荒川区議　小坂英二さん(@kosakaeiji)の【林英臣政経塾東北講座】録

小坂英二　荒川区議会議員（日本保守党） @kosakaeiji

林英臣政経塾の東北講座開始。林英臣塾長の講義の内容をこちらに書き留めていきます。＝我々が集っている目的は日本のソーシャルシステムを確立して、日本を改新する事にある。日本が危機に有ると主張する政治集団は数多有るが、歴史の中で、世界の中で今の日本がどういう位置に有るかをまず認識せねば

小坂英二　荒川区議会議員（日本保守党） @kosakaeiji

林英臣塾長講義＝ソーシャルシステム(社会秩序）の盛衰は砂浜の風紋のように一定のリズムが有る。平均で一サイクル300年。日本の明治以降の社会秩序は８０年と非常に短かったり、古代ローマの社会秩序は逆に長かった。平均で四つの社会秩序がシビリゼーションサイクルという千六百年の波に乗る。

小坂英二　荒川区議会議員（日本保守党） @kosakaeiji

林英臣塾長講義＝日本で見ると最初のは社会秩序から列挙すると、上古、古代、中世、近世、近代の５つ。大東亜戦争後は新たな社会秩序が確立されておらず、早く六つ目の社会秩序を日本で確立せねばならない。

小坂英二　荒川区議会議員（日本保守党） @kosakaeiji

林英臣塾長講義＝新しい社会秩序が確立すると人口が増大し、それを支えうる食糧生産が確保されている。社会秩序＝以下SSと記載、には一つの山の形があり、始まりのa点から終わりのg点までの過程が有る。その原理を理解し世界のそれぞれの国が現段階でどの過程に有るかを認識した上で外交をすべき。

小坂英二　荒川区議会議員（日本保守党） @kosakaeiji

林英臣塾長講義＝SSのa点からb点の間には叙事詩、美術、古典復活が起こる少年型社会心理。ｂ点からｃ点には叙情詩、ロマン、情熱の詩が盛んになる青年型社会心理。頂点に達したｃ点から平らな頂のｄ点を経てe点までは栄華、散文、演劇が盛んになる。下り坂のe,f,g点には思想、哲学が盛んに。

小坂英二　荒川区議会議員（日本保守党） @kosakaeiji

林英臣塾長講義＝奈良時代、平安時代を貫く古代SSを具体的に見てみる。山の形を４つに分けた一つ目には国家仏教、神話、叙事詩。二つ目には密教、漢詩、和歌。三つ目には国風文化、王朝文学。四つ目には末法思想、浄土信仰。このように一定の流れがどの国のSSにも必ず存在する。

小坂英二　荒川区議会議員（日本保守党） @kosakaeiji

林英臣塾長講義＝日本のシビリゼーションサイクル千六百年の中で夏の時代は上古の社会秩序が担った。秋の時代は古代の社会秩序が、冬の時代には中世社会秩序が、春の時代は近世、近代の社会秩序が担った。その社会秩序が生まれる懐妊期にはそれまで抑圧されていた勢力が新たに担い手となってくる。

小坂英二　荒川区議会議員（日本保守党） @kosakaeiji

林英臣塾長講義＝大化の改新は周到な準備をもって行われた。聖徳太子が派遣した遣随使によって運ばれた留学生が日本に戻りブレーンとなり改新の詔や律令制度の確立を行った。我々も用意周到に活動家として、またブレーンとなり得るように切磋琢磨をしっかりとしておかねばならない。

小坂英二　荒川区議会議員（日本保守党） @kosakaeiji

林英臣塾長講義＝新たなSSを確立するのに必要な条件。一定の人口、領域、政治の求心力があること。同時に経済システム、基底文化、時の運が有ること。更に旧SSの死亡点を経て社会エネルギーの放出が済んでいること、新たなSSへの求心力、新経済システムの芽が有ること、若々しい社会心理が不可欠

小坂英二　荒川区議会議員（日本保守党） @kosakaeiji

林英臣塾長講義＝新たなSSを生み出すには必ず壊す役割の集団が出てくる。現在で言えば外側から秩序を破壊するものとして大阪維新の会が該当するかもしれない。ただ、この破壊役は長くもって三年程度。我々はそうした壊し屋ではなく、建設をする側でなければならない。

小坂英二　荒川区議会議員（日本保守党） @kosakaeiji

林英臣塾長講義＝近現代日本史を概観する。幕末は危機の心理、明治は建設の心理、大正は軟弱の心理、戦前の昭和は緊張の心理、戦後は復興の心理、享楽の心理、閉塞の心理と続き、現在危機の心理の状態にある。今後は、復活の心理、指名の心理と続くと思われる。

小坂英二　荒川区議会議員（日本保守党） @kosakaeiji

林英臣塾長講義＝明治時代の最大の脅威はロシアであった。幕末にロシアの軍艦が対馬に入り込み、陸地に小屋をする立てて占領を進めようとしたが、英国の仲介を経て危機を逃れた。米国は地理的に遠いことと、南北戦争の混乱でアジアへの本格的侵略が遅れたがオレンジ計画を作り日本を綿密に追い込んだ。

