猫の日音春ちゃん♥

音春bot @otoharu_bot

「その為に、わたしも精一杯お手伝いしますにゃん。でも、まずはこの耳を治さにゃいと。…ですね」「あははっ、そうだね。ネコミミアイドル！って出ていって、ホントの猫耳だったら大騒ぎになっちゃうし。明日になるまでにちゃんと消えてくれるといいけど」

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「ここは、もう少し流れるように…♪ララーララーにゃにゃにゃーって…あっ……」「春歌？」「ううっ、いつものようにラララって言おうとしても、つい猫語になっちゃいますにゃん……」「…ねえ、今日はさ、新曲について考えたりとか、真面目な練習とかは、もう止めない？」「音也くん？」

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「そのかわり、いつかみたいにさ、アドリブで適当に歌おうよ！それなら、にゃーにゃーってなっちゃっても、問題無いでしょ？せっかくオフなんだし、ただ二人で気持ちよく歌うだけ。ねっ？」「……はいっ」「じゃ、いくよ。1.2.3.…」「ララーララーにゃーにゃーにゃ～♪」「uh～uh～～♪」

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「音也くん、ちょっと休憩しましょうにゃん。クッキーと…あとカフェオレをいれました」「わ、ありがとう！……あれ？これ、猫型？かわいいね」「はい、今日の猫の日に食べようと思って、昨日焼いておいたんですにゃ」

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「でも、まさかその猫の日に猫耳つけた状態で猫型クッキーを食べることになるなんて、普通思わないよね。なんだか、共食いみたいかも」「！そ、そうですにゃ…ごごごめんなさい」「あああっ、ごめん！じ、冗談だから！いただきます！うん、美味しいよっ」「は…はいっ。それなら良かったですっ」

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「ねこ也くん！あっ、可愛いかもにゃ…！」「ねこ歌。んー、名前っていうより、猫の歌みたいになっちゃうかな？」「ふふっ、名前まで猫っぽくなると、いよいよ本当の猫さんみたいで不思議な感じですにゃん」 #名前の頭2文字をねこに変えると可愛い

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「春歌。ぎゅっ…」「えっ…どうしたんですか？」「ん、今日はずーっと猫耳の春歌見てたけど、やっぱり可愛いなって」「えっ…猫耳が、ですかにゃ？」「ううん、春歌が。普段も可愛いし、猫耳ついてる春歌も可愛い」「あ…あああああのっ」「…かぷっ」「ひゃうっ！ななな何するんですにゃー！！？？」

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「あ、ごめん。春歌の猫耳が目の前にあって、なんか美味しそうだったから、つい」「お、美味しそうって…」「ほら、そうやって反応するから、楽しくなってきちゃう…ちゅっ」「んにゃあっ！く、くすぐったいですっ……音也くんのばかっ!」「わ、春歌！やりすぎた！？ご、ごめんってばー！！」

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「音也くんっ」「え、な、何っ？まだ、怒ってる…？」「さ、さっきから、音也くんばっかりわたしの耳とか触ってて、不公平にゃんですっ。だから…わ、わたしにも触らせてくださいにゃっ」「あ、そ、そういうことね。いいよっ、じゃあ俺ソファに座るから」「あ、ありがとうございます」

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「なでなで…さわさわ…あ、やわらかい……」「あははっ、春歌。くすぐったいよ」「あっ！？ごごごごごめんなさいすいませんにゃ！音也くん、大丈夫ですか！？」「ぷっ…耳をくすぐられてお返しで触ってるのに、そこで謝っちゃうの？」「えっ、あ、そ、そうでしたにゃん…」

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「でも、そういうところも大好きだけど」「だ、大好きって…ひゃっ！？」「ん？何？」「い、今、音也くんの猫耳がぴくぴくって動いて…」「え？そりゃ動かすくらいできるでしょ？」「ええっ！？…わ、わたし出来そうににゃいです…ウインクに続いて、またできないことが増えそうな気がしますにゃん…」

