あなたの考えた創作都市を紹介してください
@sousakuTL この都市は、日本で言う東京、米で言うニューヨークやマンハッタンの類いだ。発展していてビルも建ち並んで居る。唯一違う点と言えば亜人や人あらざる者が普通に歩いていることだろう #創作都市 #国王の創作メモ
2012-04-20 23:47:55#創作都市 :茹でうどんを主食にするカーガワンでは、今日も朝早くから狩人たちが森へと突き進む。「昨日仕掛けた罠を見に行くんですよ」そう語るのは狩人歴1年のKさん。「あそこの木の下です」スタッフも一緒に、罠の場所へ向かう。すると、そこにいたのは…ザルにかかった生きのいい乾麺だった。
2012-04-20 23:38:26アオイル・アイルの都は西の果てにある。その実在を信じてやってきた旅人たちは、深い谷の底、ひっそりと冷たい暗闇の懐で、ちかちかと瞬く光を見るが、降り立つ術も、声を届ける術もない。崖の傍には遙か昔に都からやってきたのだと言う老婆がおり、毎朝、谷底に花を手向けている。 #創作都市
2012-04-20 23:08:29レッドノウズレッドという街は別名を赤の街、或いは夏の街という。高温多湿、雨は降れどもけして寒くなることはなく。寧ろ湿気で蒸してしまう。袖の短い服を年中着る住人たちは冬の街に憧れを抱く。また地面には赤い煉瓦が敷き詰められている。 #創作都市
2012-04-20 23:07:19煉瓦造りの家々が建ち並ぶ街の中心にあるその塔は果てが見えず、いつからあるのか住む者はいるのかそして何故建っているのか誰も知らない。けれどもそれは街の象徴なのだ。#創作都市
2012-04-20 23:02:44#創作都市 時計が一切ない都市。そこには時間はなく、思考もなく、ただ上から言われるまま生きるの。そう、私たちは神様のいいなり。白衣の神様。私たちの世界の神様。王さまだって逆らえない
2012-04-20 23:02:41#創作都市 いつも両手を差し伸べた男がいた。着替えも食事も他人に世話されていた。手が不自由なのかと思えば、綺麗に両手を揃えて掌を上に向けていられるのだから、疑問がある。そうしているために彼は何もできないのだ。何様なのかと問うと、彼は答えた。王だ。掌の上の都市の。 #twnovel
2012-04-20 23:01:21レンガ造りの家々と緑が並ぶ牧歌的な街の外れには、深いガラスの森があり、その奥には小さいながらも設備の整った魔法学の研究所がある。何でもそこの博士はたいそうな人嫌いで、それでわざわざそんなところに研究所を建てたのだとか。 #創作都市
2012-04-20 22:53:07#創作都市 黄色い煉瓦で造られた清潔な街。笑顔の絶えない住人も気に入ったし、腰を落ち着けてもいいかと役所への道をきく。緩やかに登る階段を道なりに。ぐるりと都市を巡るように道を歩くと、さっき道を聞いた男に再び出くわした。「役所はどこに?」「この階段を道なりに……」 #twnovel
2012-04-20 22:18:19常春の民族は雪深い山奥に暮らしている。余所者とはけして交わらないけれど不便などない。彼らがそこにいるだけで雪は溶け、木は萌え、花が競うように咲き誇る。遠くから見ると、一面が真っ白のなか、そこだけが色鮮やかで美しい。 #創作都市
2012-04-20 22:03:53羽田から飛行機で2時間北へ飛ぶと、眼下にはまだ雪の溶け残る港と中高層のビルの立ち並ぶ街が見えてくる。そのまま飛行機は旋回し空港へ到着すると後は私鉄のシャトル列車で予約を取ってある中心部のホテルへと直行する。(つづかない) #創作都市
2012-04-20 21:52:50空は白に近い灰色、雪を含んだ雲が重く低く広がっている。二重の窓越しに、北国の冬景色は遠く曇っていた。ほどなく散り始めた粉雪の来し方を見上げ、彼女は呟く。「降ってきたね」寒さを防ぐために布で覆われた室内で、言葉はまるく響いた。暖炉で湯気をあげる深鍋が、ふつふつと唄う。 #創作都市
2012-04-20 21:39:43この街に暮らす僕たちは、食糧にも乗物にも動力代わりにも、たった一種類の「ナレノハテ」と呼ばれる生き物を使っている。それが第118次移民船団の生き残りの末裔だと分かっていて、同じ人間の子孫だと分かっていて、なお。 #創作都市
