映画「アトモスフィア」

RTすると少々ネタバレになりそうなのでこちらにまとめてみました。内容に関する記述がありますので未見の方はご注意ください。
映画 風景映画 郊外
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河村書店 @consaba
4月13日~15日(日)13日20:00から22:00、14日・15日18:00から20:00 佐々木友輔 新作上映「アトモスフィア」当日1000円/予約700円 新宿眼科画廊 http://t.co/TlQ4y5nu #eiga #art
Hori Yuki @HLYZE
手ブレや同録特有の風域ノイズが映画への没入を拒否しているはずなのに、それらが全て個人的な眼差しで、日常で、転覆していく様子が素晴らしい >「アトモスフィア」
Hori Yuki @HLYZE
そして講演会の声の中の艶やかな人は...
Hori Yuki @HLYZE
ミスリーディングかもしれないけど、個人映画と商業映画の技術の蓄積がどこかで交わっていて、それが一般化されない風景(ショット)と物語の強度を形作ってると思ってる。なにより支柱は役者が声だけの存在になる瞬間。良いもの見させてもらったから銭湯行って洗濯もして来る。
はるを@P.W.3月中旬出ます @haruwosumi
というわけで見てきました『アトモスフィア』。郊外を描く上で実にスタンダード、だからこそ他ではやられていない、という面白い映画でした。どうしてこういうのが無かったんだろう、でもここにあるのね、という。http://t.co/80NYu9Y2
はるを@P.W.3月中旬出ます @haruwosumi
うまく言えてなくてごめんなさい。ひとまずのファーストインプレッションをしるして寝ます。皆様の夜が安らかなものでありますように。おやすみなさい
田尾昭典 @akinori_tao
『アトモスフィア』観てきた。佐々木さんがツイートされてたように、多くのリンクを貼って映画を、観る人の問題としてとらえさせるという目論みは成功していたんじゃないかなと思った。それでいて、過剰な詰め込み感を感じさせないのはすごいなぁと。 自分の中にも沢山引っかかる所があり→
田尾昭典 @akinori_tao
家族映画(ホームムービー)の所以かなと思った。予告編で感じたザワザワした不穏な空気は作品全体にも満ちており、そこにも僕は強くひかれた。 三日間の上映。もっと大勢の人が観れたら良いのにと思う。
noirse @noirse
急に予定が変わり時間ができたので我慢できず「アトモスフィア」初日へ。わたしもよく「傑作」とか「名作」という言葉を使うけど、本当は好きじゃない。でも便利だからつい頼ってしまう。けど今回はこの言葉は使用しません。その代わり、とりあえず100個ほどツイートしたいと思います(ウソです)。
noirse @noirse
まとめようと思えばまとめられるかもだけど、作品の性質上、ブログなどでうまくまとめるより、行き当たりばったりで探りながらツイートしたほうが「アトモスフィア」には合ってる気がする。何かビシッとした言葉で言い当てようとした途端に、スルッとどこかへ消えてしまうようなところがある。
noirse @noirse
佐々木監督の作品はどれもそういうところがあるんですけどね。いわゆる「映画ファン」にはあまりウケがいいような作品ではないかもしれない(すみません)。でも、理性的な文法と技法で構築された「映画」にはない、「映像の無意識」みたいなものを刺激するようなところがある。だからそうします。
noirse @noirse
あ、盛大にネタバレしたりしますし、つまらない先入観が付いちゃうと思うので、もし「アトモスフィア」これから見ますよ、という方がいらっしゃるなら、絶対このツイート読まないほうがいいです。すみません。
noirse @noirse
「アトモスフィア」は、「クォンタム・ファミリーズ」や「うみねこのなく頃に」、「まどマギ」「ピンドラ」、「ゴーストの条件」、個人的には「エンジェル・ウォーズ」や「ザ・リッパー」など、同時代の優れた作品/批評と同じ問題を扱った、「日本映画」としては珍しいほどトガッた作品でもあります。
noirse @noirse
まずは「パリ、テキサス」の話をしよう。「パリテキ」は140字で言えば、敗戦後に生まれて、アメリカの映画やロックに憧れつつ近付けないことを「ドイツでロードムービーする」という方法で語ってきたヴェンダースが、憧憬の地で撮った「故郷喪失」の話だったと、わたしは了解してます。
noirse @noirse
けど、そういうことはわたしなどより適切に語れる方がたくさんいらっしゃると思うので、触れないつもりです。一応わたしも映画クラスタの端くれ(のはず)なので、映画っぽい感じで行こうかなと。
noirse @noirse
もうちょい付け加えると、「パリ、テキサス」という「存在しない故郷」に「帰る」ため、家族を捨てる男の話なんですね。その男が数年ぶりくらいでかつての妻に再会するのは、のぞき部屋でのマジックミラー越し。これはもちろん、アメリカ映画へのヴェンダースの複雑な思いが込められてるわけです。
noirse @noirse
ジョン・フォードに代表されるような、「アメリカ映画」という「神話」へのヴェンダースなりの「帰還」を、聖地モニュメント・ヴァレーを舞台に、メタ的に語りきった映画なんですね。
noirse @noirse
で、パリテキには、かつての主人公一家の幸せだった時間を収めた、8ミリ撮影のホームムービーが出てくる。これも「幸せだった映画」へのレクイエムになってるわけです。うーん、完全にヴェンダースのツイートになってるな。
noirse @noirse
わたしは(狭義の)「ロードムービー」というジャンルは、もともとある時代までのアメリカでしか有効ではない非常に特殊なもので、ヴェンダースの一連の作品の成功は、その特殊性を考え抜いて利用したからだと考えている。日本では、よっぽどでないと、やるべきではないと思ってます。
noirse @noirse
でで、「アトモスフィア」ですが。これも「故郷喪失」の映画なんですね。通奏低音としては常に流れていたものの、佐々木監督がこのテーマをここまで掘り下げたのは初めてだと思います。では、「アトモスフィア」は「故郷喪失」をどう語っているのか。
noirse @noirse
「アトモスフィア」は、「風景映画」がモットーの佐々木作品では初(?)の「フィクション映画」でもありますね。「役者」さんが「演技」してるのでビックリしました。カッコばかりの悪文だな。
noirse @noirse
でもカメラは実にそっけなく彼らを捉えている。テレビの素人さんを撮ったバラエティ番組とか、隠しカメラを使ったドッキリ番組を見てるような感覚も覚えたり。
noirse @noirse
例えば、この映画では役者が喋るとき字幕を付けているんですね。でもモノローグには付かないんです。これはもちろん意識的に採用している。ときにはカッコを用い、使ってない言葉を付け加えていたりするんですね。これは明らかにテレビ的な画面意識です。
noirse @noirse
若い夫婦の日常を、まったく映画っぽくない方法で撮っている。一種のホームムービーです。ここでまずパリテキに繋がってくる。
noirse @noirse
あとで述べますが、「アトモスフィア」は一種のレクイエムです。このホームムービー、というよりホームビデオのほうが的確だな、ホームビデオも、パリテキのように「レクイエム」として機能し始める。そのためか、この映画は全編セピアカラーで撮られている。
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