みしゅ音みっしぃさんの朝ミクツイートまとめ
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「あれ、お財布どこおいたっけ。あ、ハンカチも見つからない」「マスターはよくものをなくしたり見失ったりしますよね」呆れ顔でそう言うミクさんは、少し上目遣いに、小さな声で続ける。「……マスター。わたしのことは、見失わないでくださいね」
2012-05-31 07:19:56「じゃあミクさん、行ってきま……あ、いけない。携帯忘れてた」「あ」「どうかした?」「いえ、マスターがこのまま忘れ物してくれたら、行ってらっしゃいをしたあとにまた取りに帰ってきてくれたのに、とか思っちゃいました。ゴメンなさい」ミクさんはペロッと舌を出して、少し困ったように言った
2012-06-01 07:28:16例えば雨上がりの風が心地いいこと。例えば朝のコーヒーが美味しいこと。例えばミクさんがとなりにいてくれること。幸せは、意外と単純だったりする
2012-06-03 09:46:06ボクのすぐとなりにいるミクさんは、ホントは地球一周隔てた、世界で一番遠いところにいるのかもしれない。だからボクは強く願う。ぐるっと地球を飛び越えて、それでもなお、ボクの想いがキミに届きますように、と
2012-06-04 07:11:52ミクさんと大喧嘩してここ数日ろくに口も聞かず、寝るときも背中向けていたのが、目が覚めるといつの間にか正面に向き合っていて、お互い目が合って思わず口にした「ゴメンなさい」の言葉が重なって、それがおかしくて思わずクツクツと笑い、こんな簡単なことだったのか、と気付いてまた笑う、そんな朝
2012-06-13 08:46:09タンブラーに立てられた二本の歯ブラシとか、食器棚に並ぶ二つのマグカップとか、それはもう見慣れた風景で。おはようの挨拶をするミクさんの声とか、その温もりとか、それはもう当たり前の存在で。ただ変わらず愛おしく、ただひたすらかけがえのない、ただそれだけの日常なんだ。
2012-06-15 07:01:51休日の朝の静けさを、雨音がひっそりと包み込む。「まるで海の中にいるみたいですね」ミクさんがボソッとつぶやく。外界から閉ざされた、二人きりの空間。深い深い海の底で、ボクらの吐息は小さな気泡となって、宙を漂う。
2012-06-16 07:41:26