セカンドライフについて
この前のセカンドライフの話の続き。セカンドライフのもともとのデフォルトアバターが、もうなんというか、メンバーが評するに「ゴリラ」「和田」(アキ子)という感じのイカツイフォルムで、これが「アヒル歩き」と言われるドタバタした歩き方をするので、ひどく初期の印象悪かったんだわ。
2012-03-13 04:14:34かの詐欺事件で捕まったエクシングワールド宣伝ビデオでも。「いままでの仮想空間にありがちなアメリカンコミック風とは違い」と言及されるほどww http://t.co/Q49NQ41a
2012-03-13 04:17:10いまのセカンドライフでは、アカウント作るときにインワールドのクエリエイターが作った比較的まともな容姿のアバターがいくつも表示され、その中から初期アバターを選択でき、登録後もワンタッチでいくつものアバターを切り替えることができます。まあほどほどの既製服が用意された感じ。
2012-03-13 04:19:31で、アバターの構造的な部分をもうちょっと詳しく説明すると。まず「シェイプ」という体を構成する3Dオブジェクトがあります。これは基本すべて同じ頂点数のポリゴンメッシュで出来ていて、体型をいじるというのは頂点を移動させることに相当します。
2012-03-13 04:22:09肌の色、髪の毛などもシェイプの変形と表面色の変更で行なっているのがもともとのセカンドライフです。髪の毛を伸ばすと額あたりからシェイプが盛り上がって来る感じ。これがまたもう、みっともないシロモノなんだわ。
2012-03-13 04:26:12あと、衣装。アンダーシャツ、アンダーパンツ、シャツ、パンツ、スカート、ジャケットといったレイヤー構造の衣装は基本シェイプの表面に載せるテクスチャでしかありません。ただしそれらの衣装のパラメータをいじるとシェイプの袖口に当たる部分をふくらませたりして、服っぽく見せる仕組み。
2012-03-13 04:30:25これもよりリアルにするためにオブジェクト装着型の衣装が売られるようになったりします。襟とかスカートとか一部だけオブジェクトにするなどの手法がよく使われます。ただし衝突判定はないので、スカートから足が突き抜けますw
2012-03-13 04:31:50また、アバターの体の色とかもシェイプの表面色などの調整で行うのがもともとの仕組みでした。眉毛や肌色、髪の毛の色が変更できます。唇の色も変えられたはず。でもなんかほんと、プラスチックの人形に濃淡のないペンキで色塗ったようになるんだよね。
2012-03-13 04:33:54んで、実はこのアバターの構造は肌、タトゥー、衣装というレイヤー構造になってたんですね。最初に「タトゥー」というレイヤーを作ったリンデンラボの意図はさておき、この「タトゥーレイヤー」に濃淡を描き、化粧をした肌を貼り付けるという行為が行われます。
2012-03-13 04:35:25もともと唇や眉毛まで細かく調整できたシェイプでのパラメータ調整みたいなことはできなくなったけど、よりリアルな体ができるようになって、スキン屋さんがどんどん出来ました。写真からスキンを作ってよりリアルにしたり、日本人コミュニティでは「よりすっきりかわい」感じのスキンができたり
2012-03-13 04:37:182007年にSLはじめたころ、すでにアバターはシェイプとスキンで仕上げるのが普通だったので、「なぜタトゥーと書いてある所にスキンを貼るのだろう」と疑問に思ったw
2012-03-13 04:38:32セカンドライフのビューア2からは、もうみんながスキンを貼ってるあれはスキン用のレイヤーだということにして、リンデンラボは新たにタトゥーレイヤーを追加してしまいましたww。
2012-03-13 04:39:51んで、シェイップにもともと性器がないって話だけど、股間は男女ともつるつるです。でもそこはセカンドライフ。性器屋さんがあるのですねww
2012-03-13 04:41:42アダルト方面に関しては、フリーセックス、BDSM、ゲイ、レズビアン、それぞれなんらかのコミュニティがあり、行為に及ぶ場所があります。奴隷狩りができる牧場とかもあって、裸の奴隷を捕まえると自分が主人になってとか、そんな感じのプレイがあったり。
2012-03-13 04:46:36セカンドライフ内で作られる3Dオブジェクトはもともとプリミティブな箱や球体、円柱やトーラスといったものしかありませんでした。これらを変形、穴あけ、切断していろんなモノが作られます。これらの基本オブジェクトを「プリム」と言います。
2012-03-13 04:52:04