福島からの声に耳を傾ける－中下大樹氏の連続ツイート

中下大樹 @nakashitadaiki

いわき市・仮設７０代男性「北朝鮮は信じられないことをするね。でも、今の日本も北朝鮮を批判できる状態なのか？日本でも孤立死による餓死事件が起こっているし、閣僚は、多くの国民が原発再稼働に反対しているのにも関わらず、もともと再稼働ありきのデキレースを展開しているじゃないか！」

中下大樹 @nakashitadaiki

福島を中心に、宮城・岩手を何度も訪問し、被災された当事者、おひとりおひとりと生活を共にする中で、お話を聞かせていただいている。そして、了解を得た方の言葉は、このツイッター上で呟いている。復興を考える上で、被災された当事者の声こそが、一番大事だと私は思うから。（続く）

中下大樹 @nakashitadaiki

（続き）東電は言うまでもなく、政府やメディアは時に間違った情報を流す時がある。福島と一言で言っても、地域によって実情は全く異なる。自分の目で見て確かめ、自分の耳で聞いた言葉から、今後のあるべき姿を模索していきたいと私は考えている。普段、東京在住の私は＜よそ者＞でしかないけど・・・

中下大樹 @nakashitadaiki

いわき市・仮設６０代男性「枝野氏は脱原発！という気持ちが少しでも残っているならば、日本中が注目している大飯原発再稼働問題で『閣僚達には、本当にうんざり！国会議員なんか辞めて、俺は弁護士に戻る。政官財の手先なんか、やってられない！』って大声でテレビで言えば、歴史に名前を残せたのに」

中下大樹 @nakashitadaiki

いわき市・仮設７０代男性「大飯原発が再稼働して事故を起こした場合『政府が責任を負う』って閣僚たちは言うけど、それは国民の税金を投入するってことでしょう。じゃあ、福島原発で事故が起こるまでは、責任を取らないつもりだったのか？」

中下大樹 @nakashitadaiki

いわき市２０代女性「原発が止まったら電気が足りないって言う人がいる一方、大丈夫、原発なくてもなんとかなるって言う人もいる。一体、どっちが正しいの？再稼働が良いことかどうか、私にはもう分からない。もうどうでもいいや。別に自分の考えが国策に反映されるわけでもないし。どっちでもいい」

中下大樹 @nakashitadaiki

いわき市（大熊出身）・仮設３０代女性「ツイッターを始めてみて、びっくりした。好きで故郷を離れ、避難生活を送っているわけではないのに、『お前らは、甘えている』『税金を払っていないのに、文句を言うな』とか、普通に言ってくる人がいる。自分より弱い立場の人に文句を言って、ストレス解消？」

中下大樹 @nakashitadaiki

いわき市・仮設７０代男性「政治が危機的状況になると、国民は、強いリーダーを求める。その結果、小泉・竹中が出て結局、騙され、民主党も駄目と来て、今度は橋下さんか。また橋下さんで俺たちは騙されるのか？」

中下大樹 @nakashitadaiki

いわき市５０代男性・原発作業員「娘が『原発作業員の仕事を辞めて』と言う。辞めれるわけないじゃないか！もう３０年近くこの仕事しかしたことないんだよ。でもね、原発の何が問題かって言うと、こうやって家族の中でも賛成反対で対立が起こるんだよ。こうやって地域も人間関係もバラバラになるんだ」

中下大樹 @nakashitadaiki

いわき市６０代男性・原発作業員「原発がなくなったら、日本という国が本当に良くなるのかい？幸せになるのかい？うちの孫は、福島出身というだけで、避難先の他県でいじめに遭ったんだよ。何が絆だ！バカ野郎。今の日本には俺も含めて、自分だけ良ければそれでいいと言う連中ばっかりじゃないか」

中下大樹 @nakashitadaiki

いわき市６０代男性・原発作業員「そもそも、なんで福島や新潟の原発で電気を作り、それを東京に送らなければいけないのか？そこが疑問だ。人口が集中している東京が一番電気を使う。ならば東京に原発があってもいいじゃないか？でも東京にはない。じゃあ、田舎で過疎が進む福島や新潟だっらいいの？」

