同題SS紡時/背中

@llltmjlll

＜トルロル？＞「君の後ろは飽きて来ちゃったな」「どうした突然。そもそもお前は魔術師だから前線向きではないだろう」「まあ、そうだけどさ？」「俺の背後にはお前がいないとな」「ふ、何それ」「お前は俺が守る、ってことだよ」（･･･僕も君を守りたいんだけどね） /背中 #同題SS紡時

はづき @hazuki_hekira

初めて見た聖皇の、その存在感に圧倒された。穏やかな声。高貴な佇まい。そして何より……「実は背中のアレが気になって気になって」「私もです。ふふふ」「2人とも……」「お前も気になっただろ？」「うーん……そうかも？」「そうですよ！ ねえ」「いや、お前らな……」 /背中 #同題ＳＳ紡時

紅葉 @MH_Asteres

＜背中/レギ主前半＞甘え下手だっていうのはよく言われるし、ぼくも自覚はしている。だから今、静かに本を読んでいる彼の後ろ姿を至近距離で見つめながらも、何も行動が起こせずにいた。が、何かと気配に敏感な彼にはすぐに感づかれたらしい。 #同題SS紡時

紅葉 @MH_Asteres

＜背中/レギ主後半＞｢…あなたならば構いません。私の背で良ければ、しばらくお貸ししますよ｣｢っ！？う、うん。ごめん…ありがとう。じゃあ、お言葉に甘えて｣そっと寄りかかったその背中は、見た目よりずっと広くて温かかった。 #同題SS紡時

夕凪レト @reto0027

【ラスザヴィ/背中】背中にぴったりと張り付いてなつく。｢くっつくな、暑い｣｢えー｣迷惑そうな表情を向けられ、諦めたようにため息をつかれる。けれど振り払う気配はないし、好きにさせてくれるのが貴方が心を許してくれている証だと思ってもいいですか。｢えへへ｣｢気持ち悪い｣ #同題SS紡時

はのいは光の戦士になってる @hanoi_ghb

<レギ主＊背中>「さむい」小さな主が背中に抱き付いてきた。相当寒いらしい。「抱きつくのなら前からお願いします。これではろくに暖めることができません」「やだ」子供は我が儘だ。「僕、レギウスの背中だけが好きなんだから」そして非常に残酷だ。(背中に嫉妬する日が来るとは) #同題SS紡時

@mgnetic

[(主←)ザヴィ←ゼフォ] ボクは彼の背中を見つめている 彼もまた誰かの背中を見つめている いっそその視線を奪ってやりたい けれどどうにか気を引こうとすれば口から出るのは嫌味ばかりだ ｢…何だ、じろじろと｣｢いーや なにも｣ それがボクと彼 #同題SS紡時 背中

ゆきな @miramirastar

彼は昔話に出てくる伝説の英雄。その姿は朧気で、追いかけることもできない…はずだった「ん？どうした？」「え？」言われて見ると、伸ばした手が彼の背中を掴んでいる「あ、なんでもありません」慌てて放し、握った拳を胸に当てた。そう、今の僕は彼の背にも触れられる トル主/背中 #同題SS紡時

ひなさん @hinasan26

<三百年組/背中>「１人が背負えるものって、そう多くはないんだよ。だって背中は一つでしょ？」いつしか君にそう言った。つらいなら、ちょっとくらい逃げたっていいんだよ。でも君は少し悲しそうに微笑んで言った。「それでも背負わなければならないものもあるのだよ」 #同題SS紡時

ひなさん @hinasan26

<主ゼフォ/背中>「１人が背負えるものって、そう多くはないんだよ。だって背中は一つでしょ？」君は沢山のものを既に背負っているから、僕のことはもういいよ。君は前だけを見て歩いていて。でも君は爽快な笑顔でこう言った。「大丈夫、１人じゃないよ、皆がいるから」 #同題SS紡時

