女川町災害廃棄物受け入れに伴う住民説明会(世田谷区)

2月18日・28日に世田谷区で行われた「女川町災害廃棄物受け入れに伴う住民説明会」に関するツイート
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弁護士まーたん @JurisD_yu

② (1)バグフィルターは完全じゃない。高濃度に汚染された瓦礫を燃やした場合、排ガス1㎥あたり3ベクレル検出されたとのデータがガイドラインP28に載ってる。このことからしても、やはり使用済みバグを焼却するのはリスキーだ。

2012-02-29 01:52:13
弁護士まーたん @JurisD_yu

③ (2)焼却処理の排ガスの濃度基準を定めているのは「実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規則の規定に基づく線量限度等を定める告示」だそうだ。これ、名前からして、原発からの排気の基準なんじゃないか。だって1㎥あたり50ベクレルは高すぎ。これは明日調べる。

2012-02-29 01:52:46
弁護士まーたん @JurisD_yu

④ (3)サンプルの採り方、ガイドP18「災害廃棄物の山の表面のみを採取しないようあらかじめ重機等で・・・掘削・攪拌等を行い、表面以外の摂取」って、そりゃ「低汚染」になるわよね。

2012-02-29 01:53:20
弁護士まーたん @JurisD_yu

⑤ (4)瓦礫焼却シナリオの被曝線量計算(ガイドP38)で計算されているのは、作業者の被曝量、焼却炉周辺居住の公衆(成人)および(子ども)の被曝量、それぞれ外部・粉塵吸入、経口摂取。やはり可能性はあるんだ。中でも飛びぬけて高い計算結果は焼却灰に直に接する作業員の被曝量。心配だ。

2012-02-29 01:53:51
弁護士まーたん @JurisD_yu

⑥ (5)環境省の広域処理ガイドラインの端から端まで読んでも、東京都のいう「遮蔽空間で0.01μシーベルト」という受入れ安全基準は載っていない。これは東京都が独自に策定したもの!(←本日の説明会で確認した。やはりそうだった。都の作った独自基準だ。)

2012-02-29 01:54:58
弁護士まーたん @JurisD_yu

⑦ (6)環境省ガイドライン末尾に都作成の「放射能管理マニュアル(岩手県宮古市分)」が別添されている。P1に、放射能測定方法として説明会で言っている3回の空間線量測定以外に、「放射性物質濃度測定」とある。岩手県より汚染されてる可能性のある宮城県の瓦礫ではなぜこれをやめちゃった?!

2012-02-29 01:55:31
弁護士まーたん @JurisD_yu

⑧ と、ここまでが環境省ガイドラインからの発見。以下、今日の説明会でわかったこと。(1)質問者Q「測定値をリアルタイムでネット上で公開してほしい」、都のA「測定業者からあがってきた数値を都がチェックしてから公開するから、無理」。

2012-02-29 01:55:56
弁護士まーたん @JurisD_yu

⑨ 私見:昨日は外遊びさせてた、いっぱい出てて吸っちゃってた、じゃ遅い。技術的に可能なんだからやるべき。しかも都のチェックが入ると信頼性がむしろ低下する。なんのためのチェックだ。測定してない人間が、何をチェックするんだ?

2012-02-29 01:56:17
弁護士まーたん @JurisD_yu

⑩ (2)質問者Q「そもそも、女川町の方たちは、広域処理を望んでいるのか。広域処理の予算1兆700億、広域処理は町の全瓦礫のわずか20%、(その他もろもろのデータを挙げ)これは明らかに不合理な政策。石原都知事は『地方から国を正す』などと常々発言しているのだから、

2012-02-29 01:57:22
弁護士まーたん @JurisD_yu

⑪都が『広域処理はおかしい』と国に指摘すべき。それをしないというのならば、広域処理が現地処理よりも合理的で優れている、との考えか。では、ここで、広域処理が現地処理よりも優れているという合理的な説明をしてください」。都のA:被災地は困っている、うんぬんと、関係ないことを喋る。

2012-02-29 02:02:49
弁護士まーたん @JurisD_yu

⑫ (3)持ち込み安全基準について。私は、事前に23区~組合と都環境局廃棄物対策課に電話で問い合わせをし、「遮蔽空間0.01μシーベルトは、これまでの経験則から、ベクレル換算だと240~480ベクレルです」との回答を得た。2部署ともこの件について全く同じ説明をしてくれた。なのに、

2012-02-29 02:04:12
弁護士まーたん @JurisD_yu

⑬ 今日山田氏は説明会で「0.01μシーベルトは240ベクレルです。おっしゃるのは誤差の範囲です。」とわけのわからないキッパリさ。その点の食い違いについて聞いたが、時間が9時半過ぎていたため、司会者に打ち切られてしまった。