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「音也くんも、今日は外に食べには行けにゃいですよね？良かったら、夕飯、食べてってくださいにゃ！」「え…いいの？ホントに？ありがとうっ！」「お買い物に行けなかったから、簡単にあり合わせだけですけど…オニオングラタンスープですにゃっ」「うわー、美味しそう！いただきます！」

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「ふー、ふー、……あ、あちちっ！ううっ、美味しいんだけど熱くてなかなか食べられないや」「あ、まだオーブンから出したところで、熱いので気をつけてくださいにゃ。…ふー、ふー…あ、あつっ」「…………」「…………」「もしかして……」「猫耳が生えるだけじゃなくて猫舌化してる……？」

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「猫耳が生えて…猫舌になっちゃった…ってことは…マタタビとかねこじゃらしとかも効く…ってこと？」「で、でも、猫舌も例のジュースのせいとは限らにゃいですよ？できててで、とてもあつあつで、食べられなかっただけかもしれませんにゃ」

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「とにかく！実際にやってみないとわからないよ。とりあえず、マタタビとねこじゃらしを手に入れて…！」「あの、音也くん、マタタビもねこじゃらしも外に出かけないと手に入らにゃいし、今、この耳が消せるまでは外出できなんじゃにゃいかと…」「あっ」「……」「……」

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「ねえねえ春歌、今気づいたんだけど、今の俺たちって、本来の耳と、猫耳、2つある…ってことだよね？これ、どっちも音は聞こえてるのかな？片方から聞いてるのかな？」「あっ…どうなんでしょう？」「じゃあ、試してみようよ？とりあえず猫耳の方から」「えっ」「ふーーっっっ」「んにゃっ！！！！」

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「ひ、ひどいですにゃ！く、くすぐったいです…っ！」「ごめんごめん、冗談。こっちの耳には、息吹きかけたりしないから」「ホントに？」「ホントホント。耳かして…………大好き。ちゅっ…」「―――っっ、音也くん、ずるいです……」

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「猫耳になっちゃってから、「ニャンニャンしちゃいなよ！」って言われてるみたいだけど…春歌、意味分かる？」「うーん…？猫の物真似をしてみて、ということでしょうか？」「なんとなく違う意味があるような…トキヤにメールで訊いてみよっと」「じゃあわたしはトモちゃんにメールしてみますにゃ！」

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「……トキヤに「あなたはバカですか？それくらい自分で察しなさい」って言われた……」「……よくわかりませんが、トモちゃんに何だか呆れられたみたいです……」

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「2月22日、22時22分22秒くらいをお知らせするよっ！」「にゃんにゃんにゃん、がいっぱいですにゃん」

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「ねえ春歌、この猫耳が今日で消えちゃうなら、記念に写真撮ろうよ！」「そうですにゃ…珍しい体験でしたし、猫の日の記念に」「オッケー！じゃあ俺のケータイで。いくよー！3…2…1…ちゅっ」「！！！お、音也くん…！！」「へへっ、春歌とのちゅー写真、2枚目だねっ」

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「…戻った、かな？」「猫耳は消えてます…語尾ににゃんってついちゃうのも無くなった……みたいです」「よ、良かった～～～」「はい、ホッとしました…わたしはともかく、音也くんはあのままではお仕事に差し障りが出てしまいますので…本当に良かったですっ」

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「しっかし何だったんだろ、あのジュース」「もしかして…ここのところ、音也くん忙しくしてて、久しぶりのお休みだったから…ゆっくりお部屋で休むようにっていう社長の心遣いだったのかな？」「うーん…でも実際に聞いたら『猫耳が生えたら面白いからデース！』とか言いそうだよね、あのオッサン」

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「春歌の猫耳は、触り心地良かったし、猫耳ついてる春歌もすっごく可愛かったけど…でも春歌は猫耳があっても無くてもかわいいもんね！」「音也くんったら…あっ、でも、耳に息とか吹きかけるのは、もう禁止ですよっ」「へへっ、分かったよ。じゃあ、ぎゅーってさせて？ぎゅーっ！」