獣の仕業第五回公演「せかいでいちばんきれいなものに」感想

里中志遠 @john_spashiba

獣の仕業「せかいでいちばんきれいなものに」なくしてしまったありふれたもの、うしなわれてしまった幸せ、どうしてもあと一歩届いて欲しかった願いへと肉体をもって訴求する言葉の洪水。未だに正体不明なままの膨大な熱量を叩きつけられた。

金澤　巌 @iwao_kanazawa

劇団『獣の仕業』第五回公演「せかいでいちばんきれいなものに」神楽坂die pratzeにて明日は13時と16時の二公演で二千円。会場入りした瞬間から独自の世界観に誘われる突出した表現方法を確立、それは終始ブレる事なく。是非、ご体感下さい！

古田島啓介 @hoihoihohoooooi

獣の仕業観劇。アンケートにも書いたが、壮大な物語を読み終えた様な、逆に誰かの日常を観ただけの様な不思議な感覚でした。

古田島啓介 @hoihoihohoooooi

獣の仕業さんはいい役者がおるから嫉妬してまうわ。

金澤　巌 @iwao_kanazawa

「劇団『獣の仕業』第五回公演「せかいでいちばんきれいなものに」観劇」ブログ更新しました。神楽坂die pratzeで本日千秋楽。13時と16時の二公演。チケット二千円。ご都合がよろしければ是非！http://t.co/e7cLPYSV

伊織夏生 @iori_natsuo

獣の仕業、行きたかったのに、時間的にどうしても行けないことが今わかって愕然……超ショック。もっと確認しとくべきだった。

ラディー🐈 @RADY_KESHY

けもの観劇終了。詩を身体にちゃんとインストール出来ていた。カラー違くとも、そのスタイルに凄くシンパシーあり。

Zackie☆彡.『ザッキー　シューティングスター　ピリオド』 @ZackieWORLDWIDE

@Shion_Satonaka そうですねぇ〜。私も役者をやってますが、やはり芝居は対：人ですよねぇ〜。演じてる人と、お客様。これからの『獣の仕業』が楽しみです。

里神 @satogamy

演劇 獣の仕業 第五回公演 せかいでいちばんきれいなものに その① 息継ぎが無い程の発声、躍動感の有り余る動作、そして何よりも劇団自体の卓越された連携。 75分間にこの劇団程の情報量を集積させている若手の劇団もそうは無いでしょう。

里神 @satogamy

演劇 獣の仕業 第五回公演 せかいでいちばんきれいなものに その② 前回観劇した飛龍伝同様、開演前から役者は舞台に既に居て、【開始】している。 来客に対して、スタートラインを変えてしまう、ある意味、taboo とされる開演前からの動作は、グッとその世界に見ている者を惹き付ける。

里神 @satogamy

演劇 獣の仕業 第五回公演 せかいでいちばんきれいなものに その③ 意図して言葉を悪くするのであれば、「来場者を無視して始める演」には善し悪しがあるとは思います。

里神 @satogamy

演劇 獣の仕業 第五回公演 せかいでいちばんきれいなものに － 演劇にしか出来ない視聴者への breakaway に近い行為に関しては、この観覧させていただいた演劇とは話が逸れる為、後述させていただきます。 以下、話を戻させていただきます。

里神 @satogamy

演劇 獣の仕業 第五回公演 せかいでいちばんきれいなものに その④ create において重要視されるものの一つとして「間」という表現があります。 当団体は、演劇には珍しく捌けが無い。舞台に入りした役者は常に舞台に上がっており、また暗転も極端に少ない(寧ろ完全には無い？)。

里神 @satogamy

演劇 獣の仕業 第五回公演 せかいでいちばんきれいなものに その⑤ そのため、「間」という概念がほぼ無いと言って過言ではない。 しかし、こういった作品が一度(ひとたび)「間」を作ると想像を絶する「力」を持ちます。

里神 @satogamy

演劇 獣の仕業 第五回公演 せかいでいちばんきれいなものに その⑥ お笑いも「間」は爆発的威力があります。 これは、どんなに秀逸された話や、舞台美術を持ってしても超えられない圧倒的なものだと私は思います。 そして当演劇には、狙ってか定かではありませんが一部それに近い形があった。

里神 @satogamy

演劇 獣の仕業 第五回公演 せかいでいちばんきれいなものに その⑦ また、視聴者に向かい、女性5名が同じ台詞を高速で伝達する言葉は心理的な衝撃を強く与え、「世界に惹き込む」を超越した「世界に呑み込む」という現象を見事に具現化していた。

里神 @satogamy

演劇 獣の仕業 第五回公演 せかいでいちばんきれいなものに その⑧ その後、唯一の男性が一人、自身の出した手紙を暗唱する。素晴らしい完成度に絶句をせざるを得ない。 音楽表現におけるワビ・サビの後における C メロディーに近い意味合いだと感じる。

里神 @satogamy

演劇 獣の仕業 第五回公演 せかいでいちばんきれいなものに その⑨ 役者個々の技量や動作においては、私個人的な意見を記載させていただくのであれば、正直「高い」とは思えない(決して低いと記載している訳でありません)。

里神 @satogamy

演劇 獣の仕業 第五回公演 せかいでいちばんきれいなものに その⑩ ただし、この劇団に対して言えば、役者個々の技量を武器としている訳ではなく、役者本人を武器としている。様に感じます。

里神 @satogamy

演劇 獣の仕業 第五回公演 せかいでいちばんきれいなものに その⑪ 2,000円という金額とは思えない quality で表現された当演劇。複数回見たいと思わせる高度な作品でした。 しかし、この劇団に関して言えば「作品」が進み過ぎているが故の高度である印象も同時に受けました。

里神 @satogamy

演劇 獣の仕業 第五回公演 せかいでいちばんきれいなものに その⑫ 75分に、これ以上詰め込むのが困難と思える状況の中で、視聴者はそれが一部、極端に言えば、言葉や動作が抜けても判らない。 それでも視聴者がこの演劇は面白いと思えるのは、演者の限界を見ているからであると思います。

里神 @satogamy

演劇 獣の仕業 第五回公演 せかいでいちばんきれいなものに その⑬ 「作品」が進み過ぎている故に高度であるという意は、「作品」に対してその他のモノが追い付いてしまった時、どういった表現を持ってして、更なる鋭利さを求めて行くのか。

里神 @satogamy

演劇 獣の仕業 第五回公演 せかいでいちばんきれいなものに その⑭ 私が危惧する事でもなく、失礼を敢えて申し上げると、高度で在るからこそ、今の stance より「先」を是非次の作品でと期待せずにはいられません。