かえるかえるかえる!
- nishiwaga_SDF
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そめ
最初から、本当に始めから、権利がなかったのかもしれない。あるいは奪われ続けたし、それに対してどうこうするという思考もなかった。奪われて、それが当たり前だと。
2012-02-24 19:05:58暴力よね。大きな力。ふらふら色んな人の所へ帰っているように見えるのかもしれない(し、よくそう言われるけど)、まだ僕の中では固定された場所に帰ることって暴力に近しいのではないか、と。本当は帰りたい。でも、怖いんだ、まだ。
2012-02-24 19:11:22こぼ
自分は昨年の一連の出来事を経て、今まで自分と家とが、必要十分条件的な位置付けであったということに気付かされた。疑う余地もなく、ゆるぎなく、根強く、そうあるべきものとして、それ以外の選択肢はないかのように
2012-02-24 20:43:10自分と家…特に母個人と父方の親族…との関係をあまりにも過信していた。その関係でしか自分を見ていなかった。帰るのが当たり前、帰ることを認められなくなったのだとしたら絶対的に自分に非があって、そのままでは生きている意味がないのだと思っていた
2012-02-24 20:46:55振り返ってみれば今までの自分にとって帰る家とは「場所」ではなく「家族」のこと。常に家族と一緒にいた。父と母が至近距離にいて、かつ二人の祖母と叔母夫婦のテリトリー内でもあり、祖父らの写真が置いてあるところ。
2012-02-24 20:53:37論文では偉そうに散々書きまくっておきながら、自身においては一番近しいところでそこに欠陥がある。相手との間、自然な距離感、時間の流れの共有
2012-02-24 21:01:24子どもは子どもらしく家庭の鎹としての役目を果たしなさい、とわざわざ教えられ、自分はなんて自らの役目を理解していなかったのだろうと大真面目に反省し、とはいえ相手の顔色を伺いすぎて結局何もできずの繰り返しだったため、常に抑圧・自粛の負担は大きかったものの結果的には何もしていない自分
2012-02-24 21:22:01ちだ
私が帰りたいのは、取り壊されて今はもうない生家だ。隣にぶんさくしずえ宅があって、二階建てで狭くて、青い瓦屋根で、葡萄棚の下にねこの親子が住んでたあの家にいた時は十全に幸せだった。
2012-02-24 18:49:00すきな漫画に何度も、「早くどこかへ帰りたい」というフレーズが出てくるんだけども、まさにあの家を出てからずっとそんな感じで。引っ越した頃、夕方の、よいこはおうちへ帰りましょうの放送が流れると「おうちへ帰ろう!」て新しい家の中で妹が泣いてたっけ。
2012-02-24 18:56:38実家を出てひとりの部屋を持った今、やっと帰れてる気がしてきた。すきなものしか置いていない、私のための空間。帰るというのは安心するのと同義だ。私にとって、実家は行くとこであって帰るとこではない。
2012-02-24 19:16:01生家をつぶした上に建ったマンションの一室が今の実家なんだけど、そこに移ってしばらくしてから妹が「生家をいつか建て直したいけどよく覚えてない、どんなだった教えてほしい」て言ってきたことがあった。
2012-02-24 19:33:38ガワだけ用意しても中身がなければ無理だよともう知ってたから、私は気のない生返事をした。帰る先はやっぱり、場所でなくて人間かもしれない。けど、変わり果てた江古田に、帰るとこなくなったなってさみしくなるのも本当。
2012-02-24 19:35:08