どうしてという質問ほどくだらないものはないと僕は思う。「どうして」けれどお前はすぐにそう言う。好きだとか愛してるとかそんな言葉が欲しいんじゃなかったのか?どうしてなんて、こっちが聞きたい。なぁ。この寒空の下で、お前をぎゅっと抱き締めたいと思う。それだけじゃ駄目なのか。 #書き出し
2012-04-16 20:35:28幼いだけの恋は終わってしまったので、簡単に会いたいと言えなくなってしまった。携帯を開いては閉じ、開いては閉じ。繰り返して6回目。諦めて布団に潜り込む。「会いたいなぁ」こんな辛い想いなら幼いままで居たかったのに。 #書き出し
2012-04-14 02:43:07幼いだけの恋は終わってしまったので、私は心をパタンととじた。好きだ好きだと言うだけじゃあなたとの溝は埋まらないので。あなたの思うようにすれば良い。これで大人になれるなら、なんて汚いんだろうね。 #書き出し
2012-04-14 10:09:37あ、嘘を吐きましたね。私のツイッターは特別製。嘘をつくと文字が真っ赤に染まるのです。最近貴方は嘘ばかり。デートしてる、結婚します。全部嘘だ。お礼の呟きだけを残して殆ど全てが赤い文字。今日も君は嘘をつく。その文末には、#twnovel #書き出し という謎の言葉。君の嘘に星ひとつ。
2012-04-15 23:26:12あ、嘘を吐きましたね。 #書き出し 僕が嘘つきかどうかを試すような問いかけをする君の方が性格が悪いよ。「ごめんなさい、です」 #twnovel すぐに謝る君を見ながら不安にさせた僕の方が性格が悪いと胸に手を当てる。でも、君の「でも…」の表情をみて胸から手を外す。
2012-04-15 23:56:14君は青が嫌いだった。彼を彷彿とさせる色だったからだ。彼の好きな青。恐らく彼が最期に見たのもきっと青。握り潰すことも叶わない遠い青を君は憎む。 #書き出し
2012-04-14 10:38:46君は青が嫌いだった。青い色が好きなひとはクールぶっていて冷たいからと、根拠のない理由で。ちなみに僕はそれを聞いたその日の夜、部屋に置いてあった青い小物をすべて、クローゼットの奥に仕舞いこんだのだった。――あの頃の僕はどうかしていたと思う。本当に。 #書き出し @msw15rr12
2012-04-14 17:59:08自称「友達」にろくなやつはいない。そして、自称「親友」はもっとひどい。中学時代のクラスメートMは勝手に私を親友と定め、都合のいいときだけその言葉を口にし、困っていても一度だって助けてくれなかった。……おかげで今、私は人を信じることができないでいる。 #書き出し @naka145
2012-04-14 17:50:58「バッドエンドとはなんだろう」…今まさに俺の状況を指すのだろうか?様々な災禍に襲われ、それでもなお彼女は見つからない…このまま死んでしまえばデッドエンドだ。せめてデッドエンドにはならぬよう…最後に少しだけ残った力を振り絞る。 @naka145 #書き出し
2012-04-15 11:30:52もう息が続かない。傍にいない時間など、今まで散々過ごしてきたはずなのに。手の届く所にあいつがいないと苦しくなる胸を、一体どうしたらいい。別の誰かの隣で笑うな。触れられて微笑むな。そんな顔をするな。俺は知らない、安らいだ顔なんて。お前は、俺だけを見ていればよかったのに。 #書き出し
2012-04-14 10:27:57もう息が続かない。気泡が昇って行く視界の端、息苦しさに意識が遠のく瞬間、本当にギリギリのところで引き上げる手。呆れ声は不自然な優しさを帯びる。「まったくまだ僕がついてなくちゃ駄目なの?」本当は息継ぎの仕方だって覚えたけど。彼が依存するので呼吸出来ないふりを続けている。 #書き出し
2012-04-14 14:23:30もう息が続かない。おぼれる僕は空気をつかもうと必死に水をかいていた。それなのに流されるまま沈んで沈んで肺の中まで全部埋め立てられて。「……ごめん、別れよう」初めから付き合うべきじゃなかった。こんなに僕が君におぼれることなんて、知らなかった。これ以上沈む前に、どうか。 #書き出し
2012-04-14 19:09:41もう息が続かない。肺は焼けるように熱く、胃は別の生き物になって私を食いつぶそうとしてくる。足はもう動きたくないと激しく攻め立てて、それなのに、悲しいほどゴールラインは遠い。引きずるように走る理由なんてとうの昔に忘れてしまった。ただ、この息の続く限り、走り続けたいだけ。 #書き出し
2012-04-14 19:12:38