと。酸素があれば、何かちょっとしたことで燃え上がり、文字どおりの火の海になりそう。
2012-02-19 02:29:57水のエライところは、とにかく何でも溶かしてしまうところ。溶媒として好き嫌いが無い。ガラスやプラスチック何でも来い(量は少ないけどゼロじゃない量を溶かせる)。だからいろんな化合物を利用するのに持って来いなんだよね。
2012-02-19 02:32:59一方で、炭化水素類はモノを溶かす力が極端に低い。イオン性の物質なんて全然ダメだろうと思う。WOの環境にいる生き物は膜は要らないけど、生きていく物質をやり取りするのに随分難渋するんだろうな。
2012-02-19 02:36:50外界からのやり取りが難しいので、生きてる者同士で代謝物を物々交換して生きてるとか。喰ったり喰われたりみたいなのが全然存在しない世界、みんな仲良し、みたいな。
2012-02-19 02:44:24よその星に生き物がいたとして、それって地球の生き物と同じ仕組みなのかなあ… 水をかけたら死ぬ、ジャミラみたいな生き物だったりしないのかなあ。
2012-09-01 20:59:15生命はいたのか?という疑問と同じく、いたのであれば地球と類似するのか、全く異なるのか?というのもとても重要な疑問になってます>RT
2012-09-01 21:06:23@lk_ss 水でなくても、固体液体気体と三態を常圧下で変化でき、いろいろなものを溶かしうる溶媒としての液体があればいいのではないでしょうか。土星の衛星タイタンにはエタンが地球の水のような役割を果たしているといいますし。
2012-09-01 21:15:15@lk_ss 水のある環境しか、地球に住むものとしては想像ができない、というのが正確なんでしょうね。なのでタイタンも調べたくなるわけですよ、メタンが水のごとく循環する環境なので。
2012-09-01 21:17:48.@nishi_aki @tsuka_ken ほあー、タイタンはそんな星なんですか!タイタンに生き物がいるとして、もしかすると水は毒だったりして。地球本位の考え方ですが、実際生き物を存在させられることがわかっている液体として水を持ってったのかもしれないですね。
2012-09-01 21:28:55地球での極限環境耐性菌、粘土鉱物、火星隕石、等々様々な科学分野の、様々な知見がベースにあって、キュリオシティがあるわけなんですよね。宇宙に関して無駄な学問はないですよ。はい。
2012-09-01 21:34:24@lk_ss 水と地球生命構成物質の関係から推測して、タイタンのメタンの海にはシリコーン系の生命がいるのではないか?そんなことを考えている人もいるようですよん。
2012-09-01 21:46:09@nishi_aki シリコン!すごい、それこそ想像もできない生き物ですね。早く一例でもいいからよその星の生き物が見つかるといいのになー!
2012-09-01 22:15:31生命の定義の一つは内と外を隔てる壁と内のエントロピーを下げる働きがあること、ものすごく平たく言うと外からエネルギーを取り込み、老廃物を外へ捨てることができるものであります。そこで、水はなんでも溶かす溶媒として働くのですが、その溶かす能力が半端ない、そこが特筆に値するわけです。
2012-09-01 22:12:25