2012年3月25日ツイッター漫画語り『神戸在住』
そうそう、だから作者の性別が分からない。 RT @utarou: 最終話一話前の「日向洋次の視点」を読むとこちらの男性的心理描写の方が生々しい感じがするんですよね。 #mangagatari
2012-03-25 21:18:29#mangagatari 木村紺さんの性別といえば、8巻76話の英研メンバーで食事に行く話で、「男の子の食べ方って、どうしてこんなに力強いのか。次から次へと、吸い込むみたいに食べてゆく」という表現に女性視点らしさを感じましたね。
2012-03-25 21:19:37いろいろ言って来ましたが、個人的には主人公桂にはすごく男性的な願望的幻想を感じるんで作者は男性だと思ってます。という結論。おばあちゃんっ子で読書家で絵描きで涙もろくて処女って…ツボを心得まくりです! #mangagatari
2012-03-25 21:21:04ぼくは連載中に購入してたから全巻揃ってるけど、それでも近所にはなくて近隣の中堅都市の本屋で買ったなぁw いやぁ、売ってないw #mangagatari
2012-03-25 21:21:51あと嬉しいのは、桂の出身地が私の高校の所在地だということ。漫画自体の連載時期の関係でちょっと昔の風景になってしまうけれど、毎日通ってるところがちょくちょく出てくるのは本当に嬉しい。 #mangagatari
2012-03-25 21:23:28@utarou ぼくは木村紺のマンガは総じて、人間自体への凄まじい多様な視線を感じます。男女という区別でもなく、どんな人間や関係性であろうと一定以上のリアリティを持って描ける。その観察眼というのはすごいものだなぁと。
2012-03-25 21:25:00@utarou 僕もジュンク堂頼みで購入してる身ですよ・・・。おまけに今現在だと9巻と6巻が絶版状態らしく、店頭在庫が切れたらそこでアウトなんですよね・・・。あー9巻どこで売ってるんだろホント。
2012-03-25 21:25:15なんでいきなり作者の性別で盛り上がれるかってのもこの「神戸在住」って作品の不思議な空気感の要素の一つなのですよね。背景の一つとして「作者不詳」ってのがある。これが「女性」を前面に出していたり「男性」を前面に出していたら、こんなには面白くならなかった #mangagatari
2012-03-25 21:25:27その嬉しさ、わかります。『ハチミツとクローバー』を読んだときに同じような感慨を抱きました。 RT @denenline: あと嬉しいのは、桂の出身地が私の高校の所在地だということ。… #mangagatari
2012-03-25 21:25:53ゆるい日常を淡々とやりながら所々に重たいテーマを入れてくる。震災の話題をやった後にやってくる「当たり前の日常素描」には当たり前の日常への感謝さえ感じられる。 #mangagatari
2012-03-25 21:26:57最初の数回の連載時には「ふぅん」と読んでいたけど、毎回読み進めていくうちに微妙に張られていた伏線に気付くのよね。日常生活のエッセイなら突然出てくるキャラが、実は数回前で出てくる様なセリフがあったり。 #mangagatari
2012-03-25 21:30:20@hmarukouhei 「多様な視線」で思い出すのは桂と日向の関係。桂は日向のことを温かい人と思っているのに日向自身は自己嫌悪している。それが最後に明かされるのがまた憎い演出でした。人は分かり合えないなぁと思いつつもそれでも幸せにはなれるだなぁと。 #mangagatari
2012-03-25 21:31:06地味にすごいところは、この漫画って一切スクリーントーンを使わず、線だけで陰影を描いてるんですよね。そんでこのコントラストの美しさ。木村先生の画力に感服せざるを得ない。 #mangagatari
2012-03-25 21:32:25何でもないようなシーンにいろいろと伏線が張ってあって、それが徐々に回収されていく様には感動しましたね。あれはエッセイではなくて練りに練られた物語なんですよね。 #mangagatari
2012-03-25 21:32:34神戸在住はお勧めして読んでもらった後の感想が「これ実際の話?」と良く言われますね。真意はともかくそう思わせる作者の観察眼と構成力は凄いなと #mangagatari
2012-03-25 21:34:33絵柄で感じたのはすっきりした造形のキャラでなかなかにえげつない話を描くなぁって所。日常素描の方を想定してキャラデザをして、そのデザインを崩さないまま震災や日向の死を描いていた。ギャップにくらくらしましたw #mangagatari
2012-03-25 21:35:00アフタヌーン連載時は「ヨコハマ買い出し紀行」が盛り上がっているところ「神戸在住」が始まって、不思議な空気を持つ作品が2作品載ってたのよね。あの頃はアフタヌーンが元気だったなぁ… #mangagatari
2012-03-25 21:35:53結局桂は日和のことをどう思ってたのか、恋とは言い切れない微妙な距離が読んでてやきもきする。そのまま日和さんが死んじゃって、その後3話に渡り桂の心の動きが書かれていたりと、やはりこの2人は物語の主軸なのだなぁ
2012-03-25 21:36:22それはまたいい時代でしたね!RT @mahiemon: アフタヌーン連載時は「ヨコハマ買い出し紀行」が盛り上がっているところ「神戸在住」が始まって、不思議な空気を持つ作品が2作品載ってたのよね。あの頃はアフタヌーンが元気だったなぁ… #mangagatari
2012-03-25 21:36:29#mangagatari やっとPCの準備ができました。好きなキャラ、たくさんいて一人にしぼりにくいですね。一人だけなら、やはり桂。男性だと伊達先生や瀬畑もいいですね。
2012-03-25 21:37:06桂と日向の間に何も起こさなかった所がなんとも…最後に日向が桂の腕を掴んだシーンでは「このまま押し倒しちゃうのか!?」とドキドキしながら読んだものでした。 #mangagatari
2012-03-25 21:38:36今もアフタは面白いですよー。「カブのイサキ」「ラブやん」は今でも読んでますし、「オクターヴ」「友達100人できるかな」「ファンシーGUYきゃとらん」「ぼくらのよあけ」も好きだった。 #mangagatari
2012-03-25 21:38:50#mangagatari キャラに関していうと、1回しか登場していないのに味のある人物たちも忘れられません。元自衛隊員で雑貨屋店主の桜井(4巻31話)、明石の寿司職人(8巻68話)、淡路行きに同伴したタクシー運転手(9巻79話)。どれも個性が強い面々でした。
2012-03-25 21:39:47