中下大樹 @nakashitadaiki

いわき市６０代男性・原発作業員「東京の人は福島や新潟で作られた原発の電気の恩恵を、今まで散々受けてきたんだろう。脱原発と言う人は、自分達を加害者と思っているのか？被害者と思っているのか？地方が切り捨てられていくことに、どう思っているのか聞いてみたいよ。米軍基地と本質的には同じ」

中下大樹 @nakashitadaiki

いわき市・仮設２０代女性「日本は世界有数の地震国で、世界中で起こる地震の約１割が日本で起こっている。なのに、何故、大飯原発再稼働？今の為政者・『シロアリ』達は、私たち若者や子供達のことなんか、知ったことか！放射性廃棄物など俺は知らん！負の遺産の清算って何？って思ってんの？」

中下大樹 @nakashitadaiki

RT@tomoyamama31 私達の周りの被災者も同じ事を言われています。不動産を回っても、アパートなんて借りないで賠償金で家建てれば？賠償金もらってるから働かないんだって！そんな言葉は当たり前です。私達は何か悪いことしましたか？

中下大樹 @nakashitadaiki

南相馬市５０代看護師「３月１１日のことが未だに夢に出てくる。圧倒的な自然の力＝津波の前では、医療従事者といえども、何も出来ない、ちっぽけな存在に過ぎない。津波に飲み込まれた人の多くは即死だった。自然への畏敬の念や謙虚さを忘れて、自分は何でも出来ると傲慢になっていたのかもしれない」

中下大樹 @nakashitadaiki

南相馬市５０代看護師「地震や津波は、人間の力ではどうしようもない。圧倒的な自然の力の前では、人間は無力。でも、原発は人間が作ったもの。核のゴミも処分できずに、未来へ先送りの状態は明らかに不自然。地震や津波は止められないけど、原発は止められる。だって人間が作り出したものだから」

中下大樹 @nakashitadaiki

南相馬市５０代医師「医療従事者が患者を救えるなんていうのは思い上がりで、出来る事は、患者自身が本来持っている＜生きようという力＞に寄り添うことだけ。だが３１１以降、患者達の＜生きる力＞が弱まっている。何をやっても、もう駄目だという無力感が地域に蔓延している。放射能の影響は大きい」

中下大樹 @nakashitadaiki

南相馬市７０代男性「若い頃は良く『身の程を知れ』と親から言われたものだよ。田舎で生きていくためには、共同体の規律があり、それを逸脱すると、爪弾きにされる。悪いことをすれば、世間に顔向け出来ないという意識があった。それがいつの間にか、原発を作った辺りから何でもありになってしまった」

中下大樹 @nakashitadaiki

南相馬市５０代男性「自分は誰かに必要とされている、誰かの役に立っている、自分がいないと、他の誰かが困る・・・。かつての取引先の男性が、この前、自殺したけど、そう思えない人が増えているのが自殺の要因の一つかもしれない。国や東電は、俺たちを見捨てたし、その内メディアも見捨てるだろう」

中下大樹 @nakashitadaiki

福島市５０代男性「御前崎市の市長選挙の結果は、去年１１月の福島県議会議員選挙の結果とほとんど同じ。日本中で脱原発の世論は高まっているが、選挙では脱原発候補は勝てない。何故か？都会にはない地方特有の『しがらみ』や『つながり』が強すぎるんだ。市民運動や無党派層への働きかけも難しい」

中下大樹 @nakashitadaiki

福島市２０代男性「京都大学の小出先生の最新刊を読んだ？騙された『あなた』にも責任があるって書かれていたよ。これって俺のことじゃん！」

中下大樹 @nakashitadaiki

南相馬市３０代・お寺の住職「去年の３月１１日の夜に会津、その後、福井まで家族を連れて避難した。３月２０日には檀家さんから寺に戻ってきてくれと言われ、妻子を福井に残し、独り南相馬の寺に戻った。その時に死を覚悟した。昨日、やっと警戒区域が解除された。振り返ると、波乱万丈の一年だった」

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会津放射能情報センターＫさん「脱原発とは、私の生命は私が守る。私の生き方は自分で決める。国に生命を預けないということ」

中下大樹 @nakashitadaiki

会津放射能情報センターＫさん「国は私たち国民をバカにしている。何が『国民がパニックになるのを恐れて真実を伝えなかった』だ。ふざけるにも程がある。３１１直後、私たちがどんな思いで避難していたと思っているのか・・・」