自分の道具をもつこと

@dainotopia

【み・0】子どもの頃、クマのぬいぐるみを肌身離さず持っていた女の子。遊戯王カードを大切にコレクションしていた男の子。その頃よりは大人になっただろう僕らには、いつも持ち歩いたり、手入れをしたり、大切にしているものはあるだろうか。今日は「道具」について。

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【み・1】自分の道具をもつことはとても大事だと思う。道具を大切に扱いなさい。誰でも一度は言われたことあるだろう。思い返してみれば、何かに熱中していた頃って絶対自分の道具を持っていたし、とても大事に丁寧に扱っていた。道具を触ったり、見たりするだけでとてもワクワクしていたように思う。

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【み・2】小学校の頃はそれが、ミニ四駆でハイパーヨーヨーでポケモン、その派生品やテクニック本、攻略本なんかだった。中学になると野球のグローブでスパイクでバットだった。毎日触っていたし、眺めていたし、手入れをしていた。決して上手ではなかったが、道具が常にあるだけで、それでよかった。

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【み・3】思えば高校生の頃くらいから、そういう自分の道具を徐々に持たなくなった。（普通だったらこの頃から大事な「道具」から恋人なんかの「人」に変わっていくのだろうか。。幸いにも僕にはあまり縁がなく、これからもあんまりないだろう。人は好きだけど、人から好かれにくい僕には。）

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【み・4】大学を卒業して、就職してからはほぼ皆無になった。スーツやネクタイは何か好きになれなかったし、会社で主に使う道具なんかも会社のモノで自分のモノがほぼモテなかった。それに比例して、ワクワク感や動機付けが低くなっていったような気がする。僕には愛着のある道具が常に必要みたいだ。

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【み・5】会社を辞めてからは愛着が持てる自分の道具が増えてきた。Mac、iPhone、六法、書籍、手帳、（アイドルグッズ）…テンションも上がってきている。決して上手じゃなくても使いこなせてなくてもワクワクさせてくれる道具。そんな道具を持ってるか。特にぼっち君には大切だよね。（了）