スペオペ的な宇宙船の汽笛

銅大 @bakagane

カーフェリーが入港時に、長音２回の汽笛で入港を知らせるのを聞きながら、「コレを宇宙モノでできないだろうか」と考えてみる。ノリとしては、キャプテン・フューチャーへ出動を要請する時に北極の大灯台を点滅させるアレである。

矢塚和哉 @yaduka

@bakagane 真空でも使える宇宙汽笛とか

銅大 @bakagane

辺境の惑星。定期航路などなく、不定期貨客船が年に数回訪れるだけ。宇宙港といってもＥクラス（トラベラー基準）宇宙港で、簡単に整地しただけで管制設備なし。やってきた不定期貨客船は着陸前に、地上にそのことを伝えるため、衛星軌道上で、核融合エンジンを「空噴射」する。

銅大 @bakagane

１回噴射。そして、船首をぐるりと１８０度変えて、もう１回噴射。２回の長噴射が、入港を示す合図。夜空に浮かんだこの輝きが、年に数度しかない不定期貨客船の入港を知らせる。住民は、他の惑星で漢方薬として珍重されるキノコをかついで宇宙港のある町へと集まってくる。

鷹見一幸 @takamikazuyuki

@bakagane その「空噴射」の際に、一種の電磁的ノイズが発生する。地表のあらゆる音声回路から、独特の音が発せられる。惑星の人間は、そのノイズを「汽笛」と呼んだ。

銅大 @bakagane

@takamikazuyuki お、それですとアレです。鉱石ラジオのような「受信機」でも受信できますね。山際にはりついているような小さな集落で、まっとうな通信機器がなくても手作りの無線機で汽笛だけは聞き分けられるだけで。

矢塚和哉 @yaduka

@bakagane なんかでっかいキノコを肩に一本ずつ担いでわらわらとやってくる住民の図を想像しました

銅大 @bakagane

宇宙漢方薬にするなら、やっぱ、乾燥させた干キノコを行李に入れて担いでくるのじゃよー　RT　@yaduka なんかでっかいキノコを肩に一本ずつ担いでわらわらとやってくる住民の図を想像しました

矢塚和哉 @yaduka

@bakagane 「今年のキノコはよろしいですぞ」「ほうほう」「齧ると極彩色の夢が」「帰れ」