@shbttsy74 氏の20120404 #NHK クローズアップ現代「“停滞”を打破できるか 野田総理に問う」コラボまとめ

「社会保障と税」改革　何を目指すのか

国谷キャスター
「その充実の部分が５％のうちの１％。いまの制度を維持する、あるいは守っていくために４％。総理は『今日より明日がよくなると思える社会』を目指したいと仰っていますが、その意気込みとは若干ギャップがあるように思えますが、いまの状況を維持するのが一杯一杯という現状なのでしょうか？」

国谷キャスター
「どういう国家像・社会像をイメージされているんですか？いままでの日本は中負担・中福祉。そういった国を目指していたというイメージがありました。一体改革を進めることによって、“サービス”と“負担”の関係というのは、どういうイメージですか？」

野田総理
「基本的には中福祉・中負担できてたと思います。これからも基本的には負担は中位でなるべく機能の高次化を図っていくことだとは思います。けれども一番問わねばならないのは、アメリカのように自己責任を強いることのないよう一定の公費を充てて将来の安心を確保することです。」

「決められる政治を」　活発化する地域政党

国谷キャスター
「こうした地域政党が勢いを増している。その根底にあるのは、政権交代が起きても政治が変わらないという苛立ちではありませんか？」

まとめ

国谷キャスター
「『やり遂げる政治』のためのハードルの一つが、党内をまとめられるかということでもあると思いますが、敢えて厳しい課題で党内で議論を行い、その結論を導き出す過程の中で、一致できない人々とは決別するところまで考えていらっしゃいますか？」

野田総理
「悲観的に「たられば」を考えてはいません。あくまで真剣に議論していくならば、そしてこの国をためを考えたならば、次の選挙よりも次の世代を考えるならば、私は結論は自ずと出てくるし、もう出ているので、これをしっかりとお互いに共有するのが基本中の基本だと思っています。」

国谷キャスター
「総理が「命を懸けて」と、火中の栗を敢えて拾おうとされているのは、こうした難しい問題でも、耳の痛い問題でも人々に今それを訴えることによってそれを受け入れてくれる時代となったと、そういう認識なのでしょうか？」

野田総理
「基本的に私は国民の皆様を信じています。失われた二十年の閉塞感を作ってきたのは、決断をしない政治・先送りの政治だったのではないでしょうか。この失われた二十年を克服するには、今日より明日がよい時代であると皆が確信を持てるようにすることが必要だと思います。『今日より明日がよくなること』の行き着く先は不安をなくすことです。一番の不安は社会保障。その持続可能性です。この問題の不安をなくす一里塚を作ることが今回の改革だと思っています。そのためにやり遂げなければならないと思っています。」

国谷キャスター
「そうした耳の痛い課題であってもそれを実現するのが政治家の責任だという思いでいらっしゃいますか？」

野田総理
「政治家の責任です。明らかに課題として存在しており、問題として認識していて、これを解決できないのは政治家の責任です。」

国谷キャスター
「本当に政党は国民のために、本当に国民の方に目を向けて政治を行っているのだろうか、と思わざるを得ないことがずっと続いてきました。大震災があって、原発事故があって、経済も非常に不安な状態。政治への信頼が持てない。どう回復してゆくおつもりですか？」

野田総理
「今回の一体改革は包括的に進めなければなりません。国民のご負担をお願いするのですから、まずは行革、定数削減を含めた政治改革、経済再生もやらなければらない。包括的に進めなければならない大きな改革を政治が乗り越えられるのか、政治の真骨頂が問われる場面だと思います。」

以上、コラボまとめでした！
@shbttsy74 さん、コラボ快諾感謝です！