- sasakiyusuke
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『アトモスフィア』については見たばかりでもあり、また感想が変わるかもしれないので、とりあえず初見の印象はこんな感じで。(どうもハイデガーっぽい印象があった、とも追記しておく)
2012-04-16 12:04:04新宿眼科画廊にて佐々木友輔監督の『アトモスフィア』鑑賞、偶然会った職場同期とその後飲みながら、佐々木さんの視点を装置として、同時代的な印象を覚えた映画や小説、自身の郊外風景論、2011年3月以後、物事との対峙、距離感について、ゆっくり語らった。よい夜だったな。
2012-04-16 11:50:49佐々木友輔監督の映画「アトモスフィア」を観た。流産で子供を失い、心に傷を負った妻とその妻を見守る夫。二人が百物語として家族の物語を語り合う姿に感動した。
2012-04-16 12:40:13思っていたよりも、はるかに、しっかりと構築された「映画」でした! RT @kimura 佐々木友輔監督のアトモスフィアを観に行ったが、… http://t.co/MS8ado5D
2012-04-16 15:38:11佐々木友輔監督「アトモスフィア」は、あえてカテゴライズするならば、動き続ける黒沢の夢の放射能のピンクセピア色の風景と、良い意味で異常な朗読で不穏さを醸し出す風景ホラー映画。ラストなどハイデッガーの影響がやや強い。役者の演技、音声等の弱点も工夫で強みに変えた成功していた大変良い映画
2012-04-16 14:12:55佐々木友輔さんの『アトモスフィア』観賞。佐々木君は、映画を制作する際に複数のリンクを作品に貼ることに意識を注いでいると記していた。新作は、字幕、色彩、ナレーション、カメラのピントなど、多くの思考すべき要素が詰めこまれており、それらの関係性から能動的思考を促す映像作品だった。
2012-04-16 14:44:09映画鑑賞中から佐藤泰志の『海炭市叙景』を思い出し、再読している。この小説と『アトモスフィア』には共通する要素がある。もし、佐々木くんがまだこの小説を読んでいなかったら、是非おすすめしたい。
2012-04-16 14:45:56いろんな面白い話題がTL上に流れているが一昨日観た佐々木友輔さんの「アトモスフィア」に没入しているというか引き摺られているしてTLの時間間隔に戻れない。まあ久しぶりに時間感覚をTLから自分取り戻しているのかもしれない。
2012-04-16 21:48:54「アトモスフィア」の感想(http://t.co/SP1IwOZK)を読んで色々と思う。 @noirse氏は流石。 @tabekko_animalさんの解釈に成る程。 @teramat氏の分析も面白い @kimura氏は嬉しい部分を拾って下さった。
2012-04-16 22:13:31「産まれる」と「生まれる」は違う事。私には流れてしまった兄弟が居る事。そして、その子に性別と名前を付ける事で、生まれさせている事。 私の個人的な話しが、佐々木君の作品の中で別の物語に接続し姿を変え「伝播して」行く。 佐々木君は「アトモスフィア」で私の姉を少しだけ実体化した。
2012-04-16 22:24:43私は「アトモスフィア」をバッドエンドだと思っていない(ハッピーでもない)。 私の演じた女の末路は悲しいかもしれないが、残したものに因り「生じさせ続けて」居られる。死んでもなお。 せめてもの救い、或は本望かも知れない。
2012-04-16 22:31:39メインの夫婦だって、最悪の状況ではない。 産めなかったが、生み育んで行ける。それは歪かも知れないし限界があるかも知れない。しかし、夢から上手に覚めたなら、その夢は鎮静剤だ。勿論、悪夢と成る可能性も孕んでいる。 つまりアナタ達の未来と同じ。
2012-04-16 22:39:27@1000blossoms そうだったんですね…!!『「産まれる」と「生まれる」は違う事』が個人的には一番刺さりましたが元々そういうものに影響されて生きてきたからかもしれません。放映後いらっしゃったのは知っていたんですが、他の方のように残ってゆっくり話せばよかったです。
2012-04-16 22:45:24アトモスフィアの感想がまとめられてた。あらすじとか解釈を先に読んでおいてもいいんじゃないかな。ネタバレっていうけど、こんだけ読んでもわけがわからないだろうし。http://t.co/Yze9wntz
2012-04-16 22:59:21今日は仕事がけっこう暇で、合間合間に先日観た佐々木友輔監督の『アトモスフィア』についてつらつらと考えたりなどしていたので、ちょっと呟いてみる。
2012-04-16 23:18:57彼と彼女との間の会話は音声と文字とによってわたしたちに伝えられる。 音声は彼女たちに固有のものだ。それでは文字は? 文字は彼女たちの手によるものではない。文字は他者に付与されるものだ。そのとき、彼女たちは視られる存在であると同時に語られる存在になる。
2012-04-16 23:22:05文字おこしという行為は、地点を持たずそこここに浮遊する声をある地点に定着させる。そしてそれは鎮魂に似ている。彼女は自分と似た経験をしている女性の声を聞き、それを文字におこしている。その声を鎮魂することはまた、彼女自身の、誰にも届かなかった声の鎮魂になる。
2012-04-16 23:32:24ふいにオフの音声で始まる「百物語」は、その突然の視覚→聴覚の転換により、わたしたちを宙づりにする。わたしたちはそれまで視ていたはずの彼女たちを 見失い、そして発見する。彼女たちは語り始める。彼女たちはそのとき、視られる存在でも語られる存在でもない、語る存在へと飛翔する。
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