- dainotopia
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【き・0】今日、ホリエモンの「刑務所なう」という本を買いました。彼の本を買ったのは「君がオヤジになる前に」以来です。ざっと全部に目を通しましたが、恐らくこの国で最も人権が制限されているところでも彼は生き生きしている。そこで今日は制限された環境に身を置くことについて考察します。
2012-03-17 00:28:22【き・1】ボクも刑務所に入ったことはないのでどれほどのものか分かりませんが、想像するにかなり厳しい生活で「修行」のようなものらしいです。しかし、彼からはとても生き生きとしている様子が読み取れ、食事、仕事、運動、テレビ…普通の生活であれば何でもないことをとても楽しんでいるようです。
2012-03-17 00:32:30【き・2】はじめから自由が当たり前の生活を送っている我々にとっては、あまりありがたみが感じられないことでも、不自由の中ではとても尊く感じる。我々は自分の周りに腐るほどある楽しみの芽を自由という鎌で摘んでしまっていて、楽しくねぇなと勝手に思っているだけなのかもしれません。
2012-03-17 00:33:04【き・3】その昔、不自由から生また自由は、もう既に制度疲労を起こして、逆に昔の不自由な状態になっているのではないかと思います。ならば、あえて今、自分を不自由な環境に置いてみて修行をしてみる、それも面白いかもしれません。
2012-03-17 00:33:57【き・4】さらに、彼は服役生活は「童貞力」がつくと言っています。思えばあの頃は、あまり自由ではなかったけれど、目一杯楽しんでいたし、その制限はいつかとれて、そしたらこれをやるんだ!と希望に満ちていた人も多いと思います。そんな気持ちを思い出すためにも自分に敢えて制限を加えてみる。
2012-03-17 00:34:39【き・5】その中から、見落としていた楽しみを拾い上げて、その上にまたもっと上の楽しみを見つけていく。特に今、楽しくない人は不自由さが、制限が足りないのかもしれません。こんな時代だからこそ敢えてもっと自分を縛ってみたらどうでしょうか。それも自由な時代だからできるのですから。(了)
2012-03-17 00:39:15