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「アニメミライ」感想

昨年の「若手アニメーター育成プロジェクト PROJECT A」から改称した「アニメミライ」、3月から各地での劇場公開とTV放映が始まりました。今年も劇場で見てきたので、感想をまとめました。 「アニメミライ」公式サイト http://animemirai.jp/ 続きを読む
アニメ 映画 感想
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ますべ @masube
「アニメミライ( http://t.co/S5HdFdD2 )」見た。昨年が素晴らしかったが故にこちらの期待が大きかったのもあるとは思うが、全体としてはがっかりしたと言わざるを得ない。では、見た順に感想を。
ますべ @masube
一本目「BUTA」。いくらなんでももう少し脚本を大事にして欲しい。特に後半、観客の期待にことごとく肩透かしをくらわせていくのは、いっそスゴイ。ブタが巨大ロボットにどう立ち向かうのかと思ったら自滅、紅一点のグッピーは見せ場があるのかと思ったらない、
ますべ @masube
(つづき)宝の地図をめぐって対立しているのに宝を探さない、とどめにキツネがちゃんと家に帰り着いて終わりだろうと思ったら帰る途中で完。もうちょっと観客の期待に応えてもバチは当たらないと思う。絵や動きは見ているだけで楽しいんだけど……。
ますべ @masube
二本目「しらんぷり」。まず、この絵柄でこれだけの尺を統一感を持って作り上げたことにまず驚く。ぱっと見の印象と違って、よく見ると高いデッサン力に裏打ちされているとわかる。作画監督の浅野直之氏がここ数年の劇場版ドラえもんの作画監督であると聞き、納得。
ますべ @masube
(つづき)この作品も映像的には素晴らしいのだが、脚本には首をひねる(この作品は原作付きだが)。この主人公、最後に感情を吐き出して自分はすっきりしてるけど、結局何もしていないよね。その後、なんで主人公といじめの主犯がいい空気になってんの?
ますべ @masube
(つづき)いじめの主犯もまたいじめに遭っていたことが描かれるけど、これは「いじめる側にも事情がある」とでも言いたいの? 事態は全く終わっておらず改善してもいないのに、観客にハンパにカタルシスを与えて終わったよう感じさせるのは、扱っている題材が題材だけに自分には許容しかねる。
ますべ @masube
三本目「わすれなぐも」。蜘蛛幼女……その発想はなかった……!! 四本の中では一番楽しめた。女性と蜘蛛のキメラの妖怪(しかも幼女)、古書店と、某Sさんのアンテナにひっかかりそうな要素多し。結末も意外性があった。もう少し全体にしっとりと湿度が高い方が好みかなとは思うが、これはこれで。
ますべ @masube
(つづき)作画面も、難しいレイアウトや面倒な芝居をきっちりとやっていて、見応えがある。クライマックスに作画的見所があるとより嬉しかったかなあ。屋敷の崩壊シーンとか。屋敷の中で瑞紀が硯を追いかけるシーンで、1カット突出してスゴイ動きをしているカットがあった。
ますべ @masube
四本目「ぷかぷかジュジュ」。現役サラリーマンの自分の目から見ると、この作品のサラリーマン像は20年は古い。乳児を連れて海に行くなんてあり得ないとか、家庭用プールとはいえ未就学児童が水遊びをしているのに親が目を離すなんてあり得ないとか、見ていてひっかかるディテールが多かった。
ますべ @masube
(つづき)ミカの見た夢の位置づけもよくわからない。よくあるパターンとしては、現実では抑圧されている感情を夢で解放とかだけど、そういうわけでもなく。夢の中での経験を通して内面が変化するというわけでもなく。
ますべ @masube
(つづき)宮崎駿監督みたいに、ファンタジックなイメージの面白さだけで押し切るという手もあるが、そうするにはイメージの豊かさが不足している。描きたいものが絞り切れていない印象。
ますべ @masube
「アニメミライ( http://t.co/S5HdFdD2 )」、観客としてはがっかりではあったが、よくできた作品を生み出すことを主眼とするプロジェクトではないと思うし、プロジェクトのねらいを考えれば今年も十分意義があったと思う。
ますべ @masube
(つづき)来年もまた、「日本のアニメはこんなのも作れるのか!」と驚けるような作品に出会えることを期待したい。

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