2012-04-20 21:36:54むかしかみさまがつみぶかいにんげんたちをあつめて火をはなちました。ははを殺したむすこもちちを殺したむすめもひめいをあげながらごうごうともえました。しかたありません、かれらは罪人なのです。みなまっしろな灰とまっくろ炭とゆたかな土に、そうしてできたのがこの街なのです。#創作都市
2012-04-20 21:36:34その都市はすべてのものが『ふわふわ』していた。羊毛の一大産地であり、羊毛しか商売上になるものがなかった。彼らは羊を掛け合わせどんどん『ふわふわ』の毛を生み出し観光客を集めるためあらゆるものを『ふわふわ』の毛で覆った。紙も『ふわふわ』、壁も『ふわふわ』、道も『ふわふわ』 #創作都市
2012-04-20 21:33:38その都市の市民達は<建てる>ということを知らない。彼らはさながら蟻の巣のように住居空間を地下に張り巡らしている。この都市の一番の財閥が名誉と威信を賭けて世界一の『超低層ビル』の建築を計画した。地下何千米の 未知なる掘削工事。そこで彼らを待っていたのは… #創作都市
2012-04-20 21:26:04星の屑が大気中で小規模爆発を繰り返して細かくなったものが雪のように降ってくる。そのため、住人は術をかけたフードつきの外套をきてうろうろする。花の咲かない都市。じっちゃんばっちゃんが多い。「大きくなったら王都に行くんだ!」といってみんな行かない。 #創作都市
2012-04-20 21:25:36其処の色は詩によって決められる。詩にこもる感情がその都市の色を決め、何度も何度も歌われる度にその都市は姿を変える。 #創作都市
2012-04-20 21:25:08#twnovel 空にしか見えないホログラム、空調設備が作り出す自然の風。剥き出しの地面はないが、人工栽培で野菜と肉を作り出す。世界は有限だ、しかし上下にも世界がありエレベーターで自由に移動できる。――ここは出口のない巨大な塔、昔は監獄と呼ばれていた。 #創作都市
2012-04-20 21:22:38#創作都市 :酒の街がある。出来立てのワインや麦酒がそこここでほのかに香る。そこにはいるのは酒の民。毎日大量の酒を飲み、体内で燃やし、口から水蒸気を吐き出す。彼らはかつてその街に収容された罪人のなれの果て。その街は世界最大の監獄だった。死罪の人間で、土地は世界一肥えている。
2012-04-20 21:22:35おおう、参加とRTありがとうございます(>_<) 自作の都市とか街とか村とか隠れ里の紹介とかバンバンやっていただけるとわたしが喜ぶ! #創作都市
2012-04-20 21:20:53筍のようなつくりをしている。「皮」の一枚一枚には数百の人間が住んでいて、外側が身分の低い者、内側に近づくにつれて身分が高くなっていく。外敵から街を守るために特殊な装甲を施してあるが、有事の際には外の皮が人民ごと真っ先に剥がされる #創作都市
2012-04-20 21:18:06〈灰かぶりの都〉むかしむかし、山の上に住む火の神がある娘を嫁にしたそうだ。ところがあまりにも火の神が熱くて恐ろしくて、娘は麓の都へ逃げ帰っちまった。怒った火の神は灰の雨を降らして娘ごと都を埋めちまったのさ。だからあの土地の土は、焼けた骨の残り滓みたいに真っ白なんだ。 #創作都市
2012-04-20 21:16:50うそっぱち世界妄想といえば、AANぐらいか。はやくワンダ亞やらぬぱ。 http://t.co/e8qGdQ9E #創作都市 せっかくなんで、タグつけて。
2012-04-20 21:15:44その都市は夜空にひっそりと浮かんでいる。地上の町は時が経てば必ず朝がやってくるけれども、その街はけして夜から離れようとしない。住人たちは月の光をこよなく愛している。たった一人、地上について書かれた古い本を目にした少女だけが太陽というものに憧れている。#創作都市
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