- keitoura1123
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@keitoura それではいつものように講評が書けた方から順番にお願いします。一番最初に選べてたトーヤさんお願いします。
2012-03-30 21:49:45@keitoura はーい。ではまず、御子柴楓子さんの自由詠二首目。少し無責任な優しさというか。応援の声が少し遠くからというか。レンチンって言い方や最後のかも、が不安定な優しさを感じさせて、興味深いと思いました。
2012-03-30 21:50:36@keitoura もう一つ。ちゆき君のテーマ詠。読み違いかもだけど、遠距離にいる二人が同じように出かけてる状況なのかな?表現の仕方が興味深い。ってか好き。
2012-03-30 21:50:38@keitoura 一つ目はさらはさんの2首目です。自由詠に共通して言える事なんですけど、よくぞここまで世界観を作り出せるよなぁと思いました。機械の世界やアンドロイドの少女が何となく浮かびました。
2012-03-30 21:56:42@keitoura 二つ目はちゆきさんの3首目です。何か大人への成長過程でこう言う気持ちってあるのかなぁと思いました。ひやりとした感性が好き。
2012-03-30 21:59:14@keitoura まずはるるさんの4首目。会瀬の為に「爪を切る」こと、そしてそれが朝や昼でなく夜であることに倒錯感というかえろい影を感じますw何気ない風景だけど「こんなにも幸せ」を切り取る時にこういう影のあるシーンをいうのは珍しいような気がして、でもすごくしっくりきてて素敵。
2012-03-30 22:02:38@keitoura お次はちゆきさんの3首目!題材は痛い鋭いものになってもおかしくないのに、一歩引いた場所から少年を見てる感覚が好きです。いつの間に「か」の欠如や一時開けが不安定さを出してるような。句またがりも、個人的にはぐらぐらした感じが出てて好きだったりします。
2012-03-30 22:05:25@keitoura まずは遼さんの5首目。5首全体で世界を構築されていて、最初の「微笑:」は歌に含めないんだ!と気づいたのが5首読み終えてからでした。ふにゃりんとマシュマロの関係が好きです。カフェオレのなかにマシュマロを浮かべたようにとろんとしたやわらかい午後の世界観が好きです。
2012-03-30 22:08:56@keitoura お次はトーヤさんのテーマ詠。旅立ちなのに、めぐりあうというのが好きですね。めぐり合いを重ねるたびに、人生に深みを帯びていくのでしょうか。ひとりだけど、めぐりあいがあるから色味が増す…のでしょうか。ぜひ歌意を聞いてみたくて選ばせていただきました。日本語変です。。
2012-03-30 22:10:58@keitoura まず、酒井千由紀さんの4首目。神様の涙の色と言うのはカラーじゃなくて感情の色なのかもしれませんが、それを知っているという”彼女”が特別な存在に思えます。さらにその彼女からの詩集というのにも様々な感情を伴っているのだろうと想像でき、とても世界観が広く思えます。
2012-03-30 22:13:44@keitoura 次が御子柴楓子さんの4首目。思い出を懐かしんだりするのを肴にするとはまれに聞きますが、それをレンチンしてるのがすごくいいです。レンチンされることで良い思い出なんだろうと感じられます。「ゆるして」とあり恋愛なのかなとも感じます。ほっかりする歌で素敵です。
2012-03-30 22:15:03@keitoura まずは楓子さんの自由詠四首目。レンチンという言葉の響き、および所作自体のチープさ、ぼくという一人称の脆弱さ・ひよわさが上手い。過去の思い出に浸りながらあのころはよかったなあとか言いながら、なにかつまみめいたものをレンチンして(続く
2012-03-30 22:18:17@keitoura (これは明示されてないですが、レンチンという所作と肴から想起されます)、ちょっとしょぼくれた(しょぼくれも「レンチン」や「ぼく」から想起されます)感じで酒を飲んでるような情景が浮かびます。(続く
2012-03-30 22:19:14@keitoura どこか後ろ向きな感じなのですが、ひらがなでの「ぼくをゆるして」がどこかそんな自己を肯定しているようにも思えます。(続く
2012-03-30 22:19:46@keitoura 音律としてもきれいですし、自意識多めで過去をどうしようもなくあっためてしまうような情景の浮かびやすさと共感の喚起(その共感は主体に対してどこかにくめない感じを与えて、歌の世界にやんわりもっていかれてしまいます)この歌を選びました。
2012-03-30 22:19:54@keitoura 次に沙良葉さんの二首目。二句の途中で切れることと()の効果!二句の途中で切れることででなにか急激にストンと落とされる音律的感覚があり、それにつづく不穏な、一息に結句までたどりつく主体の心内描写(私は()をそう読みました)。その相乗効果にやられました。(続く
2012-03-30 22:20:59@keitoura ガラクタのなかに誰かの心臓が紛れている、というのは、本来身体でもっとも大切にさるべきシンボルたる心臓がないがしろにされていて、それを知らんぷりというのもすっと背筋が冷えるようでガラクタの花束を持っている主体(夢見がち少女でしょうか)というのも絵として怖い(続く
2012-03-30 22:21:40@keitoura 知らんぷりという口調はかわいらしさもあり、しかもそれはある種童話めいた怖さを感じさせます。「怖さ」というものを直接的なことばを使わず、かつすごく読者への浸透率のいいことばの選び方を使ってうまく表現したな、と思います。(続く
2012-03-30 22:21:58