百田尚樹氏（@hyakutanaoki）の小説の興味深いお話のまとめ

百田尚樹 @hyakutanaoki

「短編は長編と同じくらい書くのが難しい」というのは理解できなくもない。でも僕は、短編は余技のようなものだと思う。そして、「優れた短編は優れた長編には勝てない」と思う。

百田尚樹 @hyakutanaoki

作家になった時に決めたことがある。「同じ設定やテーマで書かない」「どんなにヒットしても続編やスピンアウトものは書かない」「3冊連続して重版しなかったら引退する」「万が一、人気作家になっても文学賞や新人賞の審査員はやらない」…って、全然たいした決意やないな＾＾；

百田尚樹 @hyakutanaoki

小説を書きながら、いつも自分自身に怒鳴りまくっている。「アホ！」「この下手くそ！」「どシロート！」「やめてまえ！」「ハゲ！」。で、ごくたまに「天才や」と褒める。

百田尚樹 @hyakutanaoki

「面白い小説を教えて」という質問ほど嫌なものはない。よほど親しい友人なら、好みやそれまでの読書履歴もわかっているから、喜んで推薦本を挙げられるが、よく知らない相手に教えられるわけがない。そうやって教えた最高の小説を、「あんまり面白くなかったね」と言われたら、殺したくなる。

百田尚樹 @hyakutanaoki

「面白い小説を教えて」と言ってきた人には、こちらから逆に「今まで読んだ小説で、心から面白いと思った小説を5作挙げてみて」と訊くことにしている。5作聞けば、その人の小説の嗜好はわかるから。しかし、たいていの人は、「えー。何かなあ」と言って答えず、結局うやむやになる。

百田尚樹 @hyakutanaoki

なんかいっぱいエラソーなことを呟いたので、1冊だけ偏愛する小説を挙げます。若いころから何回も読んだ作品です。井上靖さん『敦煌』。

百田尚樹 @hyakutanaoki

猫も杓子も警察小説。キャリアとノンキャリのケンカはもういいよ。最近の流行は女刑事か。