ライスのアニメ感想:#158 戦姫絶唱シンフォギア(完)

戦姫絶唱シンフォギア最終話感想です 大団円でした。 良い作品をどうもありがとうございました!
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テリー・ライス @terry_rice88

戦姫絶唱シンフォギアep.13「流れ星、堕ちて燃えて尽きて、そして―」ついに来た、最終回。なんというか、シナリオを凌駕して作画と演出がハイテンションに天元突破していった感のある最終回だったなあ。スタッフの皆さん方の気迫に満ちた本気にただただ圧倒されたとしか言いようがない。

2012-03-31 23:34:09
テリー・ライス @terry_rice88

大雑把なシナリオはフィーネを打ち砕き、最後の最後に訪れる大ピンチに立ち向かう響たち、そして光に包まれ、流星が。そして数ヵ月後、残された、しかし生きるのを諦めない未来の前には三人の立つ姿が、というもの。大団円ですねえ。多少の粗なんか吹き飛ばすくらいに、ハッピーエンドだった印象。

2012-03-31 23:37:35
テリー・ライス @terry_rice88

最終回は全編「Don't Think,Feel!」な雰囲気で駆け抜けていった事自体にアニメとしての快感があったなと。けど響の言う「人生は歌(詩?)だ」という言葉が凄く印象に残ったなあと。古来、神話などは叙事詩として語り紡がれてきた事を考えれば、なるほど人間の生きる道こそが詩だ。

2012-03-31 23:42:11
テリー・ライス @terry_rice88

詩(うた)は調べがつくことで「歌」になるわけで、シンフォギアたちの歌っていた曲は自分達の矜持だったり、生きがい、生き様だったりしたんだろうなあ。響の歌う歌詞なんかはまさしく作品に置いての彼女のヒーローとして気概を感じた気がします。それは多分翼やクリスも同じだったんだろうけど。

2012-03-31 23:45:45
テリー・ライス @terry_rice88

その翼やクリスは響のおせっかいとも言えるような「全員、私が守るんだ」という思いに救われた感じ。翼もクリスも、心が荒みそうな、事実荒んでいた現状に身を置いていたわけだけど、響が彼女達の平穏な場所を用意した事で自分たちの夢を取り戻したんだなあ。帰る場所であり、人間として生きる場所を。

2012-03-31 23:49:13
テリー・ライス @terry_rice88

響がいたからこそ、彼女達の心は還ってこれた。だから助け合うんだって感じかなあ。むしろ、そんなに神経を研ぎ澄まし、それを磨り減らす生活をしていようとも、あなたは一人じゃないし、私がいるし、みんなもいる。だから一緒に戦おうという流れになったのかなあと。神様がいないこの世界だからこそ。

2012-03-31 23:53:47
テリー・ライス @terry_rice88

そういう繋がりの輪から外にいるのがフィーネ。彼女だけが神に祈りを捧げ、その加護や愛に殉じていたってことなんだろうけど、その神様はこの人間界から遠い所へ行ってしまっていたから二度と現れることがない。けど、彼女は愚直に取り戻そうと、時を声、姿形を変え、生き続けてきたんだろうなあ。

2012-03-31 23:57:58
テリー・ライス @terry_rice88

まあ、そんなフィーネをも容認しようする響。たぶん「神」がいなくなったあとの人間界の回答として、響の出した答えは「神」を追い続けてきたフィーネの心に安寧を見出す事が出来たのか、どうか。多分、納得がいったから崩れ去っていったんだろうなという予測はつくかと思います。

2012-04-01 00:03:00
テリー・ライス @terry_rice88

うむ、やっぱりシンフォギアって徹底的に「今、この時」を描いた作品なんでしょうね。フィーネを過去からの怨念や憎しみだと捉えれば、響はそれを乗り越えようとする「今」であり「未来」だったんですないのかなあと。もっと顕著なのは響に影響を受けた未来か。人を助けようするところなんかまさしく。

2012-04-01 00:06:32
テリー・ライス @terry_rice88

過去に起こった事は変えられない。では今をどうすべきか、未来を変える事は「今」を作る事。響はその為に「今、世界に存在する皆」を守ろうとしたって事か。全ては可能性に満ちている「歌」なんだろうと。一人で歌う事もあれば、皆で手を取り合い「合唱」する事で乗り越えられる、と。

2012-04-01 00:10:12
テリー・ライス @terry_rice88

皆が幸せであるために。「今、この時」こそが戦いであるって感じかなあ。きっと力じゃなくて、言葉を超えて、一つになれることを信じて。ノイズは消えないし、脅威、外圧が過ぎ去ったわけじゃないけども、今を作っていくこそが未来に繋がっていくんだっていうメッセージが伝わってきたなあと。

2012-04-01 00:14:56
テリー・ライス @terry_rice88

未来へ繋げるため、何かと戦い続けることが日常であり今であるっていうのが作品のメッセージかな。そこに連なる人々の道こそが「歌」であり「詩」で、「交響詩」となって紡がれていく。歴史は人々の残していった「歌曲集」であるという、歌をテーマに置いた作品らしい大団円だったのではないでしょうか

2012-04-01 00:19:22
テリー・ライス @terry_rice88

細部を見ていくと、おそらくツッコミどころが盛大に掘り返されるのでしょうけど、そういうのもまた作品の味でしょうし、曲も華があった方がより映えますし、いじ繰り返すのもまた野暮であると思われますw 逆にそこを楽しむ事も歌として作品としてより一層楽しめる事でしょう。

2012-04-01 00:23:21
テリー・ライス @terry_rice88

とにかくスタッフの皆さんの熱意が、画面から溢れ出てくるのをそここに感じた作品でした。時にはその熱意が勢いあまった所も無きにしも非ずかと思いますが、そこも含めて楽しませていただいた作品だったと思います。シンフォギアという作品を描ききるんだという信念を強く感じました。

2012-04-01 00:27:32
テリー・ライス @terry_rice88

とても楽しかったです。行き着いた先こそが未来で結果で、その先への過程なのだろうと。しかし最後の最後で流星群もきちんと回収したのは凄かったなあ。皆、今を生きる事が出来て、幸せそうなのがなんとも素晴らしかった。皆、輝いてるよ・・・・。皆に等しく幸せに一生懸命に生きる価値がある。

2012-04-01 00:32:44
テリー・ライス @terry_rice88

だから生きる事を諦めるな、と。

2012-04-01 00:33:39
テリー・ライス @terry_rice88

そういう風に感じました。そんなこんなで1話から最終回までテンションが落ちずに駆け抜けていった監督をはじめ、スタッフの皆さん、お疲れ様でした、そして面白い作品をどうもありがとうございました! 

2012-04-01 00:36:04
テリー・ライス @terry_rice88

と、言う所で戦姫絶唱シンフォギア、全編の感想は以上です。ここまで自分の感想を見ていただいた方々には感謝の言葉を。本当にどうもありがとうございました! それでは縁があれば次回感想作品でお会いしましょう。

2012-04-01 00:38:04