「ギルガメッシュ殺人事件」まとめ

ミナギ @hnakmkr

「いいや」　ギルガメッシュが笑います。「白状しろよ、綺礼。引き裂かれ、殺され、無残にうち捨てられた我の死体は、美しかったろう？」　赤い目が笑っています。　「最高におまえ好みで、興奮しただろう？」

ミナギ @hnakmkr

「認めよう、ギルガメッシュ。おまえの死体は誰よりも美しい。私はおまえの死体を検分しながら劣情を抑えるのに苦労しなくてはならなかった」　「そうか、そうか、ようやく我を抱く気になったか。なれば我も苦労の甲斐があったというもの」

ミナギ @hnakmkr

「ギルガメッシュ、おまえの死体は美しい。本当に、何物にも代えがたく私の心を捉える。あの場に凜がいなければ私は欲望のまま愚かな行為に耽っていただろう」　「そうだろう、そうだろう」　ギルガメッシュは目を閉じ満足そうにうんうんうなずいています。

ミナギ @hnakmkr

「ギルガメッシュ」　だからギルガメッシュは気づきませんでした。神父が古い短剣を彼の胸の前にかざすのを。

ミナギ @hnakmkr

「私のために、もう一度死んで見せてくれないか」

ミナギ @hnakmkr

「ギルガメッシュ殺人事件」　【完】