東京事変

林檎 @ringo_nkgw

@telephantom_U @xxxxxdyn そして鍵盤の雨がとしちゃんのドラムを鳴らす(σ´∀`)σwwwwwいい感じじゃない？wwwww

@telephantom_U

@ringo_nkgw @xxxxxdyn きたね、これwwwそれに誘われて現れるは旅人浮雲www彼の鳴らす予測不能なギターメロディに伊澤の心も刄田の心も躍る躍るwwwww

林檎 @ringo_nkgw

@telephantom_U @xxxxxdyn きてるよ！wwwww旅人似合いすぎwwwww荒れ地立つ林檎が伊澤を捜すために花が咲いている草原に行くと弾む鍵盤と音楽があった。wwwwwやばいwwwwwいいよいいよ流れいいよwwwww

@telephantom_U

@ringo_nkgw @xxxxxdyn 静かに木陰で音楽を楽しむ林檎。でも何かが足りない。弾む音たちにを纏める何かが。その何かに気付いたとき、草原の隅の小屋から一人の男性が出て来た。手には大きなウッドベース。「久々に一緒に空を鳴らしたいと思える音が聴こえたものでね」

林檎 @ringo_nkgw

@telephantom_U @xxxxxdyn 師匠おぉぉぉぉぉお(°Д°)ﾎｧｧｧｧwwwwwウッドベースで纏まった音に合わせて林檎が踊りだす。「唱えてみて」ウッドベースの男の一言に林檎の中から言葉が溢れ出す。

@telephantom_U

@ringo_nkgw @xxxxxdyn 【ご覧、険しい日本で逢えたんだ　探し出してくれて有り難う　空も恋も騙せないよ　私は貴方の一生もの】林檎の歌声に驚きを隠せない四人だったが、紡がれた言葉に自然と表情が笑顔へと変わる。

林檎 @ringo_nkgw

@telephantom_U @xxxxxdyn 5人は空を掻き鳴らす。次第に鍵盤の雨は止み雲の隙間から太陽が光る。小さな蕾がが少しずつ開いていく。【咲いちゃったの花開いたの　ほころんで開いて始まるの】

@telephantom_U

@ringo_nkgw @xxxxxdyn だんだんと日が暮れていくも止めたくない思いが曲に表れる。再び明るくなる曲調に林檎も隠さずに言葉を乗せる【夕映え　透かして涙の理由を　本当の願いはだれも皆同じ】

林檎 @ringo_nkgw

@telephantom_U @xxxxxdyn 少しずつだが速く太陽は沈んでいく。赤く染められながら透き通る声と弾けた音は重なる事を止めない【かなしみよ押し黙ってわたしを縛り付けないで】声が空を鳴らしていく。

@telephantom_U

@ringo_nkgw @xxxxxdyn 日が落ちる。暗い闇夜に月が一つ。小さくなっていく音に仕方ないなとウッドベースの男が曲調を変える。「夜だったらこういう音が鳴らせるよ？」鳴り出した音に最初に反応したのは旅人だった【退屈に飽き足らない淑女　膳立てを待ち能面剥がさぬ紳士】

林檎 @ringo_nkgw

@telephantom_U @xxxxxdyn 夜の独特な空気に包まれて、静かな音に耳を傾けながら林檎の声も流れていく。【汚れてしまった恥じらいを今日受け止めて添いたい　私は何度堕ちたとして生きることを選んだんだって】

@telephantom_U

@ringo_nkgw @xxxxxdyn 林檎が紡いだ言葉に一瞬音が止まった。見透かされたような言葉に、皆次の音を出すのを躊躇ったのか。しかし、そこに静かに鳴り出すピアノ。林檎も小さく微笑んで静かに力強く言葉を乗せる。【手探りでも　孤独きりでも　空を鳴らして　今は走り続けよう】

林檎 @ringo_nkgw

@telephantom_U @xxxxxdyn 皆が林檎の唄う言葉に息を吹き込んでいく。止まらない音と止まらない感情。少し欠けた月を観ながら林檎は続ける。【焼き付いてよ、一瞬の光で またとないいのちを使いきっていくから】ひとりひとり確かめ合うように目を合わせた。

@telephantom_U

@ringo_nkgw @xxxxxdyn 「そろそろ終わろうか」寂しさを押し殺した表情でベースの男が微笑む【僕は偶然君に出会って　ごく当たり前に慈しんで夕日を迎えた　さあもう笑うよ】最後のピアノが盛り上がりを見せる中ドラムの男が呟く「楽しい時間だったのに何か寂しくなっちゃった」

林檎 @ringo_nkgw

@telephantom_U @xxxxxdyn 「終わる事は決して哀しいことだとは限らない」ウッドベースの男がそう言うと、静寂にベースが響く。【言葉を介さずとも肌で感じているから】林檎の声に終わりは無い。