小坂英二　荒川区議会議員（日本保守党） @kosakaeiji

林英臣塾長講義＝大東亜戦争で命を捧げられた英霊に報いるいは、米国に負けない国家に日本がなることである。英霊は主に米国と戦ったということを忘れてはならない。図らずも戦死したなどという弔辞を述べた者がいたが、実に不遜で英霊を踏みにじる言葉である。

小坂英二　荒川区議会議員（日本保守党） @kosakaeiji

林英臣塾長講義＝１９世紀の朝鮮半島は社会秩序の末期であり国内統治もできず、外交担当能力を欠いていた。清国も同様。日本は朝鮮半島朝鮮半島に自立してほしかったが、それは無理であることが判明し、日韓併合を断行したのである。

小坂英二　荒川区議会議員（日本保守党） @kosakaeiji

林英臣塾長講義＝明治の指導者は幼い頃、江戸時代に武士道を素養として育まれていた。大正時代の指導者はその素養を欠く者が多く、風潮はデモクラシー、勝手主義、拝金主義、物質主義に染まっていった。指導者の小粒化が進んだ。大正時代には軍服を着た軍人が税金泥棒と罵られるような風潮すら有った。

小坂英二　荒川区議会議員（日本保守党） @kosakaeiji

林英臣塾長講義＝大正時代の軸の希薄化に対して昭和に入ると日本回帰の動きが出てきた。大東亜戦争について、日本はよくぞ、堂々と戦えたと捕らえるべき。日本という一国が世界の多くの国を相手に戦い、アジアの独立に繋げた。それがどれだけ尊く世界の中で奇跡的であるかを顕彰することは我々の義務。

小坂英二　荒川区議会議員（日本保守党） @kosakaeiji

林英臣塾長講義＝日華事変の段階で米英は日本の敵対勢力に露骨に軍事援助を続けており既に日本と交戦段階に有った。真珠湾攻撃の前に宣戦布告が届いたかどうかということはあまり意味が無いと言える。膨張欧米勢力の陣取り合戦に日本は巻き込まれた。日本や枢軸国悪玉論は戦勝国の宣伝に過ぎない。

小坂英二　荒川区議会議員（日本保守党） @kosakaeiji

林英臣塾長講義＝米国が日本を戦争に追い込んだ手口は正にヤクザそのもの。日本は戦略も無く追い込まれていった。戦前、戦後にわたって日本を駄目にしたのは米国。しかも恨みを買わないように巧妙に日本人を洗脳してきた。原爆被爆者が公式に米国を訪問すると米国ファンになって帰ってくるのが典型。

小坂英二　荒川区議会議員（日本保守党） @kosakaeiji

林英臣塾長講義＝歴史において戦争が良いとか悪いとかいう議論は不毛。歴史の中で戦争は欠かせない要素であり続けた。必要なことは先人がその当時の時代背景の中で、どの様な思いで厳しい時代を切り開いて来られたのかを我が事として捉えて行かねばならない。それが今を生きる者の義務である。

小坂英二　荒川区議会議員（日本保守党） @kosakaeiji

林英臣塾長講義＝これからの日本は国の目標である国是を持たねばならない。それは、高徳国家、共生文明、公益経済であると確信している。それを担う志士群を養うのが林塾であり、その根底には東洋文明の素養が無ければならない。我々が学んでいるのは、先人の念子を受け新たなSSを確立するため。

小坂英二　荒川区議会議員（日本保守党） @kosakaeiji

夕食後、林英臣塾長を囲んで＝公益経済は天本主義、地本主義(地域で作り消費する。高速道路が通じる前は会津地方はその経済圏のみで自給自足をしていた）、人本主義(人間が幸せになるのが前提）。共産主義、資本主義に続いて第三の思想が必要であると松下翁も語っていた。

小坂英二　荒川区議会議員（日本保守党） @kosakaeiji

林英臣塾長を囲んで＝大乗仏教の頂点が密教。意識の置き所が結果を生む。人間が本来持っているものを引き出すシステムが密教の中に存在する。林塾は共通認識を持った同志が天下を変えていく場であるとの自覚を持って取り組んで欲しい。

小坂英二　荒川区議会議員（日本保守党） @kosakaeiji

林英臣塾長を囲んで＝幕末に幕府を倒そうという動きが集約されてきたのはかなり末期であった。日本を改新するには、同志を地道に広げていくしかない。日頃の政治活動からも広げていく努力を進めるべし。国会議員が余りに小粒になり、幕末の上級武士の多くが機能不全になったのと同じようになっている。

小坂英二　荒川区議会議員（日本保守党） @kosakaeiji

林英臣塾長を囲んで＝国是担当地方議員という、国政に関与をしていく地方議員の輪を広げていく構想を進めていきたい。国会議員を生み出すことも重要であるが地方議員の立場であり続けながら国を動かしていく取組も強化していきたい。国会議員にならねば国政を動かせないというのは思い込みではないか。

小坂英二　荒川区議会議員（日本保守党） @kosakaeiji

林英臣塾長を囲んで＝世界で一番、先祖供養をしているのが日本。縦糸の中心を担うのは皇室。日本人の生き方の極意は息を合わせる和。政治の争いが少ないのは君主制の特徴と山本七平氏が語っていた。