ひなさん @hinasan26

<ザヴィゼフォ/背中>「１人が背負えるものって、そう多くはないんだよ。だって背中は一つでしょ？」そう言って俯いた僕に、彼は呆れるように鼻で笑った。「無理に背負うから重いんだ。少しくらい引きずったっていいんじゃないのか？」 #同題SS紡時

もも @momotidus

「寒くない？」突然あたたかい毛布を背中にかけられた。「寒くなんてないわ。あなたの方が寒そうじゃない」「僕は大丈夫。でも、リュセリは女の子だから」って微笑むあなたを見ていると私は背中同様、心まであたたかかくなってしまうのよ。この気持ちは何なのかしら。 #同題SS紡時 主リュセ/背中

リューラ＠屑深 @ryu__ra

【トル主/背中】「何で急におんぶして欲しいって思ったんだ？」「…あの、お父さんの背中ってどんなかなって思って…」「お父さん…か。頼ってくれたのは嬉しいけど、おれは君の恋人だって…ちゃんとわかってるかい？」耳元に吹き込まれた返事は熱く…おれを笑顔にさせた。 #同題SS紡時

リューラ＠屑深 @ryu__ra

【マク主/背中】ぼくから遠ざかるピンと伸びた大きな背中。身体の大きさも何もかも違うのに、最後に別れた母さんの背中を思い出して…思わずギュッと抱きついてた。あなたは何も言わずにしばらくそのままでいてくれて…口にできない不安を、掬った指先から吸いとってくれた。 #同題SS紡時

もも @momotidus

「ごろんごろ～ん♪」「…今日もごきげんだね、メアメイ」「うんー♪今日も楽しく歌うよー♪」「…なんでいつも、ここで歌ってくれるの？」「この場所が一番あったかいからだよー♪」…俺も、君のぬくもりが、歌が、いつもあたたかくてとても愛しいよ。 #同題SS紡時 ノデリ×メアメイ/背中

日野 @dinh_ff14

最初は憧れだった。その背を追いたいという憧れ。次は羞恥、自身と大差ない背に負われる重責の違いに思わず泣いた。今は分からない。ただ、その背を守るのは僕でありたいと思う。偶に預けて欲しいと心から願う。君の背を、全てのものから守りたいのだ。ラス主/背中 #同題SS紡時

@llltmjlll

＜レギ主＞ 閣下と離れてから、先生は何かに憑かれたように森羅宮に集められた禁書を読み漁るだけの毎日。会いに行けば良いのに、と僕は思う。そんな寂しげで痛々しい背中は、僕だって見たくないんですよ、先生。 /背中 #同題SS紡時

なつめ @87ntm

「まぬけだよね～魔力使いすぎで倒れるなんて。重いでしょ？」「うっさい黙れ」「軽いくらいだよ。子供の頃は僕がよくおんぶしてもらったっけ」「体力配分下手だったもんな」「嬉しいな、同じ事が出来るようになったよ 」（同じどころかお前の背中なら安心して任せられる）#同題SS紡時 (背中)

@pants_prpr

私の背にもたれかかって「父さんの背中ってこんな感じなのかな、」とつぶやくこの少年に、いったいどれ程の安息を与えてあげられるのだろう。(数えきれない憎しみも悲しみも背負ってきたこの背で)(私は、) 背中 Regius×Hero #同題SS紡時

高菜 @takana_don

珍しい。そう思ってつい凝視してしまった。いつもと違う、隙間の多い服を着た剣士の少年が、一心に剣を振っていた。項やその下の肩胛骨が覗く度少女の目は釘付けになった。「リュセリ、どうかした？」「な、なんでもない！」余りに綺麗で目が離せなくなったなんて、言えるわけがない。#同題SS紡時

ニコ @nico_gensui

口を尖らせ、不機嫌な眼差しを向ける友人に 「気の持ちようです」 と答えた人の表情はやっぱり変わらない。 不思議に思って真っ直ぐ伸びた背をじっと見つめていると、首筋から背に向かって汗が流れたので、小さく笑ってしまった。＜背中＞　#同題SS紡時