「聖闘士星矢Ω」神話感想聖衣箱。

枝松聖 @EDAKIO

聖闘士星矢クロニクル。「アニメオリジナル聖闘士」の扱いの設定上の定義が記されているのはけっこう重要だと思う。当時、ムック類ではあったであろうこの辺のお話は初見なのでようやくスッキリした。これからこの本を片手に観るひとがあの奇妙な存在感に惑わないで済むのが安心なような残念なような。

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聖闘士星矢クロニクル。そのぶん「僕たち星矢と大親友です」アピールなイラスト(すごくイイ顔)の鋼鉄聖闘士たちの謎というか「よくわかんないひとたち」感がますます深まることに…！白銀聖闘士の一味の如き配置をされていたり、なんだかライターの方もその取り扱いに困っている小宇宙が感じられるw

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聖闘士星矢Ω2話。沙織は光牙の目の前で消えてしまった。さらわれた育ての母を、アテナを救うため光牙は旅立つ。旅の間、素顔で辰巳に看病されていたシャイナさんが彼をぶち倒していないか或いは愛しちゃっていないかが心配になるところだが、光牙は仔獅子座ライオネットの聖闘士 蒼摩と知り合う。

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聖闘士星矢Ω2話。蒼摩は小宇宙には七つの属性があることを語る。初めて知る「聖闘士の常識」の数々が光牙を驚かせる。パライストラという光牙にとっての新たな世界であり、作品世界の主な舞台の住人である蒼摩が光牙を、視聴者を導いてゆく。とりあえず二人の間の「攻/受」の属性は明確にわかったw

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聖闘士星矢Ω2話。シャイナは光牙に多くを説明してこなかった。自ら聖闘士になりたいと願うまで、あえて聖闘士の世界に深入りさせたくなかったのだろうか。ひょっとして難しいことを説明できない思考回路なのだろうか。シャイナさんてば新常識についてゆけないお年頃ということなのだろうかげふげふ。

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聖闘士星矢Ω2話。現れたマルスの刺客に、蒼摩と光牙は立ち向かう。戦いの中、光牙は自らの力を知る。聖闘士として、男としてどうあるべきか。それは出逢う友が教えてくれる。島の外で出逢うすべての人間が彼を鍛える師匠になってゆくのかもしれない。光牙の属性とはすなわち…「総受け」！？

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聖闘士星矢Ω2話。絵コンテ担当は井上栄作さん。かつて旧シリーズで作画監督を数多く担当されていた方でもあり「BT'X」「リングにかけろ」という他の車田作品のアニメ化にもキャラクターデザインと作画監督とで関わっていらした方でもあり、なかなかに感慨深いものがあります。

枝松聖 @EDAKIO

聖闘士星矢Ω2話。光牙、コーヒー初体験！？というシーンはかなり好き。きっと沙織さんは紅茶派で、それしか飲んだことがなかったのだろうと妄想の小宇宙が爆発する。シャイナさんにいたってはお茶という概念すらなく薬草の束を聖闘士の腕力で絞った謎の栄養汁を飲まされていたんじゃなかろうかとか。

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ブログ更新。『聖闘士神話最前線！120411』http://t.co/R8LMfnwI 「聖闘士星矢Ω」第1話と第2話の感想をまとめてみました(以前うっかりタイトルを「110411」とか書いちゃったための再掲です)。

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聖闘士星矢Ω3話。パライストラへ向かう光牙の前に風の聖闘士ユナが現れる。強烈な技に光牙は敗北感ではなく感嘆をおぼえる。ユナもまたあらたな青銅聖闘士を育成するパライストラに学ぶ一人だ。それにしてもいくら判断基準が島の中だけだったとはいえ「ニセシャイナさん」はすげえ失礼だぞ、光牙w

枝松聖 @EDAKIO

聖闘士星矢Ω3話。掟の中でユナの心は頑なになっていた。その喋り方はロボットチックですらあった。しかし光牙と話をするうちに柔らかく女性らしいものになっていた。掟に疑問は抱くけれど反発はしない、すべてを受け容れる彼の力がユナの心の風向きを少しずつ変えてゆく。

枝松聖 @EDAKIO

聖闘士星矢Ω3話。私闘は禁止。女子は仮面をつけなくてはならない。自由奔放な蒼摩でさえ気にしていた聖闘士の掟。学園的な舞台で語られると校則のようにも聞こえるけれど少し違う。現に「先生」は頭ごなしに全てを強制している訳ではない。それはもっと高い次元で、各々の意志で守るべき規律なのだ。

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聖闘士星矢Ω4話。光牙は龍星座の聖闘士 龍峰と出会う。伝説の聖闘士 紫龍の息子である彼は自らも強い小宇宙を持っている。ペガサス座の聖闘士 星矢…彼を伝説として知る者、所縁ある者、直接知る者。善意と悪意。それぞれの立場の人間からその名を受け継いだ光牙は見つめられ、試される。

