Kei_chandlerさんのガイガーとアボガドロ定数と量の感覚

これ読むといいですよ 忘れちゃった方も初めて聞いた方もすごいわかりやすいと思います。
科学 放射線 アボガドロ定数 ガイガー bq
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高野啓🇯🇵 @The Cleaner @kei_chandler
1年経ってもいまだに知られていないので、再ツイート。正確な空間放射線量は市販のガイガー式では正確に計測できません。文部科学省の発表している値と比べ約1ケタ大きい値が出ます。それを知らず不安がったり、国の数値はデマ、と思っている人が多い。シンチレーション式で計測するのが正解。
高野啓🇯🇵 @The Cleaner @kei_chandler
これが必読。簡易式の安いガイガーを買ってきたままで測定しても、信頼できる数字は出ないのです。 →  「簡易放射線量測定器でできるだけ良い測定を行うコツ」 http://t.co/1U8RXt9m@clear.wt さん作成)
高野啓🇯🇵 @The Cleaner @kei_chandler
ガイガーに限らず、あらゆる測定器・計測器は「適切な機器を正しく使う」必要があります。機器とは、測定すれば何らかの数字を出してしまうものなのです。体温を測るのに普通の室内温度計を脇に突っ込む人間はいないでしょう?でも体温計で室温は測れない。単純に言えばそういうことです。
高野啓🇯🇵 @The Cleaner @kei_chandler
一番多い間違いが、ガイガーを地面において測ること。多くの人がやっています。地面に置くと値が大きくなるので「こちらの方が正しい」と思ってしまうようですが、違います。地球そのものの放射線がプラスされてしまうのです。なので空間放射線量を計測する場合は地上約1mで測るのが正解です。
高野啓🇯🇵 @The Cleaner @kei_chandler
そもそも機器分析、測定とは、自分の望んだ値が出るように操作すること、都合のいい値を選択することなどは許されません。「地面に置いたら大きな値が出たから、こちらの値を採用しよう」。 こんな考え方そのものが、機器分析の基本から外れた、間違ったやり方なのです。
高野啓🇯🇵 @The Cleaner @kei_chandler
3.11のデモにガイガー管持参で行った方も多いことでしょう。周りの人の数値は結構バラけてたんじゃないですか? 容易に想像できますし、実際、そんなツイートもいくつか見ました。適切な機器で正しく測ってないからバラけて当然なのです。
高野啓🇯🇵 @The Cleaner @kei_chandler
「物質1モルに含まれる分子の数はアボガドロ数といい、その値は 6.02×10^23(10の23乗)」。これは、学校の理科か化学で絶対に習ってます。日本史でいえば「鳴くよウグイス平安京」「いい国作るぞ鎌倉幕府」並みのレベル。忘れた人は忘れてるんでしょうけど。そりゃ忘れた人が悪い。
高野啓🇯🇵 @The Cleaner @kei_chandler
(続)これはどういう意味でしょう? 6.02×10の23乗とは数字で言うと「6020垓」。物質1モルに、分子が「6020垓」個含まれるということです。水なら分子量18なので、水18グラム(厳密に言えばちょっと違うけど)は水分子「6020垓」個で出来ているんです。ものすごい数です。
高野啓🇯🇵 @The Cleaner @kei_chandler
そこでベクレルが登場します。1ベクレル(Bq)とは「1秒間に1つの原子核が崩壊して放射線を放つ放射能の量」 (cf. Wikipedia http://t.co/XLV8Ioae )。 原子の数と関連しているので、先のアボガドロ数の値と関連づけて考える必要があります。
高野啓🇯🇵 @The Cleaner @kei_chandler
セシウム137 1モル(137g)にはセシウム原子が6020垓個含まれているのです。ベクレルで使われている百、千、万という単位が6020垓と比べて如何に小さいか。ベクレルという単位を見るときにはこの感覚を持つことが重要です。絶対数の大きさだけに惑わされてはいけません。
高野啓🇯🇵 @The Cleaner @kei_chandler
ベクレルを軽視せよとか安全だとか言いたいのではありません。500Bq という数値を聞いた際に「500もあるのか」ではなく、1モル=6020垓個の分(原)子、さらに、人間の細胞数は約60兆個、そういう数値との比較で考えましょうと言うこと。宇宙で言えばメートルと光年のようなものです。
高野啓🇯🇵 @The Cleaner @kei_chandler
おまけ。光の速度は秒速30万km。そんな猛スピードでも太陽まで8分、太陽から最も近い恒星まで4光年。銀河の端まで10万光年。まだこれでも我が銀河系から外に出ていません。10万光年でも「たった」100京メートルなんです。じゃ、6020垓メートルって? 602億光年!宇宙より大きい。

コメント

* ∣ժ̅ †꒭ †꒭ * @floraison08 2012年3月15日
すごく分かりやすい説明と基本的な知識。でも、こういった基本をすっ飛ばして、週刊誌的拡大解釈の煽りネタを、目の前にある現実だ、などと言う人は、何かが根本的に違うんだろうな…。理解しようともしていない、とも言える。
北岡修二:S.KITAOKA @regedry33 2012年3月15日
わかりやすい良いまとめですね。ベクレルが用いられる以前はキュリー:Ciという単位が使われていました(1Ci=3.7oo×10^10Bq)。このキュリーとベクレルの両方で放射化学を教えた先生によると、1秒間に1個の原子核の崩壊を表す、ということでベクレルはそのまま教えることができた、とのこと。面倒な換算は必要なし、というわけです。
北岡修二:S.KITAOKA @regedry33 2012年3月15日
Ci:キュリーは、Ra226:ラジウム1gの壊変率から導きだされたもので、ベクレルに比べると大きすぎるのでミリキュリー、マイクロキュリーが多用された。ただ、やはり「実用量」としてのベクレルは小さすぎる、という先生は多い。だからこそ大きな数字が多用され、それがこのまとめの趣旨と重なってくるわけです。
のぶ @silvia14625 2012年3月15日
ガイガーカウンターを地面に置いては測ってはいけないのは、β線遮蔽機能がない機種で放射性物質のすぐ近くで測定すると、β線をひろって本来より高い数値がでてしまうから。地球の放射線をひろってしまうからではない。
のぶ @silvia14625 2012年3月15日
あと、アボカドロ定数と汚染物質のベクレル数を比較して何の意味があるのか判らない。セシウム1モルが何ベクレルなのか調べていないが、セシウム原子の数に比べそこから出る放射線の数は少ないからセシウムは危険ではないとか言いたいのか?
高野啓🇯🇵 @The Cleaner @kei_chandler 2012年3月15日
それは地上に放射性物質があるという前提でしょう?そうでなくても、地面から出るβ線を拾うからダメなんです。 RT @silvia14625 放射性物質のすぐ近くで測定すると、β線をひろって
のぶ @silvia14625 2012年3月15日
@kei_chandler さん、地面から出るβ線とは地面の何から出ているものを想定されているのでしょうか?
高野啓🇯🇵 @The Cleaner @kei_chandler 2012年3月15日
想定じゃなくて、土、石、コンクリートから出てますよ。RT @silvia14625 地面から出るβ線とは地面の何から出ているものを想定されているのでしょうか?
のぶ @silvia14625 2012年3月16日
でも、私の経験では汚染されてない地域では、土、石、コンクリートに直置で測っても、空間線量と大きな違いが出たことはないです。ガイガー直置で出たシーベルトの値は確かに誤っていますが、高い値がでたところは汚染されている可能性があるので、正しい方法でちゃんと調べた方がいいですね。
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