2012-02-29 02:04:37
弁護士まーたん @JurisD_yu

⑭ 電話で聞くと240~480ベクレルと言うのに、説明会だと半分の値で説明する。なんて不誠実なことだろうか。都に対する不信感は説明会のたびに増す一方だ。これだけじゃない。

2012-02-29 02:05:00
弁護士まーたん @JurisD_yu

⑮(4)山田氏は、作業者の被曝の計算根拠の説明で「1日8時間労働を250日しても大丈夫な計算」と説明。しかし環境省ガイドには「1日8時間250日の半分(つまり125日)労働で計算」とある。山田氏の計算では作業者は2倍被曝させられる。指摘したが「これであってるのです」と。

2012-02-29 02:06:57
弁護士まーたん @JurisD_yu

⑯ (5)「都の作業者被曝に関する指針では、作業員に線量計を持たせて被曝量をチェックするから作業者の安全は保たれてる」との説明。しかし、ガイドラインを見れば明白、作業者の被曝は灰の吸入と経口摂取が一番多い。どうか、外部線量だけで管理するのはやめて・・・危ないと思う。

2012-02-29 02:07:55
弁護士まーたん @JurisD_yu

⑰ (6)今日、23区清掃組合の方が断言してくれたこと。「国の排ガス安全基準(←1㎥50ベクレル)にかかわらず、排ガスから放射性物質がわずかでも検出されれば、操業を停止する。」すこし安心できた。この人はいつも誠実な回答をしてくれる。この人は山田氏と違って、東大話法を使わない。

2012-02-29 02:08:28
弁護士まーたん @JurisD_yu

⑱ (7)Q「焼却灰は移動させる際に舞い散らないのか」。23区組合A「灰は40~50%の水分を加え湿潤な状態で扱うから飛ばない。唯一、世田谷区の千歳焼却場からの灰の移動のみ、ナントカ?という方法で、湿らせずに移送するが、十分な対策を施している。」これまたちょっと安心できた点。

2012-02-29 02:08:56
弁護士まーたん @JurisD_yu

⑲ 以下、聞いたけど時間切れで打ち切られたこと。(1)遮蔽空間0.01μという都独自策定の持込安全基準を、もっと厳しくしてもらえないか。今のままでは単純計算で480ベクレル×濃縮33倍=15840ベクレル。国の基準(8000)の倍になり、おかしい。

2012-02-29 02:09:25
弁護士まーたん @JurisD_yu

⑳ (2)環境省ガイドでは高濃度汚染瓦礫焼却で排気から3ベクレル検出とのデータがある。だから、使用済みバグフィルターの焼却はやめてもらえないか。

2012-02-29 02:11:48
弁護士まーたん @JurisD_yu

21 (3)PCBは微量でものすごく有害な物質で、回収して厳重管理が前提。焼却は法(大気汚染防止法)の想定外。大防法の規制品目を参考に、灰や排ガスのPCBを測定していないというのは、大問題。絶対に測定すべき。宮城県にも津波で流されたPCB保管庫あった可能性ある。

2012-02-29 02:12:15
弁護士まーたん @JurisD_yu

22(4)石原都知事は「うるさいやつには『黙れ』と言えばいい」などと発言された。区ではなく都が説明会を開いて、知事が瓦礫の問題や、市民生活と放射能の問題について、見解を述べてほしい。そこでも「うるさいやつは黙れ」などと言えるのか。都は説明会を開いてくれないか。

2012-02-29 02:12:55
𝕞𝕚𝕨𝕒𝕜𝕠 @nelleemark

「2月28日 【世田谷区】 宮城県女川町の災害廃棄物の受入にかかわる住民説明会」をトゥギャりました。 http://t.co/Fq5outDl

2012-02-29 02:48:31
@TogetterJP

【★注目】主: @nelleemark 2月28日 【世田谷区】 宮城県女川町の災害廃棄物の受入にかかわる住民説明会 fav:1 view:132 http://t.co/Pue67dbK

2012-02-29 03:42:57
武田 一灯(神奈川16区:脱原発に一票) @kujiragami

…処分場の事、しっかり勉強されてますね。安易に「瓦礫広域受け入れ賛成」を叫ぶ人々は実際危険に晒されている作業員の存在を認識しているのか、と RT @nelleemark 「【世田谷区】 宮城県女川町の災害廃棄物の受入にかかわる住民説明会」 http://t.co/0J4Oz8uX

2012-02-29 10:39:43