『プリキュア シンドローム!』担当編集者の一連のツイートに対する反応

加藤レイズナ著『プリキュア シンドローム!』(幻冬舎)の担当編集者であるアライユキコさん(@kaerubungei)の一連のツイートに対する、Twitterでのプリキュアファンおよび同書の読者からの反応をまとめてみました。
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生駒クズリ @ikoma_ru

そうじゃなくて、プリシンは、プリキュアの外側の世界と関連付けて語ることで、視野を外へ向けようとしてる。例の鷲尾さんの好きなマンガとかもそう。外へと視野を向けさせ、そこからプリキュアを再び見ることで、新しいものが見えてくることになるというように、読者を誘導してる #presyn

2012-03-26 03:09:50
生駒クズリ @ikoma_ru

巧妙なのは、作者も同じことをしているということを、それを繰り返し記載させることで、その本の持つ重要性を読者に訴えかけていること。あれで興味を持った人はいっぱいいると思う。僕もそうw 昔、飛ばし飛ばしで読んでたけれど、まとめて読みたくなったw #presyn

2012-03-26 03:12:41
生駒クズリ @ikoma_ru

ただ、そのマンガを読み解く時に、「プリキュア」という視点から読むのではなく、変な話、プリキュアを忘れて読んだ方がいいと思う。思い出したように、「ああ、ここがプリキュアに影響を与えたのかな」と感じるぐらいがちょうどいい、気がする #presyn

2012-03-26 03:15:19
生駒クズリ @ikoma_ru

上手な例えかはわからないけれど、プリキュアを視点の中心に置いて他の全てを語ろうとするというのは、自分をプリキュアに同化することと同じじゃないかな。そうするとどうなるか。自分の姿は、自分の目で見ることは出来ない。 #presyn

2012-03-26 03:19:29
生駒クズリ @ikoma_ru

自分自身の姿が見えない中で自分を語るというのは、つまり、思い込みによるものになりかねない。自分はこうだと思っていても、他人から違って見えるというのはよくあることだし。差異があることなんて、それこそ誰でも経験してることじゃないかな。 #presyn

2012-03-26 03:21:35
生駒クズリ @ikoma_ru

生身の体を持っている以上、現実の僕達は自分から離れて自分を語ることは出来ないけれど、プリキュアは違う。プリキュアは、そこから離れて見ることが出来る。内側にいながら、外側から見れる。そうして初めて、プリキュアというものが何かを知ることが出来る #presyn

2012-03-26 03:23:11
生駒クズリ @ikoma_ru

つまるところ、プリシンはもちろん、プリキュア好きな人に送られている。でも、プリキュアだけ好きなんじゃ、プリキュアは判らないよ、っていうことを言ってるんじゃないかな。それがアライさんのさっきの発言に繋がって来る気もする。 #presyn

2012-03-26 03:26:25
生駒クズリ @ikoma_ru

うーん、考えててうまく結論がまとまらなくなってきたw ただ、思うのは、プリキュアプリキュア言ってるだけでは、という発言は、プリキュアからの別離を推奨してるのではないだろうと思う。プリシンを批判されていた方は、そこを勘違いされていたのではないかしら。 #presyn

2012-03-26 03:30:28
生駒クズリ @ikoma_ru

プリキュアという視点から語られる物事は、プリキュアという色に染め抜かれている。それはそれで、幸せなことだと思う。ただ、もっと本当は多彩な色に染められた方が、よりプリキュアという色の綺麗さが際立つのが判るんじゃないかな。と、勝手な感想を #presyn

2012-03-26 03:32:31
生駒クズリ @ikoma_ru

話は変わるけれど、プリシンで思うこと。ふたりはプリキュアが放送されたのが2004年。当時、ドンピシャのターゲット層は、今、11~14歳ぐらいかしら? プリキュア5となると、2007年だから、まだ8~11歳ぐらいか。その子達がプリシンを読んだら、どう思うのかな? #presyn

2012-03-26 03:34:58
生駒クズリ @ikoma_ru

その子達が改めてプリシンを手に取って、幼心をときめかせた作品の裏にこめられたたくさんの想いに触れて、物作りに興味を持ったりしないかなー、って思うw いつか加藤君の前に、「私、この本を読んで物作りの道に進もうと思ったんです!」って言う人が現れたりw #presyn

2012-03-26 03:37:14
生駒クズリ @ikoma_ru

まあそんなことだって考えられるぐらいに、いい内容の本だってことです(´ω`*) #presyn

2012-03-26 03:37:40
杉江松恋@11/12秋季例大祭こ02b @from41tohomania

『プリキュアシンドローム』最後まで読んだ。おもしろかったです。何がおもしろいって、「加藤レイズナという無名のライターが一アニメ番組に人生を変えられてしまった」というドキュメンタリーを、インタビューの形式で見せられる点。

2012-03-26 02:30:45
杉江松恋@11/12秋季例大祭こ02b @from41tohomania

これ「世迷人が一つの言葉を頼りにいろいろな人に助けを求める」本だよね。「プリキュア」という共通言語だけが頼みの綱で、その言葉を聞くと救いの手を差し伸べてくれる人があちこちにいる。それを頼っていきながら自己実現を繰り返すという。

2012-03-26 02:32:50
杉江松恋@11/12秋季例大祭こ02b @from41tohomania

つまり「加藤レイズナ」というライターの内面葛藤をインタビュー本の形で読まされているわけだ。究極の自己愛みたいなものなのに、ちゃんと情報が含まれているので最後まで読めてしまって口惜しい。いや、だからいい本なんだけど。

2012-03-26 02:34:32
杉江松恋@11/12秋季例大祭こ02b @from41tohomania

だから、この本を読んでいちばん正しいつっこみは「加藤、お前がしっかりしろよ」なんだと思う。「はじめに」で明らかにされている通りである。私は加藤レイズナの成長物語としてこれを読んだけど、プリキュアファンやアニメファン全般まで一般化はできないだろうと思う。あくまで個人のお話だから。

2012-03-26 02:38:46
杉江松恋@11/12秋季例大祭こ02b @from41tohomania

ある対象に愛を捧げた人が書いた本って、その視点人物に寄り添って読めるものと、そうではないものがある。『プリシン』は後者。どちらかというとニコ動のうp主にコメントでつっこみを入れながら見ている感覚に近い。これは比較的新しい距離感のとり方だと思う。

2012-03-26 02:42:46
杉江松恋@11/12秋季例大祭こ02b @from41tohomania

そういう距離のとり方って、私は好きだ。「またお前か」とか「才能の無駄使い」とかのタグ付けに近い感覚。今回は「振り込めない詐欺」じゃなくてちゃんと「本屋で支払える詐欺」になっているわけだが。そうやってがんばってるうp主を見ながら何かを感じる、というのは比較的最近出てきたものだよね。

2012-03-26 02:44:50
杉江松恋@11/12秋季例大祭こ02b @from41tohomania

あと「単語じゃなくて文脈で考える」本である点にも好感を抱いた。「プリキュア」という言葉に意味があるんじゃなくて「プリキュアをみんなで作りました」という文章で表せることが大事なんだ。「プリキュアをみんなが好きです。僕も好きです」も。単語じゃなくて文章だから広がるんだよ。

2012-03-26 02:46:50
杉江松恋@11/12秋季例大祭こ02b @from41tohomania

まあ、そんなわけでMAX HEARTまでしかプリキュアを観ていない私でもおもしろかったし、いろいろ考えさせられたよ。このことはどっかで原稿化するつもり。加藤君、グッジョブ!

2012-03-26 02:48:00
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