枝松聖 @EDAKIO

聖闘士星矢Ω4話。旧世代の青銅聖闘士 ヒドラ市がまさかの「同級生」として登場する。コミカルな描写ながらその焦燥はけっこうシリアスだ。ペガサス座と龍星座の因縁の描かれる今回は、これまで以上に旧作視聴者への意識とその回答が挑戦的なまでに自覚的に物語へ組み込まれているのを感じる。

枝松聖 @EDAKIO

聖闘士星矢Ω4話。というか旧作視聴者としては聖衣修復でおなじみの素材 スターダストサンドの使い方および来歴設定の追加とか、紫龍のイヤそこに包帯はいらないんじゃねという姿とか、龍峰のお母様は彼女なのねとかときめく。「良い」というよりは「いい」龍峰の性格は彼女由来のものなのかな。

枝松聖 @EDAKIO

聖闘士星矢Ω4話。偉大な父の名を引き継ぎ、誰の目からもあきらかな実力を持ち、誰からも慕われる人格者。龍峰は光牙とことごとく対照的だ。そしてそのパブリックイメージ、掟を踏まえながら自らの想いに正直にことを運んでしまう手際の良さも彼にはある。腐的属性でも「総受け」な光牙と対照的…！？

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聖闘士星矢Ω5話。聖闘士ファイト出場選抜試験を兼ねた特訓キャンプが始まる。舞台は小宇宙を消耗させる危険な大自然。アニメ「星矢」といえばな肉弾アスレチック展開に、アニメオリジナル的なトンデモ設定。若者たちは立ちはだかる森を滝を洞窟を崖を越えゴールにたどり着くことが出来るのか！？

枝松聖 @EDAKIO

聖闘士星矢Ω5話。負け犬の小宇宙。アルゴの侮蔑に蒼摩の怒りの小宇宙が燃え上がる。「お調子者で要領のいいヤツ」な蒼摩の心、目指す高みが語られる。それを知った光牙の瞳は静かに輝く。相手のハラを知る。危険を共に分かち合い、超える。極限の状況下で、蒼摩と光牙の友情が深まってゆく。

枝松聖 @EDAKIO

聖闘士星矢Ω5話。マグマの池が散在する洞窟。トンデモ感きわまるルートをユナと龍峰は進む。いろいろ大丈夫なのか心配な道だが、光牙たちに笑われないようにと思えば足を進めることは出来る。まったく違う道に進んでいても二人が、仲間がゴールにたどり着くことを、当然のこととして信じているのだ。

枝松聖 @EDAKIO

聖闘士星矢Ω5話。サザンクロス星座の聖闘士はクライストという名で劇場版一作目にもいた。今回語られるその星座の聖闘士は幽霊だった彼の次の世代のサザンクロスなのかしら。クライストが「氷河のライバル」として配置されていたことを思うと今回のクライマックスの舞台もなかなか意味深長なような。

枝松聖 @EDAKIO

聖闘士星矢Ω6話。パライストラは聖闘士ファイトの優勝候補の噂でもちきりだ。オリオン座のエデンが目下のところ最有力候補。冠座のダリもなかなかの評判だ。光牙の第一回戦の対戦相手はコンパス座のフックだ。むかしどうやってオブジェ化するんだろうと思っていた星座ばかりがことごとく登場だw

枝松聖 @EDAKIO

聖闘士星矢Ω6話。決してテンションの高い画ばかりとは言えない中で、フックの一撃を受けた光牙の表情、そこに表れた苦悶は見ているこちらも痛みを感じるようなすさまじさだ。フックの拳にも彼の言葉にも真剣に向き合わざるを得なくなるその転換点として、ひじょうに心を打つ一瞬の画だった。

枝松聖 @EDAKIO

聖闘士星矢Ω6話。光牙の小宇宙はこれまで沙織への想いが高まるとき爆発していた。しかし今は沙織、シャイナ、辰巳しかいなかった島とは違う。同年代の友が共に競い合い高め合うパライストラでの時間が光牙を変えた。光牙の心の小宇宙は友への想いで輝きを増す。その輝きが閃光になる…！

枝松聖 @EDAKIO

「聖闘士星矢Ω」今日の格言。「もしかして光牙ってバカなの！？」(ユナ・談)友情を確かめ合ってなお、猪突猛進な光牙を見てのひとこと。随分な台詞だけど逆説的にこれまではそうじゃないと信じてくれていたのねユナさんていうかバカなの！？こそ、ペガサス座の聖闘士の資格なのかもしれない以上！

枝松聖 @EDAKIO

聖闘士星矢Ω。オリオン座の聖闘士は旧作劇場版一作目にも幽霊聖闘士の一人・ジャガーという名で登場。他の幽霊聖闘士と同じく、名のしれた実力の持ち主だったらしく星矢も黄金聖衣を身につけなければ倒せない相手だった。ペガサス座の聖闘士とはライバル関係の宿命にある星座といえる。