- haruna_tan
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ルートとギルの二匹は森を抜けて海までついた。夕方だからルートの背にのって海岸線を北上する。日が落ち着る前に大陸から少し離れた島に降りて今日はここで夜を明かす事にするの。島に降りるとじっとりとした靄がかかっていて自分の手すら見えないような状況なの。二匹は離れないようにゆっくり進む。
2010-06-17 04:07:09何を隠そう眉の島です。手探りで木の枝を拾ってルートに火を付けてもらうんだけどあまりに霧がこくて日が消えてしまうのね。じわじわ霧がギルの体温を奪っていくんですよ。どうにかこうにか霧の入ってこない洞窟を見つけてはいってみると人間が暮らせるような物がそろっている。
2010-06-17 04:12:26人が住んでるのかと警戒するんだけどどうもそこにある道具は随分昔に使われなくなったようなの。助かったな、と火をつけて久々まともな食事をするんですよ。そして改めてよく見てみると寝台の大きさや椅子の高さなんかが子供用だってことに気づくね。しかも一人分だけ。
2010-06-17 04:15:56子供がこんな島に一人で住んでいたわけないのにどうして?ってなりますがもう二匹ともに疲れていたので冷えないように抱きしめ会って寝るん。この後は海を越えて行かなきゃいけないから体力を多く回復させるために翌日もこの島にとどまることにするのです。
2010-06-17 04:23:22翌日薄くなった霧の島を探索したら途中で綺麗な泉を見つけて旅の垢を落とすことになった。最初にルッツ、順番で次にギルが水浴した、同時だと何か起きた時に知らせられないからね。それでギルが体を洗っているとルッツが木陰の日向ぼっこから突然身をさっとあげて言うの。「魔本の気配がする」って。
2010-06-17 04:38:36「魔法の気配がする、少し見てくる」って言ってルートが飛んでいっちゃうのね。ドラゴンは魔法の力の元に近い存在だから魔法は効かないし偵察に行こうとするの。「俺も行く」って言うけどどんな魔法か分かるまでは迂闊に近寄らない方がいい、って言われる
2010-06-17 05:09:11残されたギルが「ちぇっちぇのちぇー」って水浴びを再開していたらそれまでとても透明に澄んでいた水がゴボゴボと濁りだすの。異常なものを漢字お手泉からあがって手に馴染んだ愛剣をもつやいなや泉からドラゴンが現れる。緑の目の綺麗なドラゴンですよ。
2010-06-17 05:16:20黒メリカなか最初クズだけどどんでんしてくれるというダークヒーローパターン。 白メリカなら知らずに仲間を危険にさらしてそれを助けに行くヒーローパターン。
2010-06-17 05:26:38